みんなのシネマレビュー

青空娘

1957年【日】 上映時間:89分
ドラマラブストーリーコメディ青春もの小説の映画化
[アオゾラムスメ]
新規登録(2007-07-29)【青観】さん
タイトル情報更新(2015-07-27)【ESPERANZA】さん


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監督増村保造
キャスト若尾文子(女優)小野有子
菅原謙二(男優)二見桂吉
川崎敬三(男優)広岡良輔
品川隆二(男優)小野正治
清川玉枝(女優)信子の叔母
穂高のり子(女優)小野照子
町田博子(女優)岡田のおばさん
滝花久子(女優)有子のおばあさん
柴田吾郎(男優)竹中
叶順子〔1936年生〕(女優)ピンポン大会の少女
渡辺鉄弥(男優)若い男
藤山浩一(男優)学生風の狂人
高村栄一(男優)紳士
飛田喜佐夫(男優)美術社社員
早川雄三(男優)事務員
信欣三(男優)小野栄一
三宅邦子(女優)三村町子
南都雄二(男優)哲五郎
ミヤコ蝶々(女優)八重
沢村貞子(女優)小野達子
東山千栄子(女優)広岡静江
八潮悠子(女優)米川信子
藤田佳子(女優)津村順子
原作源氏鶏太「青空娘」
脚本白坂依志夫
音楽小杉太一郎
撮影高橋通夫
製作永田雅一
企画藤井浩明
配給大映
美術柴田篤二
編集中静達治
録音須田武雄
照明久保田行一
その他東京現像所(現像)
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【クチコミ・感想】

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9.話そのものは失笑モノのレベルですが、最初から最後まで若尾文子の魅力をたっぷり味わうことができました。最近は「この人さえ出ていれば、たとえどんなマヌケなストーリー展開でも最後まで観ちゃう!」と思わせてくれる役者なんていませんよね。そういう意味ではすごい女優さんだと思います。
内容的には、有子のように「もっとスカッと生きようぜ!」という気分にさせてくれただけで充分。映画としてどうのこうの言うような作品ではありません。
それにしても、セクシーシーンなんて全然ないのに、あんなにエロい雰囲気が漂う若尾文子って・・・。特に最初のセーラー服姿なんて、フェロモン爆弾ですね! そういう人が、元気ハツラツさわやか娘を演る、というギャップも面白かったですが、意地悪な継母や姉を最後に不幸のどん底に陥れる・・・という脚本なら満点でした(笑) ramoさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-11-08 12:24:03)

8.なんとなくだけど昔のテレビドラマはこれ系が多かった印象がある。ホームドラマって言うのかな。テンポが良く、賑やかで…。それの原型みたいに思えた。ストーリー展開は大層なものではないけど、若尾文子ファンなら見て損はないだろう。あぁ、末っ子小僧の羨ましさよ。 リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-03-06 18:04:12)

7.カラーの若尾文子様もかわいいんだけれど、若尾文子様はやっぱりモノクロの方がより一層魅力的に感じる。僕だけやろか。 ケンジさん [DVD(邦画)] 6点(2012-03-03 20:43:47)

6.見所は何と言ってもヒロインの若尾文子。
冒頭のとても女子高生とは思えない髪型と口調にはびっくりしたけど、やっぱりきれい。
内容はさっぱり系の青春ドラマで、ラストもうまくまとめており、
コテコテのアイドル映画よりはましだけど、基本的に作りはそれらと変わらない。
若尾文子の魅力だけは存分に味わえる作品だと思う。 MAHITOさん [ビデオ(邦画)] 3点(2011-08-01 11:50:42)

5.源氏鶏太と言えば「三等重役」に代表されるサラリーマン小説が有名であり、私も若い頃何冊も読んだものである。ユーモアに富んだ軽妙な語り口と明るくさわやかな感じが私の好みであった。その源氏鶏太の映画作品とあればと期待して見たのだが、評価は微妙。映画にしてしまうとわざとらしさが目立って気になってしまった。


ESPERANZAさん [DVD(邦画)] 5点(2011-07-01 10:42:57)

