みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
115.この映画の主人公のような女性を知っている。 彼女たちが不幸になったのは、自業自得ではない。 彼女たちが「依存」しているかのように見えるのは、あなた方が既に与えられている側の人間だからに過ぎない。 ラストは商売上の理由でこうなっただけだと思う。個人的には、そこで迎合したのは気に喰わないが、逆に言えば、だからこそウケたのだと思う。 下妻とこれ、二本立て続けにスマッシュヒットを放ったこの監督は、告白以降失速した。(売れたかどうかではなく、単に売上だけを目指して成功した恥ずかしいやつに堕落した。要は無残にも中身がなくなっていた。そして、話しを戻すが、この映画のラストでしたのが迎合だったと監督には自覚できなかったことが、その原因だ。その意味で、この監督は既に消費された) TAMAKISTさんのレビューがよかったんで、書く気になった。 【おら、はじめちゃん】さん [DVD(邦画)] 8点(2023-01-08 03:26:43)(良:1票) 114.派手な色彩ですごく明るく綺麗な映像で、煌びやかで美しい。それとは対照的にストーリーは胸が張り裂けるほど辛い。 見終わった後にダンサーインザダークを見終わったときと同じような救いがたいトラウマ感がある。 エンターテインメントであるが、楽しめる代物ではないし、楽観的なもんじゃない。人生どうにもならんこともあるんだな、、、 でも、愛にあふれたいい映画です。人に面白いよっておすすめできる映画ではないが、残る余韻と映像美は秀逸だと思う。 【Keytus】さん [インターネット(邦画)] 7点(2019-07-14 12:02:52)(良:1票) 113.最初の方では「なんじゃこの映画、見ちゃおれん」と思ったけど、あまりの展開にぐいぐい引き込まれた何とも味の濃い映画だった。一見コメディ風、ファンタジー風、エロティック風、そしてサスペンスにも見え、ヤクザ映画にも見えた。不運というか不幸というか、それでも暗いところがない不思議な映画でもあった。そしてまた中谷美紀の演技力、監督からは怒られっぱなしだったそうだがここまでの映画を作る側も相当な者。好き嫌いは別に凄い映画だったと手放しに賞賛。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 8点(2015-02-21 22:46:21) 112.松子の生い立ちから投げやりな人生になってしまうのは分からないでもないですが、想像を絶するような心の痛みやどん底の人生を実際に経験しないとなかなか共感できない映画だと思います。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-09-28 17:40:02)(良:1票) 111.救いようのない話なのに暗くならずに最後まで観てしまいますね。「なんでっ?」 【東京ロッキー】さん [地上波(邦画)] 7点(2014-09-09 19:33:25) 110.この映像を好きになるか嫌いになるかははっきり分かれそうだけど 好きになれば心地いい映画 【aimihcimuim】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-08-13 22:26:44) 109.ミュージカル調は苦手だが、この作品は結構よかった。松子に共感できるところはあるが、男のセンスにはついていけない。松子が死んでからすぐおわったらよかったんだけど、回想シーンは長くて退屈した。 【ホットチョコレート】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-05-05 08:37:05) 108.これぞエンターテイメント。「下妻物語」に続くぶっ飛び映像。思わず口ずさむ♪曲げて~伸ばして~。 【Q兵衛】さん [映画館(邦画)] 9点(2014-02-05 10:18:27) 107.中谷の演技は凄みがあるし、インパクトは強い。でも後を引く感じではない。 【noji】さん [映画館(邦画)] 6点(2013-07-14 09:43:46) 106.なんか制作者のパワーをもの凄く強く感じる作品だった。救われない話だけど、間違いなく名作。 【Fukky】さん [DVD(邦画)] 9点(2012-06-30 02:08:12) 105.既に何度か観てしまっています。私にとっては魅力的な作品なのでしょう。愛を求め続けた松子…全部裏目に出てしまいます…せつない…。監督作品の中では一番好きですね。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 8点(2012-05-15 01:05:09)(良:1票) 104.ドラマも面白かったけど、こっちの方が面白いかな。切ない。 【afoijw】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-01-04 02:51:06) 103.ある歌の一節が頭の中で鳴り出して止まらずに困ってしまうことがあります。 劇中で繰り返される「曲げてーー伸ばしてーー」の歌が頭にこびりついてはたまらんと思い,必死に違うことを考えて耐えておりました。 