みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
13.伝記物は難しいですね。淡々としているだけですが、起伏が少なく、印象が早く薄れていく映画だろうなと思いました。演技派たちに敬意を表して7点です。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-04-23 14:51:32) 12.この様な映画を大金使って作成する事が出来るアメリカは、映画文化という観点では凄いと思う。 作品自体は普通だと思います。 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2008-10-08 13:20:41) 11.伝記映画は、どうしても、足早なストーリー展開になりがちで、エピソードの羅列のような単調なものになりやすいと思いますが、本作品もその1つでしょう。歴史上の人物の業績を知りたいなら、映画ではなくて、本で読むべきなのだな、と改めて感じさせられます。個々のエピソードはぶつ切り状態で、中途半端に登場人物の感情が描かれるので、どのキャラクタも理解できないまま、映画は終わってしまいました。 【かねたたき】さん [DVD(字幕)] 3点(2007-03-31 16:52:27) 10.まともに見えて実はかなり変わってるという人物像はなかなか真実味があっていいです。この夫婦の関係はさすがに変わりすぎてて理解の範囲を超えてしまっていますが。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-02-04 23:04:09) 9.実際のキンゼイのレポートがどんなものか知らないが、この映画を観ていて、どうも「動物としての」人間という面ばかり表現されていたと思った。人間は他の動物より崇高な生物であるなんて考えるバカではないが、犬が犬であるようにタマバチがタマバチであるように「人間という動物としての」人間という認識がなければならない。その一つに愛はあると思う。セックスと愛は科学的には切り離せるがそう簡単なものではない。何も話さない者がふっと背中に手を添えられただけで話し出すのが人間という動物。そうして新しい愛が生まれるというのが問題でなく、それまであった愛が失われるということが問題だ。「傷つけたりしてはいけない」と言っていたが、これはまさしくそれに類するのでは?これを映画にした理由がよくわからない。本でのほうが、いろいろなテーマも深く掘りさげれるし、説明も詳しくできるのでは、と思う。 【透き通るBlue】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-11-19 11:36:46) 8.まず、役者がよかった。 演技がよければつまらない映画もそれなりのものになる典型的な例のように思える。 キンゼイ博士の報告は日本でも昔から知られているらしい。 自分のおばあちゃんも知っていたのには驚いた。 キンゼイ博士はタマバチの研究において同じ種でも別の種ほどの差があるという事実から 生命とは違うことだと言い切る。 似てるって違うってことね。(Byタカラ本みりん。) 人間もみんな違って当たり前だのクラッカー。 しかし、人間とはアイデンティティを求めてしまうものなのだ。 だから膨大な数の聞き取り調査による統計的調査には意味がある。 人間を生物として捉えた場合、やはりマスとしての特徴を抽出することが理解につながる。 理解は征服につながる。(Byゼーレ) そして彼はそれをやった。 しかし、研究スタッフがエロエロな集団になってしまったのはいただけない。 生物学者は研究対象を食べるもんだと畑先生はいっていた。 人間の性行動の研究はいってみれば自分の研究で客観性を保つのは困難である。 事実、科学は愛を語れないなどと弱気なことを言う博士は情けない。 科学に愛を語る言葉を持たせて見せるくらいのことは言ってほしかった。 【アホをどり】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-10-22 15:40:26)(良:1票) 7.結構期待したんですが・・・まず、この主人公は道徳や慣習など平気で踏み外すほどの強力でエキセントリックなオタク・パワー(←ほめ言葉)を有していたと思うのですが、そんな役に誠実派の筆頭(?)であるリーアム・ニーソンを当ててはいけません。全然イメージが違ってます。期待していたローラ・リニー様も見せ場らしい見せ場なし。というか、最初は女子大生だったはずなのに、途中からいきなり老けすぎ。あと、根本的な問題として、学者の研究行動を扱っていながら、どこでどういう考察をして、どこでどういう結論に達したのかという基本的な部分が全然押さえられずに、細かなエピソードを詰め込んだだけになってしまっています。つまり、何のためにこの題材を選んだのかが不明ということ。一応、キンゼイ教授という人の存在と、キンゼイ報告の存在を世に知らしめた功績はあると思うのでこの点数。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-10-02 00:09:22) 6.