みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
5.三池監督作品は「喰女」に続いてこれで二作品目の視聴。なので監督の個性云々はわからないが、たぶん女の情念とかが好きなのだろう。江戸~明治時代の女郎屋の話なんてきっと大好物。 現実に昔の日本で当たり前にあった、女郎部屋、間引き、子売り、村八分。そこへ近親相姦、拷問をプラスしてスプラッター風味で味付け。最後にアメリカ風に「バスケットケース」ならぬクリーチャーをトッピング!という感じだ。 けなしているように聞こえるかもしれないが、そんな事はない。フィルムでなくビデオで撮った色鮮やかなクッキリした映像と、台詞が日本の因習を感じさせる方言ではなく英語である事、この二つのおかげで昔の日本のドロドロの土俗性が薄まって、見やすくなっているうえにスタイリッシュな映像になっている。 川を流れていく血みどろの嬰児の映像すら、哀しくも美しい。 日本人向けではなくアメリカ人向けに作ったせいで、よくある日本ホラーとは一線を画したニュータイプのホラー作品になっているのがいい。 ひとつだけ、もう少しストーリーに強いオチが欲しかった。クリーチャーを見せて終わらせるのではなく、その上にさらにもう一つオチがあればもっとよかったと思う。原作付きだから難しいかもしれないが。 【りりらっち】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-12-17 19:27:24) 4.えげつないだけの無意味な拷問シーン、チープなモンスター、終盤のグログロなど、マスターオブホラーの13作を立て続けに観てきて、最も理解不能な作品でした。雰囲気は良かったのに、とても残念です。 【TOMO】さん [DVD(字幕)] 0点(2007-05-16 00:45:13) 3.「マスターズ・オブ・ホラー」とゆうホラー映画の祭典みたいなんがあって、世界のホラーで有名な監督さんが、60分間使って、色々なエピソードのホラーを作ってるんだけど、それに日本代表として作ったのが三池監督のこの映画。原作は、読んでないけど、結構、怖いとゆわれてますね。で、この映画どうだったかゆーと、60分なんで観やすいってのはありました。そして、とにかくホラー初心者にはきつい映像が満載。自分は結構色々なホラー観てきてるんで、大丈夫だったけど、それでもギリギリでした。それ以上見せられたらきつすぎるわってとこギリギリ。でも、これ以上キツイ映画も沢山観てるんで、それに救われたかな。それでも、これは作り物なんやって自分に言い聞かせなきゃ、正直、観てられなかったけど。同監督の「オーディション」に匹敵するくらいの痛さ体感。とくに女郎が拷問うけるシーンはエグイです。針をプスプスさされるんやけど、目立つ箇所は女郎なんで傷つけたらあかんとゆうことで、目立たないところで、かなり痛そうとゆうところをプスプスやられます。どこかは映画をご鑑賞あれ。お話も悲惨そのもの。ラストの特撮は不評かもしれんな~。でも俺はあの映像は三池監督のふざけた特撮っぷりが思いっきり出てて、ちょっとホッとしたけど。顔半分が変形してる女郎の役で工藤夕貴も熱演しておりました。ただ、主役の外人さんだけは、なぜか演技がくさく感じて、そこだけは興ざめでした。残念。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-23 20:05:57) 2.変態作家・岩井志麻子のクソ小説を、さらなるクソで塗り固めた映画。 女郎部屋はとても美しかったので、(あと工藤夕貴)ひょっとしたら期待できるかも‥と思ったけど、双子の姉の造形が酷すぎてがっかり。 あと、拷問シーンは酷かった。なにより一番怖いのは拷問執行者演じる岩井志麻子本人。 【彬彬】さん [DVD(字幕)] 2点(2007-01-06 10:56:05) 1.原作があんな感じなので、もっとドロドロしていて陰湿なイメージになるかと思っていましたが、日本風なようなそうでないような雰囲気の美術や画面の陰影が思いの外きれいで、観ていて驚きました。ですがあくまで原作のイメージと比較して…の話なので、十分陰湿です。全編英語台詞+字幕という演出もいいですね。ストーリーやキャラクターはあっさりしてるかな?と思うところもありますが、あの拷問シーンですべて許す!て気になります。いや、凄かった。観てて何度か叫んだヘタれです…。 【雷電為右衛門】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-12-21 21:41:12)
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