みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
72.わからないことが多すぎる。自分のことは訳わからん映画を許容できるタイプだと思っているけど。兄が何を考えているのか、弟が何をしたかったのか、両方わからなかった。どちらかがわかれば、もっとスッキリ出来る気がする。 【センブリーヌ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2024-03-18 04:04:27) 71.光の描写が素晴らしい。映像美は評価できるが、脚本が退屈でなんとも地味な映画という印象だ。オダギリジョーだけがひたすら美味しい役をもらえている。伊武も香川もしたたかで狡猾な策略家を演じるのが得意なはずだが、この作品では地味で実直な田舎者を演じて損な役回りという印象だった。 【ブッキングパパ】さん [インターネット(邦画)] 5点(2024-01-14 20:16:06) 70.もうちょっと煮詰めればサスペンス的には面白くなりそうとは思いつつ、そうしちゃうと兄弟愛とすれ違いを描きたいドラマの軸がブレちゃうので、これで良かったと思う。面白かった。、 【afoijw】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2023-03-17 13:10:21) 69.西川美和監督の作品で初めて面白いと思いました. まぁ,展開は想定通りの流れでしたが,オダギリジョー,香川照之,伊武雅刀,蟹江敬三の演技が素晴らしかったです. タイトルも絶妙です. 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 7点(2022-07-17 23:05:39) 68.稔の、じっと一点を見つめる顔、洗濯物をたたむ背中。真面目さの中に狂気がみえる。最後、バスに乗って、弟から兄という存在を奪うのだろう。 【noji】さん [映画館(邦画)] 6点(2021-03-04 23:49:15) 67.この映画を観ると、人間の認識能力といものは、如何に不安定なのかということを改めて気づかされる。人間は物事をありのまま知覚することはできず、自らのフィルターを通してでしか認識できない。しかも、その記憶でさえ、後の心境の変化などが影響し、曖昧なものになってしまう。人間の記憶は、決して記録ではないのだ。 そんなことを自覚させてくれる素晴らしい作品である。 【アクアマリン】さん [DVD(邦画)] 9点(2019-01-20 18:20:13) 66.シナリオはインパクトが無く、パッとしませんが、オダギリと香川の名演が光る作品。香川さんはこーゆーちょっと変人の役柄は見事ですね。最後のシーンはゾッとしました。 【SUPISUTA】さん [DVD(邦画)] 6点(2017-07-19 16:30:56) 65.弟ひどい。あきずにはみれた。舌出して。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(邦画)] 6点(2015-04-05 17:37:45) 64.兄弟が最高の演技を魅せている。脚本も秀逸。 日本映画はこういった作品で海外と勝負するしかないと改めて感じました。 【Junker】さん [DVD(邦画)] 8点(2014-11-01 16:11:06) 63.いい映画だと思ったけど そこまで入り込めなかった。 【aimihcimuim】さん [DVD(邦画)] 4点(2014-09-17 00:46:38) 62.西川美和監督の代表作という事で今更ながら観賞。ある種独特の飄々としたローファイ感漂うタッチで綴られてはいるが、この女流監督が突き付けてくる提起はいつもながら舌を巻く程に鋭い。対照的な生き方をする主人公兄弟を通じて見えてくるもの。都会と田舎。モテと非モテ。優越感と劣等感。そして、抑圧と解放。一億総中流社会と言われる中でぼんやりとだが確かに存在している「格差」と、無配慮と誤解の積み重ねで瓦解へと至ってしまう「人間関係(血縁関係)の危うさ」。兄弟の葛藤はやがて観る側の感情をも巻き込んで不安定な吊り橋の様に“ゆれる”。最終的な結論を受け取り手に委ねる作風が賛否両論を呼んでしまう事も多いが、控え目ながらも確実に物事の核心を射抜いてくる彼女のスタンスが私は好きである。 【オルタナ野郎】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-01-08 20:13:13)(良:1票) 61.○香川さんの卑屈な演技がたまりません。私自身、お兄さんの方に境遇が近いのでコンプレックスを抉られる思いでした。想い人と出会った日のうちに寝てしまうような弟と比べられたら、そりゃきついです。○弟が事件時に撮影していた写真が核心に触れるアイテムと予想したのですが、違いました。○最後のバスは・・・お兄さんは乗ったんじゃないかと思います。 【次郎丸三郎】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-10-19 10:52:21) 60.法事ってのは、つまり「身内」の全員集合なんだな。その濃密さ、鬱陶しさ。弁護士までおじさんなんだ。娘が不意に「触らないでよ」と振り返るあたりの緊迫感をあとにも欲しかったが、やや尻すぼみの印象。この映画はつまり顔見知りだけで暮らしてることのたまらなさの話だったと思うんだが、香川照之の意味不明な笑いがやはり絶品でした。彼は歌舞伎の顔見知りだけで作っているような閉鎖社会にこのあと入っていったんだが、狂気にまで近づく彼を見てると心配になる。「兄弟」ってのは「身内」でいて、そこから逃亡する通路でもあるのか、それとも最も強大な身内なのだろうか。 【なんのかんの】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-10-10 08:44:56) 59.