みんなのシネマレビュー

火まつり

1985年【日】 上映時間:125分
ドラマ
[ヒマツリ]
新規登録(2005-03-26)【Qfwfq】さん
タイトル情報更新(2024-08-27)【イニシャルK】さん
公開開始日(1985-05-25)


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監督柳町光男
キャスト北大路欣也(男優)達男
太地喜和子(女優)基規子
宮下順子(女優)達男の妻
伊武雅刀(男優)移動パン屋
中庸助(男優)漁師の男
藤岡重慶(男優)人夫
小林稔侍(男優)人夫
山西道広(男優)ブローカー
蟹江敬三(男優)ブローカー
安岡力也(男優)トシオ
菅井きん(女優)達男の母
八木昌子(女優)達男の姉
高瀬春奈(女優)ホステス
梅沢昌代(女優)民家の女
七尾伶子(女優)漁師の女
川上麻衣子(女優)ミーコ
森下愛子(女優)保母
中島葵(女優)基規子の姉
工藤栄一(男優)運転手
三木のり平(男優)山川の兄さん
十貫寺梅軒(男優)青年たち
左右田一平(男優)人夫
小鹿番(男優)鍛冶屋
脚本中上健次
音楽武満徹
撮影田村正毅
配給シネセゾン
美術木村威夫
編集山地早智子
照明高屋齋
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【クチコミ・感想】

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3.キャストをみて初めて職業俳優が多数出演していたとわかる。
そのくらい、キャストの佇まいや方言が現地に溶け込んでいる。
それは引きのカメラによる達成でもあるだろう。

街の一角を、後方に山を望む駅を、引いたカメラで出来る限り広域に取り入れ
その中で複数の人物を近景と遠景の間で動かし、絡ませるなど
非常に手間と労力のかかる贅沢な演出をしている。
人間と自然を一体のものとして画面に載せた、意欲的なロケ撮影だ。

オートバイに乗った男女が勢い余って生垣に投げ出される、
滑走する漁船から安岡力也が海に放り出される、といった危険なスタントも
引きのワンカットで収めるといった具合に、アクションも気合が入っている。

静かな森の中で次第に風が立ち上がり、ざわざわと枝葉が揺れ出す。
激しく降り出す森の中の雨は人工の雨か、それとも本物か。
これらの撮影はまさに神憑りと云うべきだろう。

太地喜和子の乗る小舟が、埠頭を歩く北大路欣也と並走しながら入港してくる、
その船側から陸側を望む横移動の緩やかな運動感。
柳町光男も、これをやっている。







ユーカラさん [ビデオ(邦画)] 8点(2014-01-11 23:29:42)

2.どう評価していいか悩むが、間違いなく言えることは、「面白くない」ということ。
それに北大路欣也はイモっぽいし、太地喜和子は気色悪いし、他の出演者達もパッとしないし、でとにかく観ていてシンドイ。
それに「神がかり」的な題材を扱った作品なので、そもそもそういったことを信じていない私にとっては、何を目的に観ていいのかさっぱり掴めなかった。 にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 3点(2009-01-28 20:01:43)

1.何といっても山の中で神と感応するシーン。『さらば愛しき大地』でも風が渡るところが怖かったけど、こちらの風も凄かった。ま言ってみればこれ『大魔神』みたいな話ですな。海中公園への怒りが一人の男に憑きものとなって現われるアニミズムの世界。むしゃくしゃしてるという主人公の不機嫌があんまり表に出てない分、このノリウツリに凄みが加わる。むしゃくしゃを表に出して演じたら“敗北”ゆえのヤケクソって感じになってしまっただろう。自然保護対開発という図式ではなく、もっと積極的に自然そのものが大魔神のような人格を持って人間を襲う話なんだ。いつもながら武満徹の音楽の入り方の的確さ。ロープを張るとこなんか、あれ音楽がなければ「山の人々の暮らし」といった教育映画ふうになったところを、ボワーンという音が入ることで、さっと画面の色合いが変わる。人間の行為に対して山が応答した声のような。 なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2008-03-26 12:19:36)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 6.25点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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