みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
12.二歳に映画が作れるわけないので、そこには当然大人の視点が入るのは当たり前。元々小児科医の書いた新米両親への子育て教育論が原作なんだから。それを承知で楽しめるかどうかでしょう。子供の有無によって共感度も違うでしょうね。山本富士子の美貌は子の有無に関係なく楽しめると思いますけど。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2016-07-15 11:22:34) 11.赤ん坊から二歳までの子どもの視点で描かれた映画というのが画期的。団地アパート、子育て、嫁姑の問題などどこにでもあるような題材なのだが、教育映画や某企業の宣伝映画にもならず、ほのぼのとした感覚に作りあげたのは見事、市川崑、和田夏十夫婦の暖かさが染み出ている。 赤ん坊が夜中にどんなに泣き叫んでみても、その後の笑顔さえ見れば、心が和んでくる。親から子へ、そして孫へと受け継いでいく家族の愛を感じさせられる映画だった。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-07-16 10:35:06) 10.ウチにも1歳の赤ん坊がいるので、あるある!とか、変わってないんだなあとか、結構たのしめました。調度品など昭和のレトロな感じがステキ。浦辺粂子さんのおばあちゃんが良い味だしてますね。 【すらりん】さん [地上波(邦画)] 6点(2011-11-04 11:26:39) 9.2011.10/7鑑賞。同年のキネマ旬報ベストテン日本映画1位らしいが、私が20歳の時の作品。まだ団地に住んでいたので生活実感が懐かしい。 この10年後に同じような家庭生活、同じような会話、笑いとちょっとのお涙、ペーソスを味わった。典型的な和服貴婦人イメージ山本富士子が洋服の庶民団地妻役とは・・。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-10-08 11:38:55) 8.赤ちゃんが主役という事で、さぁ泣くぞ!と意気込んで見始めましたが、笑いと泣かせどっちつかずの印象を受けました。全体の構成は子を持つ家庭の多くが経験するであろうエピソードを繋げただけなので、話に落ち着きがなくダイジェストを見ている感覚。ですがこれが本当の姿なのかなと思ったりもします。歩いたり言葉を覚えたり、その成長に感動もすれば、泣きやまなかったり振り回されたり病気したり。この映画の様に落ち着く暇もないのがきっと子育てでしょうから。そういう意味では子育てを一通り経験した人が見ると感慨深いものがあるのではないでしょうか。自分はまだ子供がいないので、まず子供が出来て成長し、ある程度落ち着いたら再度この映画を手に取ろうと思います。 【オニール大佐】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-03-01 16:29:02) 7.当時の一般家庭の雰囲気、家庭的な雰囲気が出ていて、とてもよい。 最後まで飽きずに楽しむことができた。 しかしながら、子供は苦手だし、山本富士子のようなやかましいタイプの女性が苦手なので、観ている時、多少イライラもしたが。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-09-23 20:17:34) 6.『ベイビートーク』(1982)のような作品を予想していましたが、少し違いました。確かに2歳の坊やは心情を語るものの、それは物語のスパイス程度。子育てにまつわるエピソードの数々と、坊やを取り巻く大人たちの人物描写がメインでした。親と子、夫と妻、嫁と姑。どの人間関係も一筋縄で行かないのは、今も昔も変わらないみたい。面白かったのは、いがみ合っていた嫁と姑がふとしたキッカケでガッチリタッグを組んだところ。こうなると男はタジタジ。でもこれが一番平和な状態なんですね。家庭は女でもっている。幼子の成長と共に親の成長が描かれていたのも良かったです。まるっきりお子ちゃまだったお父さんが、終盤はそれらしく見えてきました。子が親を育ててくれる。 【目隠シスト】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-08-24 18:21:45) 5.劇中山本富士子が、飄々のほほんダンナの船越英二に向かって「あなたはエゴイスト」って言い放つシーンがあるんです。私はそれを聞きながら、この台詞はもしや監督夫人脚本家和田夏十が、実はダンナの市川監督に向けて言いたかった、強烈なアッパーカット的一言じゃないのかと深読みしてしまいました。というのも以前、女優有馬稲子著自伝「バラと痛恨の日々」を読んでいて、その中にこれは市川監督のことを書いたとしか思えない、エピソードの数々が記されているのを読んでいた為。もちろん人間にはいろいろな面があるのは当然で、読後も私の市川監督の映画監督としての評価はいささかも揺るぎはしないのですが。もし仮にそうだったとしたら和田夏十という女性恐るべし!・・・まあ、興味がある方はお読みください。さて映画ですが、岸田今日子やら渡辺美佐子やら曲者をほんのちょい役で使っていても、彼女たちの個性をひらめかせる巧みな演出が光ってましたね。赤ちゃんがビニールを被る事故後の、船越英二が二人がかりで責められるシーンが最高です。韓国映画のようにバタバタと無意味に人を死なせなくても、浦辺粂子おばあちゃんに不意に訪れた突然の死、これたったひとつだけでも充分に尊い「生」の意味は伝わってきましたね。これがこの年のキネマ旬報ベストワンという評価はちと高いかなあとは思うけど、観ていて気持ちの良い佳作に仕上がっていると思います。物心ついた頃、目覚めた時に山本富士子みたいな美人のお母さんが目の前にいたら、その後の私の女性観は大いに変わっっていたかも(笑) 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-04-18 18:56:34)(良:2票) 4.世相史の記録としても優れているのが、市川崑映画の魅力の本質のような気がする。 【みんな嫌い】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-01-20 13:03:02) 3.うーん。子供のいない私にはちょっと退屈でした。 育児書が原作とのことなので、これから子供をお産みになる方 あるいは小さいお子さんのいらっしゃる方は興味深くご覧になれるのではないでしょうか? 【くろゆり】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-01-19 00:36:13) 2.子育ての日常生活をこんな映画にしてしまうなんて市川崑は凄い!気張った感じの映画でなないのですが、最後まで飽きずに見させてしまいます。船越英二と山本富士子の夫婦役も意外や意外、はまってました。 【仏向】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-08-02 12:52:55)(良:1票) 1.松田道雄の育児書が原作。何の変哲もない家族の姿をその家の小さな男の子の目を通して描いており、とても暖かく見た後は幸せな気分になれる傑作。 【イニシャルK】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2005-08-31 16:30:20)(良:1票)
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