作品の観客にむけて、解明されていない不明点は置いておいて(というか、本作においては、観客に見せていない部分に、全くもって、好奇心と魅力を感じなかったので、わたしにてってはラストがどうなろうが、白か黒か、どうでもいいんですけど。)、わたしは非常に、”兄”の”痴”恥”を痛いほど、逃げ出したくなる程、感じた。 それは、自分の性格がまさしく”兄側”であって、”弟側”のすべての要素を”羨む!””憧れる!”絵に書いたような対照的な男二人。持つものと持たざるもの。できるものとできないもの。最終的に、あたりまえのように、気付くのが、兄のどうしようもない性格の悪さ(?)だ。百歩ゆずって、男なんて女を持てれば、(不特定多数ならなお良い)何もいらないのだ。いや、いや、言い換えるなら、自分の性格と生活に、心底、満足、納得していれば、この作品の兄のように、自分自身を恥ずかしめないで済むのだ!兄はバカだ。全く好きなことをしていない。できない。持て余している。何か外圧でもなければ、死ぬまで変わらないであろう。この作品では、外圧が加わり、”兄の痴”が爆発してしまった。(でも見方を変えれば、オスがメスから強烈な猫パンチくらっただけのはなし。)わたしは本当に皮膚が痛い。恥ずかしい。、、、、、。この作品で、それ意外のことが、なにか描かれていたのか??名作です。わたしが観たまんま、感じたまんま、が正し(?)ければ、香川の演技はすばらしい。オダギリは、うーん。よくわからん。あと、、、、、、ひとつ思う、、、、。どっか、ゆらいでいたか?? 【男ザンパノ】さん [映画館(邦画)] 7点(2013-04-10 23:37:42) 58.香川さんと真木よう子さん目当てで何の情報ももたず観たのですが、良かった。兄弟だからこその微妙な関係性、緊張感がこっちにもビンビン響いてきました。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 8点(2012-07-30 16:26:31) 57.メインとなる登場人物の人間像を周りの人間たちの描写や証言などから、 徐々に浮き彫りにさせていくという、この監督さん独特の描き方が、 本作のストーリーの内容にとても合っていて、面白い心理ドラマに仕上がってます。 香川照之とオダギリジョーが兄弟という設定はかなり違和感があったけど、二人とも好演。 特に香川照之はやっぱりうまい。彼の演技を見ているだけでも見応えのある作品だった。 【MAHITO】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-12-14 10:17:29) 56.小さい時はあんなに仲が良かったのにいつの間にかプライドや劣等感、不平不満が邪魔をしてどんどん距離が離れていく。でも心のそこではこのままでは終われないと思っている。そんな関係である二人兄弟の兄として、冒頭の弟と父の喧嘩の仲裁に入る兄の姿には共感を覚えました。 【ちゃじじ】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-11-05 01:36:54) 55.演技派揃いで落ち着いた映像ながら、所々聞き取りにくいセリフが。悪い映画じゃないが、ちょっと退屈。 【Q兵衛】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-09-21 10:34:37) 54.法事で久しぶりに帰省した弟に、密かに恋慕していた女を軽々と攫われる兄。そのことを感付きつつも、まだ内側に秘めていた兄の憤りが、吊り橋で兄を拒絶した女の態度によって噴出する。そこに殺意があったかどうかは、自分には大きな問題では無かったです。あの状況に至る兄、弟、女の関係性だけでお腹いっぱいでした。真面目によく働くがモテないオーラを出しまくって女性に縁のない実家暮らしの兄。実家を顧みずにカタカナ商売で都会に暮らし、遊び人のオーラを出しまくる女好きな弟。そして、実家を出て一人で暮らしながらも地元を離れず、土地柄と日常への倦怠と抱える女。見かけは幼馴染みとしてバランスを取っていた関係性が、弟と女のセックスによって崩れる。具体的には、弟とセックスしたことで、兄への嫌悪感が表面化した女の態度の変化で崩れる。都会と地方、継いだ仕事と獲得した仕事、個性と能力、優越と劣等など、様々な格差が引き起こした崩壊とも言える。それを映像で暴いたこの監督の構成力に感心しました。その後の裁判は、兄弟の心情の検証でした。タイトルの「ゆれる」は肉親に対して抱く心情の幅を指した言葉です。幼少時は信愛だけで成立していた兄弟の関係が月日とともに薄れて行く現実。昔の映像を観て当時を思い出しても、崩壊した関係が元の鞘に収まるとは自分には思えなかった。しかし、兄がバスに乗るシーンを見せなかったのは「ゆれる」心が希望を掴む解釈もアリとする監督の優しさのような気がします。兄役の香川照之が発する緊迫感から目が離せなかった。過去に観た彼の出演作の中では、これがイチバンです。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2011-05-17 22:41:42)(良:3票) 53.ボクは、日々の生活の中で自分自身が思いもしない言葉を吐いたり、行動を起こしてしまうし、更にその様な偶然を装って、ワガママを通しています。また、そんな気まぐれにも振り回されてます。そんなこんなでボクは自分の感情や行動の「ゆれる」サマを感じ得れ、本映画に感情移入できました。一環して保たれる「女性から見た男ども」の視点も丁寧な映像と共に素晴らしく、楽しめました。 【reitengo】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-04-14 12:42:44)
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