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モダン・タイムス

Modern Times
1936年【米】 上映時間:87分
ドラマコメディサイレントモノクロ映画
[モダンタイムス]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-09-10)【イニシャルK】さん


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監督チャールズ・チャップリン
キャストチャールズ・チャップリン(男優)工員
ポーレット・ゴダード(女優)お転婆娘
ヘンリー・バーグマン(男優)カフェの主人
チェスター・コンクリン(男優)工場の親方
アラン・ガルシア(男優)社長
原作チャールズ・チャップリン
脚本チャールズ・チャップリン
音楽チャールズ・チャップリン
アルフレッド・ニューマン
作曲チャールズ・チャップリン『スマイル』
挿入曲チャールズ・チャップリン『ティティナ』
撮影ローランド・トザロー
製作チャールズ・チャップリン
配給ユナイテッド・アーチスツ
美術チャールズ・D・ホール
あらすじ
大恐慌時代のアメリカ。“彼”は工場でナットを閉めるだけの単調な仕事をしている内に錯乱してしまい、大暴走、病院送りになる。退院後、道を歩いていると、なぜか共産党のリーダーに間違えられ、拘置所送りになるが、偶然囚人の脱獄を防ぎ、独房で優雅な生活を送る。しかし、呆気なく釈放され、造船の仕事に就くが、大失態を演じてしまい、いっそ監獄に戻ろうと無銭飲食をする。しかし、護送車の中でパンを盗んだホームレスの少女に促され、一緒に逃げ出す。話をするうちに彼は、少女のために家を持とうと働く決心をする。

くなくな】さん(2005-11-22)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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131.数十年ぶりに再見しました。

チャップリンのパントマイムは仕草の一つ一つがおかしくて、本当に才能のある人だなと改めて思いました。冒頭の工場でのスパナや機械油を使ったパントマイムのセンスの良さ。名人芸ですね。

この映画は、喜劇としての面白さに加え、ローラースケートや歌声などチャップリンの芸達者ぶりにも驚かされ、社会に対する風刺も効いていて、そして希望を感じさせる印象深いエンディング。

チャップリンの才能が凝縮された傑作だと思います。 wayfarerさん [インターネット(字幕)] 8点(2021-09-25 13:21:19)

130.良い映画だとは思う。私の笑いのツボが合わなかったのと、感動するほどでは無かったと言うだけで、ちょっと期待が高すぎたのかも知れない。作られた時期も考えれば名作と言われるのも納得出来る。 alianさん [DVD(字幕)] 7点(2021-05-08 18:34:53)

129.所謂「人間疎外」系の社会風刺作品だと思っていたら、実はそうでもなくていつものドタバタコント&恋愛モノで少々期待ハズレ。 東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-03-18 15:52:51)

128.産業批判の映画と思われているが、それは序盤の話。
コメディの連続で、面白いがちょっと食傷気味になる。最後に「スマイル」が流れているシーンは良い。映画ってこういうものだと思う。 simpleさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-04-04 14:46:55)

127.「機械化された経済社会への風刺」というのが有名な評価だけど、そこはほんの前半だけなのですね。舌鋒鋭い風刺作、というよりはむしろチャップリン十八番の、ほのぼのと元気づけられる作品に感じました。それに名曲"smile"の原典がチャップリン作曲で、この映画にあったとは。なんという多才な喜劇王か。
長引く不況下、必死に生きる庶民の姿は笑いにまぶしてはいてもやはり哀しい。でも実に屈託無く、起き上がりこぼしのようにめげないチャップリンに「元気を出して。笑って。」と言われて、劇中の彼女と同じく励まされる人はたくさんいることでしょう。ラストの二人の後姿は涙腺がじわじわきたせいで、ぼやけて見えたのでした。 tottokoさん [DVD(字幕)] 8点(2018-03-28 00:41:21)

