みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
11.現代の二人の姿には若干無理があったかな。セリフ回しがちょっと苦手。 【noji】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-09-19 18:49:35) 10.見始めてから「これは最後まで観られないかも...」と思ったが、何とか辿り着いた。 日常の、本当にただ日常の会話が中心だが、比較的終盤にかけて見応え(?)がある。 後から考えれば、なかなか良質な作品。その良質さを自分の中でこなすのは難しい。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-08-10 21:01:45) 9.太平洋戦争末期の日本、本作と同じような話は至る所であったと思います..そして、同じ時代背景 シチュエーションの類似映画が、過去にいくつも創られてきました..本作の特徴としては、極端に少ない登場人物、病院の屋上以外すべて悦子の自宅だけで繰り広げられる舞台演劇のようなドラマ..物語は悦子の縁談にまつわる、なんとも切ない恋愛ストーリー..過剰な演出はなく、等身大で微笑ましく思えるくらいの登場人物達..淡々と進むスタイルは、小津安二郎系と言ってもいい作品..良作です..(少しマイナスだったのは、冒頭の屋上シーンの長さ..半分でよかった..それから、邦題が頂けない..) 【コナンが一番】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-08-02 12:45:09) 8.どうみても若者や老人に見えないキャスティングには目をつぶるとしても、反戦を含め今の価値観で作られているのでどうしても作り物感が漂よう。当時の感性で表現してもらうともっと共感できる映画だと思う。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-07-31 23:35:58) 7.セット中心の撮影と長回しによって、あえて戯曲を忠実になぞる試みである。 それによって、メインとなる見合いシーンはほぼ実時間に近いのだろう。 時刻に関する会話や時計音の演出もあって、ぎこちなくも切実な一瞬一瞬の 「時間」が印象づけられる。 冒頭約10分間にわたる現代パートのロケシーンを配置して映画を回想形式にしたのも、 夕刻の光の推移と共に、約60年間という二人の戦後の時間を意識させるための ものだろうか。 舞台を限定し、松岡俊介の手紙の件りなど伝聞スタイルを活用すること。 紙屋邸前の石段のセットや、襖奥での会話といったオフ空間をよく利用していること。 それら観客の想像力に訴える手法は効果的で『永遠の0』の山崎貴なども 見習ったらどうかと思うが、これは単に舞台劇演出の援用でもある。 ならば肝心な原田知世の慟哭シーンこそ、襖の奥の悲痛な哭き声だけを 聴かせなければならなかったのではないか。舞台では間違いなくそうしたはずだ。 このシーン、映画の多角的な視点が逆に仇になってしまっている。 【ユーカラ】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-08-31 22:27:14) 6.なんたる低予算! 【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-02-26 22:20:03) 5.相米監督が亡くなってから、あまり映画でお目に書かれなかった長回しの演出。この映画では、その長回しが、戦争時の田舎のゆっくりした時間の中に住む人たちを描くのに効果的に使われたと思う。とてもいい映画だった。監督の反戦のメッセージが心に響いた。どんな家族にもその背景には色んな人がいる。戦争だけでなく、人が死ぬと言う事はその色んな人を悲しませる。原田知世演じる女性が幼なじみの男性が戦場の最前線に志願していくと言う事実を知った時、嗚咽する場面にはこちらも泣いてしまった。原田知世も永瀬正敏も九州出身。自分も九州だが、二人の九州の言葉は違和感なく、自然で良かった。とてもいい映画でした。 【トント】さん [DVD(邦画)] 9点(2010-06-02 17:49:00)(良:1票) 4.舞台でもなく、ラジオドラマでもなく、小説でもなく、何故映画でこの表現なのかが不明。 その理由が「作った人が映画監督だから」では、観客は納得しない。 【くろゆり】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2008-01-06 21:07:57) 3.久しぶりに良い映画を見ました。終始淡々と進む中にも戦争の残酷さ、無意味さを一般市民の日常会話を通じて訴えているあたりがにくいですね。 【ゆきむら】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-09-02 12:56:23)(良:1票) 2.静かな静かな反戦映画です。私は予告編を観た時から、直感的にこれは良い映画だろうなって確信してました。おそらく評価が分かれるのは、ほとんどワンシーンワンカットの、動きを極端に抑制したカメラワークでしょう。ストーリーは淡々と進行するので、正に退屈と紙一重ギリギリ一杯の線。私は好きです、この映画。ストーリー自体には起伏はないものの、長回しに耐えうる演技力を備えた役者たちの魅力と、人物の感情の起伏はきちんとこと細かに描かれていたから。ずっと抑えに抑えていたからこそ、後半特攻隊に志願した明石少尉(松岡俊介)が胸に秘めた想いを隠し今生の別れをしに紙屋家を訪問するシーンでの、悦子(原田知世)の感情の噴出が効果的に効いてるなあって思いましたね。それぞれが役柄を良く飲み込んだ自然体の好演技を披露。これまでさして興味のなかった本上まなみが思いのほか巧かったのにはびっくり。この映画が黒木監督の遺作になったんですね・・・。「美しい夏キリシマ」の舞台挨拶で監督をお見かけした事がありますが、いかにも生真面目そうなお人柄とお見受けしました。晩年に監督がこだわってらした作品のテーマは、これからもこれら一連の作品を観た観客の中にきっと生き続ける事でしょう。 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-07-13 11:20:57)(良:2票) 1.回想する病院屋上以外、紙屋邸の内部で完結するカメラが、卓袱台や机を挟んでの延々とした会話劇を、時おりバストショットを挟みながら、長回しで捉え続ける。演劇的に徹し潔いといえばそうだが。 【彦馬】さん [映画館(邦画)] 3点(2006-09-30 09:49:48)
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