みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
92.勇敢にテロに立ち向かい、最後は助かってほしい。 【TERU】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2024-01-17 22:07:21) 91.出演者全員の演技がとてもリアルでドキュメンタリーを見ている気分になります。最初から最後まで緊張の連続でした。。。アメリカ戦闘機に撃破されたなどの陰謀説も渦巻いている中、果たして事実はどうだったのかは藪の中です。そんな中で、このような映画を堂々と作った制作陣に拍手を送りたいです。 【みるちゃん】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2022-09-29 01:07:12) 90.主人公を設けず、イデオロギーや脚色を極力加えずに事実を淡々と描いている(ように見える)作りに好印象を持ちました。娯楽映画ではありませんが、飽きる事無く最後まで見ることが出来ました。 【alian】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-09-12 20:19:36) 89.911のときの事は今でもはっきり覚えています。 仕事が終わり家に帰ったのが22時頃、でテレビをつけたらちょうどニュースステーションをやってて画面には煙をふいてる世界貿易センターが映ってるわけです。 あれ何事だろう?と着替えながら観てて他のニュースを見ようとチャンネルを替えたら、まさに旅客機がビルに突っ込んで爆発する瞬間なんですよ。 「は???」ですよ。 映画じゃなくてニュースの映像です。しかもリアルタイムです。 本当に何が起きてるのかわからなくて、もうその夜は眠らずにずっとテレビを観ていました。 あの日の事は一生忘れないと思います。 さて、この映画、その911の際に、ハイジャックされながらも唯一目標に到達せず墜落したユナイテッド93便を描いたノンフィクション映画です。 リアリティを出すために、出演者は無名の俳優ばかり、それどころか管制官などの一部は当日現場にいたまさに当事者が本人役を演じるという、本当にノンフイクション映画なのです。 よく考えてみれば、この映画はよくテレビで放送されている「あの事件の真相」的再現ドラマをより大規模に撮っただけのものにすぎないんですが、何しろ元の事件が下手な映画よりよほどすさまじい代物だし、何よりも真摯に映画化されているため、その緊迫感はハンパなものではありません。 映画の間、ずーっと眉間に皺を寄せて映像を見続けなくてはならない、こんなの娯楽じゃありません。 なのに目が離せないのです。 しかも何しろ実話ですから、何が起きるかを僕らは知ってるわけです。ユナイテッド93便は最後は落ちるのです。生存者はいないのです。 そのどうやっても避けられないラストに向けて繰り広げられる機内ドラマ…これはきついですよ、ほんときつい。 しかもきついのに最後まで見続けちゃうんですよね…地獄です。 このサイトには「ネタバレの有無」をチェックする欄がありますが、そもそもこの映画にはそれも不要なのです。 この映画の内容についてはみんなネタバレしてるからです。 93便には早稲田大の日本人学生が乗ってた事でも知られていますが、これも映画中ちゃんとキャスティングされててこの人だってわかるんですよね…つらいつらい。(マサト・カモさんという役者だそうです) さて、今回あらためてこの映画を観て気づいたのですが、これ2017年の今見ると、実に極めてシンゴジラに近いのです。特に前半から中半部。 事件を受けてノーラッドや各空港の管制塔でいろいろな人があたふたするのですが、何しろその瞬間にアメリカの空を飛んでる航空機は4000機以上いるのに、そのどれがハイジャックされてるのかどうなってるのか全くわからないわけです。 情報は錯そうし、何をどう対処していいかまったくわからないままどんどん事件が起きるんですよ。 時間があればなんとかなるんでしょうが、ハイジャックされてから突っ込むまでわずか30分や1時間、混乱してるだけでほとんどなにもできてません。 そして例えば「軍用機がハイジャックされた旅客機を見つけたとき撃ち落としてよいか」「撃ち落とすしかない」「でも誰がその命令をどんな権限で出すんだよ」的な会話が行われるのはまさにシンゴジラの会議室のそれ。 しかし、こちらでは、あまりに時間がなく情報が錯綜し連携もうまく取れずただただ混乱の中で、対応できないままハイジャックされた旅客機が今度はペンタゴンに突っ込み…戦闘機も足りないので「非武装のF16しかないなら体当たりさせてでも止めろ」なんて話になってしまうわけです。 実際のところユナイテッド93便がなぜ墜落したのかについては諸説あり、一説では軍に撃ち落とされたという説もあったりでこの映画についてそのあたりに疑問の声を上げる方もいますが(特にYAHOO知恵袋はひどい)、それはこの映画の価値においては実はどうでもいいところなのです。離陸した時点でこの飛行機には落ちる以外の選択肢は残ってなかったのですから、そこはこの映画としてはどうでもいいことなのです。 あのときの混乱を関係者に真摯に取材して真正面から(一部当事者を出演させてまで)撮った真実の力、この映画の力はそこにあります。 