126.チャップリン初観賞。意外だったのは、笑いの主成分がチャップリン自ら体を張った笑いやリアクション芸だったこと。当時の労働体制を社会風刺しているという前評判から、知的なユーモアを表現した上級者向けの笑いが提供される作品なのだと勝手に視聴のハードルを上げてしまっていたのだけど、チャップリンのコミカルな動きや表情の作り方が単純に面白い。廃屋の壁にもたれかかって池に落ちてしまうときの転がり方なんて絶品、なんて綺麗な転がり方なんだ。その他チャップリン自らがスタントしたというローラースケートプレイや、歯車に巻き込まれるシーンなど、体を使って笑いを取る姿勢に笑いの普遍性を感じました。社会風刺性は序盤ほど色濃く反映され、後半は生活の安定を求め七転八倒するドラマ性が強まっていった印象です。 Jar_harmonyさん [DVD(字幕)] 6点(2016-05-12 05:54:45)(良:1票)

125.これはそこまでいいとは思わなかった。 aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 7点(2014-08-29 01:49:43)

124.可笑しさが本能に響いてくるシンプルさがとてもいいです。感動的で楽しい作品でした。すべてを仕切るチャップリンの多才さに感服します。
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 10点(2014-08-27 21:54:05)

123.これまでに見たチャップリンの映画の中で、唯一「これ、そんなに面白いかな…」と思っている映画です。最近、面白さと楽しさは別だという価値観を持つようになり、映画の見方が変わりました。モダン・タイムスは楽しいです。チャップリン映画の典型とも言える情のある話で、チャップリンが初めて肉声を披露したシーンは最高に楽しい。ラストショットも最高です。ただ、途中の話はあまりおもしろく感じません。チャップリンの映画を見るのだから、当然声に出して笑える映画を見たいわけです。そこでフィットしなかった。あくまで個人的な感想ですからね。とんでもなく楽しい映画に違いありませんよ。 カニばさみさん [DVD(字幕)] 6点(2014-06-21 16:26:12)

122.感動







pillowsさん [DVD(字幕)] 10点(2014-03-31 03:30:05)

121.チャールズ・チャップリンの映画を初めて観た。
と言うと、映画ファンとしての見識を我ながら疑ってしまうが、事実なので致し方ない。
自分自身、何らかの作品は観ていた“つもり”になっていた。
が、どうやらその曖昧な記憶は、数々の映画において“引用”されるチャップリンの映像によって刷り込まれていたものらしい。
言い換えれば、それくらいチャールズ・チャップリンという映画人は、世界中の映画ファンの記憶の中に最初から埋め込まれているような存在なのだと思う。

そうなると、初めて観るチャップリン映画を何にすれば良いのか?ということを悩まざるを得なかったが、何となく感覚的にこの「モダン・タイムス」を選んだ。
常に揺れ動く社会において、「仕事」とは何なのか?「働く」とは何なのか?ということをひたすらに描いた今作は、今まさに「仕事」に対して思い悩む日々を過ごす自分にとって相応しく、運命じみたものを感じた。

資本主義社会の中で、文字通り機械的に働き続ける男の姿を発端として、世知辛い世の中を風刺した今作。
働けども働けども光明が差してこない厳しさを、チャールズ・チャップリンによって笑い飛ばすこの映画は、きっと公開以来現在に至るまで世界中の“働く人々”に様々な影響を与えてきたことだろう。

素晴らしいと思うのは、人間味が薄れた厳しい社会情勢を下敷きに物語を展開させつつも、この映画は決してそのすべてを否定しようとはしてないことだ。
主人公の言動が終始一貫表しているように、たとえ世の中がどんな状況であろうとも、それでも人は働かなければならないし、働けるということに喜びを感じなければならないということを、きちんとこの映画は伝えている。

だからこそ、主人公は常に前を向いていられるし、ヒロインが打ちひしがれるラストでも、“スマイル”を促し彼女の手を引いて進み出せるのだ。
辛い世の中だからこそ、すべてを否定するのではなく、肯定すべき部分に目を向けなければならない。
この映画が長きに渡り世界中の人々に愛されているのは、そういった“力強さ”に溢れているからだと思う。 鉄腕麗人さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2013-02-17 01:48:23)(良:1票)

