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【クチコミ・感想】
3.監督が森一生に交代した第3作、概ね前2作の雰囲気が維持されていて、大きな違和感はありません。今作はいよいよ完結篇、中盤は完全にお化け映画と化し、ラストはケープフィアーばりの大スペクタクルが待っております。しかしこの大映版3部作、内田吐夢の東映版からほとんど間もなく製作されておりますが、アチラが相当にイッちゃってるのに比べると、比較的おとなしい感じがするのは、千恵蔵のアクの強さに対する雷蔵の上品さ、でしょうか。結局は悪の道に染まり切れない雷蔵・竜之介、その最期において、とってつけたように息子の名前を連呼するのが、何だか弱々しい感じの否めないところ。しかしいずれにしても、この大映版も、人知を超えた超自然を感じさせるのは、確か。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-05-03 08:55:47)
2.人助けしたり子供を可愛がったり普段は随分まともになった竜之助だけど、ひとたび剣を手にすると忽ち真っ暗闇に堕ちる業の深さよ。何度も甦ってくる玉緒もコワイ!本作は監督が森一生に変わって三隅作品より大ざっぱになった印象があります。【バカ王子】さまご指摘のようにホラー映画の趣も強まり、「『岸辺のアルバム』かよ!」なラストシーンにも軽く失笑。自ら斬り殺したお浜に対しての「男の魂を奪おうとした悪女」発言には「勝手な事を」と思ってきたケド、竜之助の言い分にも一理あるかもと最近は思う。ボブ・ディランも『くよくよするなよ』で「ぼくは心を捧げたけれど彼女はぼくの魂をほしがった」と歌っているしなぁ。女ってそう言う生き物かも。 【黒猫クロマティ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-11-22 14:01:52)
1.第3作。内田吐夢版の完結篇と似たようなラストだけど宗教っぽさはあまりなく、特撮ホラー映画のような感じ。監督が三隅研次から森一生なってもそんなに変わったところは見られないけど、山本富士子が出てないのは流石にマイナス。さっきお花をたむけに行ったとかの一言で済まされてるし…。三部作ぐらいはローテーションとかしないで撮って欲しかったなと。 【バカ王子】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-20 23:47:25)
マーク説明 |
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【点数情報】
Review人数 |
6人 |
平均点数 |
6.50点 |
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