そしてここで示される事実の前に我々は言葉をなくす事しかできないのです。 事実は小説よりも奇なり。 この映画は観ていて本当につらい映画ですし本質的にはテレビの再現ドラマの延長にすぎないのですが、映画の中で語られる真実の前にはどうしても高い評価を与えないわけにはいきません。 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2017-11-28 20:34:36)(良:1票) 88.ひさびさに傑作に出会った気がする。ちゃんと映画という作りでありながら、テロのあの時の舞台裏というものをスピードと緊張感を保ったまま最後まで引き込まれて観れた。もちろん、未だに当時のことは鮮明に覚えているくらい、凄い大事件であったので、前知識がある分、内容に引き込まれた部分は大きいかもしれない。ただ、それでもこれを10年後にアメリカ同時多発テロを知らない世代の人たちが見たとしても、実話なのにフィクションかと思って楽しめるほど良くできた映画だと思う。 【シネマファン55号】さん [インターネット(字幕)] 9点(2015-01-26 14:39:49) 87.生々しい緊張感と揺れる画面に疲れたけどとても切なかった。 【マンデーサイレンス】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-12-09 18:34:08) 86.日本では夜でしたが殆ど時を同じくしてTVで観た、まるでアクション映画のようなツインタワービルへの自爆テロの映像がよみがえってきます。ドキュメンタリータッチの揺れる映像と全編途切れることのない緊迫感にちょっと疲れました。ユナイテッド93機内の物語は残された通信・その他の記録からの推定でしょうが、あまりの生々しさに胸が詰まります。そのまんまのストーリーでもこれだけのインパクトを人に与えるのですから映画の力強さを実感します。この衝撃は年月とともにどんどん風化していってしまうのでしょうが、これから先の考えられないような新種のテロへの不安と一神教の胡散臭さを感じさせる映画でした。 【ProPace】さん [地上波(吹替)] 9点(2014-10-03 20:09:18)(良:1票) 85.実話、ということが全ての映画でしょうね。映画のなかのように、搭乗していた人たちにも本当にそれぞれ家庭や守りたいものがあって、そしてそれぞれのドラマがあったんだろうな。 【ギニュー隊長★】さん [地上波(字幕)] 7点(2014-09-15 19:06:39) 84.9.11を扱った映画を観たのは初めてかもしれない。 ストーリーどうこうというよりも、狙いは臨場感溢れる作品、だと思う。そういうことでちょっと特殊な作品かも。 【simple】さん [地上波(吹替)] 6点(2014-09-14 18:05:28) 83.重たい。こういう映画も大切だと思うけど もう少し映画として成立して欲しかった。 【aimihcimuim】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-09-05 01:24:08) 82.私は、911陰謀説にはまったく賛同しないのですが、それでも、当日の状況を考えた時に、ユナイテッド93便は米軍によって予防的に撃墜された可能性はそれなりに高いと考えています(永久に証拠は出てくることはないので、事実を確認することは不可能ですが)。なので、本作で描かれるユナイテッド93便内でのドラマについては、映画としての面白さは買うものの、その内容をあまり好意的に評価することはできません。断片的な情報を掻き集めて、アメリカ人にとって都合の良い物語を作り上げただけではないのかという思いがどうしても残ります。実際、荷物運搬用のカートでコックピットの扉を破るクライマックスなんて、現実的にはありえないトンデモ描写だったわけだし。。。 本作で評価できるのは、空の異変に気付いた管制官達のパートです。政府・民間・軍部の複数の管制室が舞台となり、誤情報までが飛び交う混乱した現場でありながら、ポール・グリーングラスは破綻なくこれを再現してみせます。『ブラディ・サンデー』においても、複雑な事実を時系列順に整理して、丁寧に観客に伝えるという手腕を披露していましたが、本作はその何倍もの情報量を的確に扱っています。これはもはや神業の域であり、これだけの映画を撮れる監督は、世界広しと言えどグリーングラスだけではないでしょうか。。。 また、事後的な記憶の上書きによる影響を排除し、事件当日の空気感を徹底的に再現したという点でも感心しました。現在からすれば常識であっても、当日、WTCに旅客機が突っ込んだという事実を理解できる人はいませんでした。私は、WTCから煙が上がっているという第一報の直後からテレビ中継に噛り付き、二機目が突っ込む様は生中継で目撃したのですが、飛行機がビルに突っ込む様をはっきりと見たにも関わらず、あまりに想定外の出来事だったために、何が起こったのかを理解できませんでした。それはテレビのリポーター達も同様であり、その光景を見た者全員が、今見たことが理解できなかったのです。この映画は、そうした当日の混乱までを正確に切り取ってみせています。