120.工場でチャップリンはその歯車の一つになろうと懸命に格闘するが、ノイローゼとなった結果意図せずサボタージュ扇動者となってしまう。さらに路上で赤旗振ってると思われ、逮捕される。この時代を政治的にハッキリ描いたメジャーなアメリカ映画は、30年代半ばの段階では少ないのではないか。富の偏りがあり、昼のデパートは金持ちに開放され、夜のデパートはやっと職を得た失業者と泥棒の世界となる。この夜のデパートの解放感がいい。ローラースケートで移動する滑らかさ、それは危険と隣り合わせだが、束の間の開放を味わわせてくれる。昼の工場と夜のデパート、近代が作り上げた二つの場所が対比されていたと思う。デパートのエスカレーターは、工場で主任を運び上げてしまったベルトコンベアーを思わせもするのだけど。本作からチャップリン作品は芸を見せる映画より、時代と戦う「言いたいこと」を言う映画になる。後世の私はそれをちょっと残念だとは思うが、その時代での勇気をこそ称えるべきだろう。 なんのかんのさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-01-26 09:39:56)

119.文明に対する風刺作品であると同時に、ギャグで笑わせつつ、
ほっこりとさせてくれるチャップリン独特の手法はここでも変わらず。
安定感のある内容に仕上がっている。特にラストの絵はほんわかしてていい。
チャップリンの魅力を十分に表現できている作品だった。 MAHITOさん [DVD(字幕)] 6点(2011-07-19 06:31:23)

118.チャップリンの映画は笑わせられながらもメッセージがはっきりと伝わってきます。 akilaさん [DVD(字幕)] 7点(2011-03-06 02:22:33)

117.効率優先の現代社会をするどく風刺した点が見事。
序盤の工場流れ作業での描写がとくに面白かった。
ネジを閉める癖が止まらないところや、暴走する人工補食機でのシーンはコメディとしても素晴らしい。
後半少し冗長すぎるのが惜しい。 mhiroさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-02-28 21:56:10)

116.1970年代、ビバ!チャップリン・シリーズと名打って、日本で立て続けにリバイバルされた第1弾である。
「街の灯」が制作されて5年後、チャップリンはようやくトーキー映画を制作した。しかしそれは文明発展に逆らい、人間の機械化や映画のトーキー化を大いに皮肉った映画となった。
「街の灯」の心の暖かさと好対照な冷ややかな笑いである。それが顕著に表されているのが、ラストの歌詞がでたらめな歌であろう。 ESPERANZAさん [映画館(字幕)] 7点(2011-02-19 13:16:20)

115.絶え間なく繰り広げられる大小取り混ぜたギャグ。着眼点やセンスはもとより、身体能力の高さに驚きました。間が悪いわ失態を演じるわで何度も御用となるチャップリン。ラスト、薄幸の娘と手に手を取って飄々と歩む後姿に、生ある限り、何度でも夢を持って、やり直せば良いという、力強い意志が滲み出ていました。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 8点(2010-08-15 01:39:15)

114.終始飽きることなく楽しい作品。音楽が「ライムライト」と並ぶくらい良い。ヒロインのポーレット・ゴダートは貧しいお姉さん役だがなかなか美しい。チャップリンの作品は、変に感動させようとしているものより、こういう単純なハッピーエンドの方が安心して見られる。 きーとんさん [DVD(字幕)] 7点(2010-07-24 17:52:43)

113.ほっこりとした笑いが自然と出てくる、妙に温かい映画。
ポーレット・ゴダードの好演と美しさ、そして、スマイルの旋律がとても印象的です。 タックスマン4さん [DVD(字幕)] 7点(2009-10-23 18:39:04)

112.現代の私たちが見ても笑ってしまうシーンが多いのだから、当時の人にとっては想像を絶するくらいの歓声がおこっていたんでしょうね。山に向かってふたりで歩くラストシーンがいいですよね。 T橋.COMさん [DVD(字幕)] 7点(2009-08-09 11:47:46)

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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 169人
平均点数 8.12点
000.00% line
110.59% line
200.00% line
300.00% line
431.78% line
552.96% line
61710.06% line
73017.75% line
83721.89% line
93319.53% line
104325.44% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.90点 Review10人
2 ストーリー評価 8.38点 Review13人
3 鑑賞後の後味 9.12点 Review16人
4 音楽評価 8.60点 Review15人
5 感泣評価 7.40点 Review10人

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