4.・・・なんとも不思議な感覚ですね。これまでもう「したたか」で「妖艶」で「一筋縄ではいかない」複雑なキャラクターを演じている若尾文子を、後年の数多くの作品で見てしまっているので、この映画の明るく健気な彼女を観ていると、「何か絶対裏があるに違いない!」「後できっとあの底意地悪い兄姉どもに仕返しするに違いない!」って考えてしまうんですよ。困ったもんだ。まるで「鬼畜」のすぐ後に「秋刀魚の味」の岩下志麻様を観てしまったような感覚とでもいったらいいか(笑)(←ちょっと違う)増村監督作品は大映現代劇特有の、ねとっとした湿りっ気が払拭されているのがまず何より。同じ会社で一見近寄り難い美貌の山本富士子に比し「低嶺の花」と称された時期の、庶民的な若尾文子の魅力が一番出ているのがこの作品ではないでしょうか。とは言っても、どうしても上記のような「一発逆転若尾ちゃん一人勝ち!」を、ついつい愚かにも期待して観てしまった私はこの点数に留めさせて頂きます。出来る事なら、同時代に順々で溝口→増村→吉村→川島作品で演技的に成長していく彼女を観たかったですね。 放浪紳士チャーリーさん [DVD(邦画)] 7点(2009-08-23 10:24:10)(良:2票)

3.シンデレラ物語を日本に移した、まあどってことない話なんだけど、そういう物語を借りてある生き生きとした瞬間を描きたかったってことなんだろう。随所に増村タッチが見られ、湿っぽくなっても仕方のないところでも、しっかり除湿されている。この人らしさを感じたのは、たとえば東京駅に着いた若尾文子の周囲の喧騒を、あおり気味に捉えたスケッチ。あるいはピンポン大会でのワンカット、顔つき合わせて、しかし無感情に人々がしゃべるとこ。セリフの内容がそれほどストーリーにとって重要なわけじゃなく、画面の中に顔が詰まり、言葉が詰まっている、そのギューギューしている感じの楽しさが眼目。先生の菅原謙ニが赤電話かけてくるカット、ぎっしり赤電話を詰めて、手前のおばさんにも思いっきりしゃべらせる。この過剰に詰まって沸き立つ感じが、もうデビュー2作目で完全に独自のものになっている。靴を絡めたのは、やはりシンデレラを意識してのことなんだろうなあ。 なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2009-08-19 11:59:05)(良:3票)

2.若尾文子の肉感的でいて健康的な美しさを堪能できる作品。
話としては決して好みではないが、元気に溌剌な空気、そして青空が画面いっぱいに広がっており、すがすがしい気分になれるのが良い。 にじばぶさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-10-06 00:07:45)

1.若尾文子といえば落ち着いた上品な大人の雰囲気が漂う女優、あるいはちょっと小悪魔的な魅力を持つ女優というイメージがあるのだが、増村保造監督との初コンビ作となる本作では、そのイメージとは違う明るく元気なヒロインを演じていて、川島雄三監督の「しとやかな獣」や「女は二度生まれる」でも印象的だった彼女だが、ここまで爽やかで清潔感溢れる魅力を感じるのは初めてだ。映画の面白さや完成度としては確かに「しとやかな獣」や「女は二度生まれる」、同じ増村・若尾コンビの作品なら「華岡青州の妻」のほうが上だと思うものの、この映画の若尾文子の明るい魅力にはとにかく「やられてしまった」という感じですごくかわいい。そして映画としても増村監督らしいハイテンポな演出も見ていて心地よく、軽い仕上がりになっていて、とても見やすく楽しいものになっている。脇のミヤコ蝶々や南都雄二もいい味を出していて楽しいが、とにかく本作「青空娘」は、何度も同じことをいうようだが、若尾文子、若尾文子の魅力に尽きる映画だ。 イニシャルKさん [DVD(邦画)] 8点(2008-07-08 20:28:32)(良:2票)

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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 6.87点
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100.00% line
200.00% line
316.67% line
400.00% line
516.67% line
6320.00% line
7533.33% line
8320.00% line
9213.33% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.00点 Review1人
2 ストーリー評価 3.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review2人
4 音楽評価 3.00点 Review1人
5 感泣評価 2.00点 Review1人

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