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けんかえれじい

1966年【日】 上映時間:86分
アクションコメディモノクロ映画青春もの学園ものロマンス小説の映画化
[ケンカエレジイ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-06-04)【イニシャルK】さん
公開開始日(1966-11-09)


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監督鈴木清順
キャスト高橋英樹(男優)(男優)南部麒六
川津祐介(男優)スッポン
片岡五郎(男優)タクアン(クレジット「片岡光雄」)
恩田清二郎(男優)麒六の父
宮城千賀子(女優)ヨシノ
佐野浅夫(男優)近藤大尉
長弘(男優)剣道先生
玉川伊佐男(男優)喜多方中学校長
浜村純(男優)アヒル先生
加藤武(男優)マンモス先生
野呂圭介(男優)金田
松尾嘉代(女優)みさ子
日野道夫(男優)ガニ股先生
前田武彦(男優)
柳瀬志郎(男優)
脚本新藤兼人
石上三登志(ノンクレジット)
音楽山本直純
撮影萩原憲治
配給日活
美術木村威夫
編集丹治睦夫
照明熊谷秀夫
あらすじ
南部麒六(高橋直樹)はスッポン(川津祐介)とともに岡山中学で喧嘩に明け暮れている。一方で、麒六は下宿先の娘道子(浅野順子)に思いを寄せている。しかし、麒六は問題を起こし、会津若松の喜多方中学校に追いやられることとなった。麒六は会津でも大暴れをする。

ジャッカルの目】さん(2007-01-27)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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21.描写しようとしている対象に比べて、肝心の全体の作り方が、突き抜け感がないというか、おとなしいというか、整いすぎているのです。つまり、台本に喧嘩をすると書かれているから喧嘩をしているだけであって、人物そのものに喧嘩の素養なり特性があるように見えません。 Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 2点(2018-11-03 19:37:28)

20.出だしから「なんじゃこりゃ」の連続も、会津に移るあたりから麻痺してくるのか可笑しさが込み上げてきます。思わずうなってしまうようなシーンにも時折出くわしますが、最後はやっぱり「なんじゃこりゃ」。14歳も離れたこの可愛いヒロインを嫁にするなんて巨泉もワルよのぉ。 ProPaceさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2018-10-25 23:12:59)

19.浅野順子が観られるだけでこの映画は日本映画のベストテンに入れてもいい。 火蛾さん [映画館(邦画)] 10点(2015-04-05 18:50:19)

18.会津魂だの会津精神だのを連呼する学生達の思想はあまりピンと来なかったが、けんかシーンが多く飽きずに楽しめた。
パチンコ弾みたいなのを指で発射するシーンなど、独特の清順節も楽しい。
けんかに明け暮れる主人公を更正しようとピアノを教えるヒロインがまじ天使。
2人のいじらしい恋物語は、けんかばかりの展開の中、束の間のやすらぎを与えてくれる。ピアノをアレで弾くシーンのユーモラスさが実に良い。 ヴレアさん [DVD(邦画)] 7点(2014-12-07 23:58:00)

17.鈴木清順を初めて観ました。このオリジナリティはすごい。エンターテイメントですね。ものすごいカット割。ユーモラスです。 Balrogさん [DVD(邦画)] 6点(2010-08-27 13:33:58)

16.喧嘩にあけくれ、好きな女が出来てもそれを上手く伝えられない男の悲しさ、空しさを何かで発奮するしかないのが男であるというようなそんな感じの作品です。作品のテンポも良い。下ネタもけして下品にはならないで楽しませる工夫がされていて、見ていて不愉快な気持ちには全くならない。喧嘩のシーンの漲るパワー、躍動感など感じられるし、それでも物足りないのは何故か?ラストもえっ?て感じの中途半端な気がして物足りない。 青観さん [DVD(邦画)] 6点(2009-11-01 14:09:49)