本当に申し訳ないのですが,私,主演の中谷さんとは以前から折り合いが悪く,楽しめないまま映画が終わってしまいました。 【まきげん】さん [映画館(邦画)] 4点(2011-08-19 13:51:30) 102.一人の女の波瀾万丈な人生を描いた作品。 自ら不幸を背負ってしまう何だか訳のわからないヒロインだけど、 こういう女性って実際に存在するし、コメディー・タッチのストーリーなので、 あまり気にはならない。CGを多用しているのが特徴で、内容とは正反対に映像は華やか。 一応バランスは取れているんだろうけど、エピソードと演出に出来不出来があって、 やっぱり新感覚の映画といった印象が強かった。 【MAHITO】さん [地上波(邦画)] 4点(2011-08-05 07:09:07) 101.傑作。これがゼロ年代の鬼才。このストーリーでここまでのポップさとフラッシュバックのようにシーンを繰り返すなどの手法の斬新さ、そして映画らしさを失わない映像感覚、天才だと思う。一人の女性の一代記というある意味単純なストーリーだが、絶妙に時間軸をクロスさせ、最後まであきさせない。脚本のうまさが光る。時間軸だけではなく、伏線がしっかり張ってあるところも見所。中谷美紀の熱演は勿論最高だった。ただ最後の太った松子だが、中谷美紀の顔は太っていないのでどうしても違和感が残った。エンターテイメントに徹しているかと思えばラストのグライダー滑空のようなカメラワーク(どうやって撮ったのだろう)で川や土手を映し、家、階段まで持っていくあの美しさ、芸術性も見逃してはいけない。 【Balrog】さん [DVD(邦画)] 9点(2011-05-10 01:18:06) 100.下妻物語の時はきらきらした感じがよかった。これはきらきら度が限度を超えていて、あまり楽しめませんでした。あと、ミュージカル風なところも好みじゃない。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-03-07 15:32:41) 99.これほど不幸な話をこれほどポップでカラフルな映画にする発想に驚きです。音楽も素晴らしく心に残ります。 【akila】さん [DVD(邦画)] 10点(2010-12-16 03:15:20) 98.使われている音楽も素晴らしいし中谷美紀さんの演技も文句なし。 松子という女性の一生をコミカルにも切なく表現した良作だと思いました。 【なこちん】さん [DVD(邦画)] 9点(2010-12-14 06:33:17) 97.嫌われたって生きてていい 笑って泣いて 一生を生きてクソみたいな死に方でもいーさー 【おでんの卵】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-08-08 23:37:02)(良:1票) 96.中島監督の「下妻物語」本作「嫌われ松子の一生」は 映画にCM的な手法を取り入れるというそういった次元ではなく、 CM的な表現法の積み重ねで映画をつくろうとします。 そういった中島流演出法の極地が本作だと私は思います。 何故なら誰かの不幸を、これほどまでに楽しく描ききってみせたのだから。 それが出来る人は中島監督をおいて他にはいないでしょう。 それは不幸のどん底で半ば廃人になっている松子。 本作はこのどうしようもない主人公を2時間かけて売り込むという 正にCM、コマーシャルだと思うからです。 ここからは例え話 不謹慎ではありますが 本作の登場人物 中谷美紀演じる川尻松子を売り込みたい「商品」 瑛太演じる川尻笙を「客」 と仮定します。 まずこの松子という欠陥商品。 売り込む為にはどうしたら良いでしょうか? ①商品(松子)の魅力に客観性を持たせる 世間では物を売りたいとき、時に体験者談が大きな意味を持つことがあります。 それは社内の人物ではない利害関係のない他人の発言だからこそ信頼できるものであります。 本作序盤から終盤まで決して松子は人生の殆どを客観的に観ると「不幸」な生活を送ります。 嘘、人殺し、廃人・・・ただそんな松子が魅力的に写るのは上の考えと同じ事がいえます。 物語上に登場する龍洋一、沢村めぐみが正に本作での客観視点での体験者で、 とにかくこの2人が松子の魅力を語りまくる事で、客(笙と観客)は最終的には松子の魅力に気付かさるのです。 ②セリフにキャッチコピーを持たせる+α 物を売るCMには必ずといっていい程気の利いたキャッチコピーが設けられます。 本作の会話劇、物語の展開を観てみた時に不思議なことに気付かされます。 本作の物語進行は大筋 ①松子の人生談の解説→②客観視点での体験者の気の利いた一言→③笙のドライな発言orギャグ という流れでループしているようにも感じるのです。 つまりここでは松子のキャッチコピーを体験者が言い、 それに対して直ぐには信用しない観客の心情を 瑛太演じる笙が代弁しているのです。 なので本作を拝見していると変な登場人物ばかりの中、 笙だけが話が分かりそうな奴に思えてしまう事こそ本作の狙いなのでしょう。 笙が松子の魅力を感じる頃、 同時に観客も松子を好きにならずにはいられないのです。 【吉祥寺駅54号】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-07-28 21:44:01)(良:1票)
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