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【クチコミ・感想】
2.中盤、どうにも加東大介なキャストが気になり、後編の演者一覧にもやっぱりなかったため一層気になっていたのであるが、そのオチが彼が加東大介と名乗る以前の「市川莚司」としてクレジットされていたためであったことがのちに判明。喉に刺さっていた小骨が取れる瞬間。
そしてなんといってもここ一番での高峰三枝子の登場。「戸田家の兄妹」でお見かけした際には自分の中では桑野通子に持って行かれた感が強かったものの、今回の登場のタイミングとその状況が抜群、本作でのあの役どころは彼女しかない!と思わされた次第。
さて、次はどのバージョンに挑むか!? 【kei】さん [映画館(邦画)] 6点(2014-05-29 12:10:06)
1.これは原作の真山青果のせいなんだろうけど、まったく大石中心の話なわけね。群像ものではないし、吉良のほうもほとんど描かれない。第一討ち入りシーンがないんだもん。原作がそうなんだけど、これって当時の国策映画が兵隊さんの苦労話だけ描いて、敵が出てこない、ってことと似ている。大石のやったことがいかに善か、ということより、彼の内心の苦衷に共感しようとするほうが大事なんだ。だからあえて悪玉を描く必要がない。あえて中国侵略を正当化するアジテーションを必要としなかったこととパラレル。そういう意味では間違いなく本作もあの時代の国策映画であったわけだ。美しいとこと言ったら、まず冒頭、能舞台の裏手からクレーンで下降してきて大セットを収めていき、そのまま殿様のほうに寄っていく大移動。屋敷の中で吉良を見かけた翫右衛門が、すがりつく妹を引きずりながら奥へ向っていくシーン。長回しで廊下を回り歩いた果てにこれがくるのでいっそう効果があった。ただラストの高峰三枝子のエピソードは退屈だったな。もう疲れてたし。 【なんのかんの】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-06-09 10:22:56)
マーク説明 |
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【点数情報】
Review人数 |
6人 |
平均点数 |
6.67点 |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 1 | 16.67% |
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6 | 1 | 16.67% |
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7 | 3 | 50.00% |
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8 | 1 | 16.67% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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