15.戦前を舞台にした元祖(?)不良アクション。 この時代からすでに学級崩壊の構図はできあがってたんだなぁ。学生役の高橋英樹は今と全く変わらないオッサン面だなぁ。などと感慨にふけりながらも、斬新な演出や、下ネタ、なかなか軽快なドタバタアクションは楽しめます。でも、喧嘩にはもうちょっとなんか理由がないと熱くなれないよなー。 すべからさん [DVD(邦画)] 6点(2009-04-04 20:46:06)

14.男の子って馬鹿なんだなあ、ということを再確認する映画。原作が文庫本で出ていますが、私の青春時代の愛読書でした。 ぢいさんさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-03-20 11:46:34)

13.痛々しい喧嘩のヤンチャ的暴力性、触れるのもおっかない男女の仲の赤面的純情さ、こんな使い方があったのか!ピアノのハレンチ的欲情、そして真っ直ぐな反抗的青春…。暴力に馬鹿さに悲哀と男の構成要素をものの見事に描ききった本作のパワーは凄まじいです。そんなアホな男どもに蹴散らされる清純なる道子さんが可哀相でたまらんですが、これぞ〝をのこ〟の映画。 ミスター・グレイさん [DVD(邦画)] 8点(2008-05-28 18:18:55)

12.こ、これって、もしかして、『オースティン・パワーズ』並みのお馬鹿ムービー? いや、主人公が真顔でにやけてないだけ、お馬鹿ぶりは上回ってるかも。
いや、いろいろな意味で凄いものを見ました。
ほんとにこれ、笑ってしまっていいのですよね? いのうえさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-01-11 00:00:11)

11.大昔に名画座で、熱気ムンムンの中、見ました。実に痛快でした。鈴木清順、高橋英樹など、何かのキーワードでこの映画にたどり着いた方は是非見て欲しいと思います。ぼくが抱く「バンカラ」のイメージはこの映画によって形成されました。結末に尻切れトンボの不満を覚えますが、傑作と思います。 ジャッカルの目さん [映画館(邦画)] 9点(2007-01-06 18:27:00)

10.これが日本を代表する青春映画なのか。たしかにテンポの良い、男のための映画という感触はあった。それでもB級感漂うチャンバラと軍国主義の嵐が吹き荒れる印象は拭えなかった。男気と暴力的さは、紙一重だ。 mhiroさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-06-03 10:57:07)

9.バンカラもの、番長ものは好きな方ですが、いまひとつ入り込めませんでした。旧制中学の喧嘩に鎌・鋤・鍬は無いと思います。これだと一戦交えただけで死者が出てしまうのでは。旧制中学といえばある程度の家庭の子弟が通っているはずで、しかも戦前ですから、「親に金を出してもらっている以上は、ここまではできない」というような暗黙の境界・ルールがあったと思います。 また対立相手があまりに悪役じみているというか、批判し易く描かれている事も物足りない。この手のものの醍醐味は、一見甲乙付け難い生きざまの者同士が、ある程度の説得性を持って雌雄を決する所にあると思うので。 この微妙な違和感は「戦後」の(或いはキリスト教的な?)やや偏ったフィルターを通して、「戦前」を描いている所からくるのかな?と思ったりしました。 番茶さん [DVD(字幕)] 6点(2005-04-03 04:00:30)

8.清純なマドンナとひとつ屋根の下という設定の中、主人公が日々男を磨く為にケンカに明け暮れる、、、というなんとも青臭い青春ドラマなんですが、まずはこのときからすでに斬新なつくりになっていることに驚いた。別の部屋でピアノを弾く道子と自分の部屋にいる主人公・麒六を同じひとつのセットで撮る。部屋から飛び出したかと思うとソコは麒六の頭の中。会津で学生がしゃべりながら歩くシーン、それをカメラは追わずカメラの前を通りすぎるカットを繋ぎ合わせる。鈴木清順、あなた凄すぎ!当時は受け入れられたのでしょうか。弱い先生(たしか浜村純)が生徒にバカにされるシーンの怒涛の細かいカット割は観客にけんか売ってますね、絶対(笑)。で、青臭い青春ドラマで終わらないから尚凄い。男を磨くという若者の向上心が時代の渦に巻き込まれようとする手前で映画は終わります。道子のラストシーンが「暴力がもたらすもの」を象徴しているように感じる。一瞬しか映らない北一輝役の俳優の目がまたいい。 R&Aさん 7点(2004-10-18 14:09:21)(良:1票)