ハイジャックされた旅客機がNY上空で忽然と姿を消し、直後にWTCから煙が上がった。因果関係は明確なのに、プロの管制官すら、この二つの事象を繋げて考えることができなかった。こうした些細な部分に、本作の出来の良さを感じました。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 7点(2013-12-03 00:58:59) 81.2008-03鑑賞。2001年9月11日同時多発テロの一つを題材にした作品。緊迫感溢れる作品だった。また自宅で2棟のビルから立ち上る煙。積み木のように崩れ落ちていくワールド・トレード・センター。このTV映像を見ながら、それが真実と信じられなかった記憶が蘇る。 【ご自由さん】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-10-17 12:41:55) 80.私は「実話を元に」的な映画を苦手としていまして、そういう系は全くのフィクションとして他の映画と同じ視線で見る様に心掛けています。ですが、劇場で観た時はあまりにもインパクトのある最新の大事件だったので、やや入り込んでしまいました。時代劇と一緒で終始赤の他人の目線で想像した無責任な美談では有っても、感情移入のできるなかなか見応えのある作品でした。辛口ですみません。 【movie海馬】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-09-03 23:40:34) 79.前代未聞の歴史的事件を映画化ということで、製作者側のこの映画に対する想いが伝わってくるかのように終始強い緊迫感を感じました。リアルタイムで見ていたとてもショッキングな事件を題材としているために映画に対する没入度が高く、結末がどうなるのかわかっているのにもかかわらず乗客たちの無事を祈ってしまいました。なので最後の墜落はなんとも言えない気分です。とても良く出来た映画でした。 【映画大好きっ子】さん [地上波(字幕)] 8点(2011-09-19 23:04:27) 78.私の中で「つらくて最後まで観れない映画」番付で、東の横綱が『火垂るの墓』、西の横綱は『ユナイテッド93』という位置づけになっています。まさにハリウッドが創った究極のアンハッピー・エンド・ムーヴィーじゃないでしょうか。なんでこんなにつらい実話を映像化しなければいけないんだ、と八つ当たりしたくなるのですが、10年経った現在でも「9.11陰謀説」なんていうタワケタ妄想が一部にはびこっている現実を見ると、やっぱりこの映画の存在は必要なんだなと思います。面白半分に語られる陰謀論なぞ、犠牲者たちを侮辱しているんじゃないでしょうかね。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-09-14 21:06:12) 77.9.11テロをドキュメンタリー・タッチで描いたドラマ。 当然のことだけど、ほとんどの人はすぐにお話の中に入っていけるはず。 軍や複数の飛行場の管制センターが出てくるので、 ちょっとわかりづらい部分はあるけど、臨場感はよく伝わってくる。 結末はわかっていても、最初から最後まで手に汗握るような緊張が持続し、 画面から全く目が離せなかった。制作者側としては狙い通りの演出でしょう。 映画として評価できる部分は、そこだけなんだけど・・・。 【MAHITO】さん [地上波(吹替)] 5点(2011-07-18 03:15:07) 76.心が痛くなります。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-06-13 13:56:23) 75.こういう映像に入り込むと、アメリカの独善性を非難するのも、独善的なんだなと思う。人間の世の中は難しい。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-05-02 15:30:15) 74.この映画は9月11日に亡くなったすべての方にささげられている。当然犯人側も含まれる。情報操作とかプロパガンダと言われるが、犯人側の葛藤も見え、そこまでプロパガンダの色は濃いように思われない。そもそもこれは映画であってドキュメンタリーではない。その前提すら忘れられているのだろうか。プロパガンダであろうが捏造であろうが、それが映画としての評価を下げる要因にはならない。事実に基づいたストーリーに捏造も何もない。ちなみに乗客はコックピットまで辿り着けなかった、という調査結果が出ているらしい。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-03-21 22:00:02) 73.非常に恐ろしく悲しみに満ちた映画でした。緊張感と焦燥感に包まれる管制センター、そして絶望の機内。過剰な演出を抑えながらも非常に力強さのある演出だったと思います。観る前からユナイテッド93便とその乗員乗客の運命は分かっていただけに覚悟はしていましたが、鑑賞後はどうしようもない悲しみが心を覆う映画でした。 【とらや】さん [DVD(吹替)] 7点(2010-06-07 21:45:05)
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