当時の時代背景を考えると、キンゼイ氏の研究は身を滅ぼす可能性があるという事は予想できるが、彼の研究によって救われた多くの人の事を思うとなんとも痛ましい結果だと思う。キンゼイ氏と父親とのエピソードが良かっただけに、彼と彼の子供達とのエピソードをもっと掘り下げて欲しかった。 【よっさん】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-04-24 23:28:36) 5.当時の保守的な社会の中で、これだけ大胆にタブーとされていた分野に切り込んだキンゼイ氏はやはりただ者ではなかったのでしょう。しかし論理や学術的な視点だけではこの世界を全て単純化し、公式化してしまうことは出来なかった。人間とはもっと深くてはかりしれないものなのだということなんですね。 【ロイ・ニアリー】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-04-13 20:47:27) 4.題材としては非常に興味深く面白いのだが、描き方に焦点を絞れていなかったという印象を受けた。実際のキンゼイが様々な実験をし、周囲との関係にも色んな事があったかも知れないが、欲張ってエピソードを入れすぎたために、ラストも窮屈で無理やりな印象を受けてしまう。リーアム・ニーソンは好きな俳優なのだが、彼の演技力をもってしても稚拙な脚本は覆せなかったというところか。 【wood】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-11-05 11:07:39) 3.最近の伝記映画の中では最高に楽しめました。常識と戦うエキセントリックな人物の物語は、それだけで充分面白い。特に前半の、面接調査のリハーサルとして自分で作った設問に、キンゼイ博士自身が答えていくという自然な構成が秀逸。有名な「キンゼイ報告」についてはもちろん「熟知」してますけど、博士本人については全く知らなかったので非常に勉強になりました。この人は正に近代のガリレオ・ガリレイ。単なる迷信でしかない宗教的倫理観から「異端」扱いされる科学者というのは、「キンゼイ報告」から350年遡った「ガリレオ裁判」の時と全く同じ。生物の本質は「多様性」にあるという結論に辿り着いた動物学者は、ヒトの持つ多様性の素晴らしさも信じていました。それにしても良い奥さん見つけたよなぁ…、7点献上。 【sayzin】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-09-09 00:09:25) 2.新しい分野に切り込んだ科学者の生涯を、その功罪も含めて描いた良質の映画でした。序盤に、講義のシーンで、研究対象としている昆虫について、10万以上のサンプルを集めて観察してみて驚いたことに、一つとして他とまったく同じものは存在しないと言います。多様性こそ、キンゼイが昆虫の研究で実感した生物界の真理。人間も(人間の性行動も)含まれる生物界の真理として、多様性を容認し、受け入れよう。それがこのキンゼイのメッセージであり、この映画の作り手たちが共感しているメッセージなのかもしれません。 【解放軍2003】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-09-01 09:11:47) 1.無修正という事が少し話題になっているが、その点については全く衝撃を受けるものではないので期待しないように。それよりもエンディングクレジットの際に流れる映像の方がよっぽど刺激的ではないだろうか。 この映画は「性」についてオモシロオカシク描いたイロモノ的な映画ではなく、極めて真剣に真面目に創られている映画であるので誤解しないように。 映画は色々と考えさせられるところもあり、恐らくよい映画なのかもしれないが、どうにも自分にはピントが合わせづらい映画だった。 この映画は、今から50年前「性」という当時はタブーとも言えるテーマに果敢に挑戦した学者の苦難の半生という見方もできる。また、夫婦の愛を描いた作品でもあり、父と子の確執を描いた作品でもあり、「性」と「愛」の違いや、人間の個性についても描いた作品でもある。 しかし、それらを観客に明確なメッセージを込めて、ストレートに伝えるのではなく、かなりボヤッとした感じで描かれているという印象を受ける。 だから観る者が深く深く噛み締めれば、味が出るのかもしれないが、初見ではあまりピンと来るものがなかった。 というのも、自分はノーマルだと思っているからかもしれないが、自分がアブノーマルかもしれないと思っている人は観れば、特別に感じるものがあるかもしれない。 それにしても、例の出し方が上手いなと感じた。かなり危ない10秒オッサンとレズのおばさん、この二人を登場させることにより、キンゼイレポートの功と罪が明確になったように思える。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-08-28 13:47:29)(良:1票)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS