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【クチコミ・感想】
3.増村保造監督と雷蔵が初めて組んだ作品で、増村監督にとっては初めての時代劇となる映画。この二人のほかのコンビ作「華岡青州の妻」と「陸軍中野学校」が完成度の高い映画だっただけに少し期待していたんだけど、うーん、ほかの2作に比べると軽いし、全体的に明るい作風で、いうなれば典型的なプログラムピクチャーの時代劇という感じ。だから何か物足りなさもあるのだけど、それでも無難に楽しめる作品になっているのは増村監督の職人ぶりがうかがい知れる。雷蔵が女性遍歴を重ねる男を演じる映画といえば「ぼんち」があるが、この映画でもコミカルに好演しており、剣三部作などで見せるシリアスな演技とは全く違った魅力があって、シリアスな役もコミカルな役もうまい俳優だなと思わせる。ただ、この映画よりも「ぼんち」のほうが面白かった気がする。二番目にクレジットされてる若尾文子の出番が少ないのがちょっと不満。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-05-20 12:25:43)
2.市川雷蔵と中村(二代目)鴈治郎のポンポンと繰り出されるきついのにイヤミのない関西弁の商人言葉の応酬が小気味良い。女が喜べばそれでいいと、会う女会う女に次々と奉仕するも、結局女に訪れるのは悲しい結末ばかり。女が生き難い時代が露呈される。それでも面白おかしい珍道中にしてみせるのはやっぱりまったりとした言葉の力が大きい。このまったり感のせいで増村独特の痛快感が損なわれているのはちと残念。大袈裟なセリフまわしも許される世界観が出来上がっているのに。若尾文子が最後のほうにちょろっと出てくるんだけど、役どころのせいもあるだろうが他の女優にはないオーラを感じます。 【R&A】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-10-24 10:48:35)
1.タイトルにある好色てようにこの映画の主人公は本当にどうしようもないぐらいの好色男である。そんな女のことしか頭にない何とも軽くてお調子者の男を市川雷蔵が演じている。これが本当にドロドロしたタッチで人間の醜い部分ばかり描いている増村保造監督のものなのか?てぐらいやたら明るい。その明るさが監督本来の持ち味を少し殺しているように思えたのが残念ではあるけれど、けしてつまらなくはないし、それなりに楽しめる作品にはなっていると思う。 【青観】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2007-01-07 21:35:57)
マーク説明 |
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《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
7人 |
平均点数 |
5.86点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 1 | 14.29% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 4 | 57.14% |
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7 | 2 | 28.57% |
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8 | 0 | 0.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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