7.「岸和田少年愚連隊」を観た時も同じような事を思ってレビューにも書いたのだけれど、どうもこういう「ケンカに明け暮れた青春モノ」が、嫌い、というのではなく苦手だ。これは何も僕が「ケンカや暴力を憎む非暴力・平和主義者」だから、というわけではなく、多分自分の青春時代が、ケンカで相手をぶっ飛ばす位では解消できないほどの鬱屈したものだったからじゃないか、と思う(この辺の事を突っ込むと、僕のココロの中の「危険なトビラ」が開いちゃいそうなので、あんま追求しないで下さいませませ)。という事でこの作品も純粋に「映画」として評価・鑑賞する事が出来ないのです、ゴメンナサイ。ただ、ちょっとナナメから観た意見かもしれないけど、これってバンカラの時代を描きながら、実はバンカラを賛美してる訳ではないんじゃないかな、と思ったんですよね。「バンカラとかいってカッコつけてアウトローぶってるけどさ、結局自分たちで世間の常識よりもっと息苦しいルール作ってそれに順応してるだけじゃん」って感じで。だから、主人公が226事件に触発されて東京に旅立つというラストは真の意味で「アナーキーで自由な在り方」に対する志向を象徴しているのではないか、と感じました。深読みかもしんないけどね。 ぐるぐるさん 6点(2004-07-27 16:08:01)(良:1票)

6.♪ひとつ ケンカはガンのつけぇ~ ふたつ ケンカは 肝っ玉ぁ~♪ 清順監督の遊び心がいっぱいの傑作青春映画ですわ!私の世代が即思い浮かべるのは『男一匹ガキ大将』『硬派銀次郎』あたりの本宮ひろ志の漫画かな。惚れ惚れするほどの子気味良い編集や構図の上手さ等、評価できるところは山ほどあります。♪むっつ ケンカはクソ度胸ぉ~ ななつ ケンカは身のこなしぃ~♪ nizamさん 8点(2004-05-12 12:51:20)

5.コラッ麒六!チンコでピアノを弾いちゃいけません!バンカラ青春活劇の傑作ですな。花の応援団やビーバップなどの原点はココだったのかぁ。 亜流派 十五郎さん 6点(2004-03-29 18:25:55)

4.こーゆう昔の青春映画で鈴木清順って?と思って観てみた。
バンカラが存分に味わえて面白かったし、痛快な展開に時代背景が含んでるのが印象的だった。(テレビ)

zero828さん 8点(2004-03-04 20:45:16)

3. 日活B級映画御用達監督だった鈴木清順にとって転機となった青春ドラマの佳作。旧制岡山中学(…今の高校カナ?)の破天荒でケンカ好きな名物男・麒六を高橋英樹が溌剌と演じて実に痛快。時代背景が1936年の二・二六事件(北一輝もチラッと登場)である辺り、単なる不良・番長・チンピラ・ヤクザ映画とかの底浅い暴力モノとは一線を画している。ケンカの師匠である先輩・スッポンを演じた川津祐介、ヒロイン道子に扮した浅野順子共に好演。特に浅野は間もなく(何と大橋巨泉と!)結婚し引退したのが実に勿体ない可憐さだった。「ツィゴイネルワイゼン」や「陽炎座」で清順はチョット…と敬遠している方や、TV時代劇での高橋英樹しか知らないような方には是非オススメの逸品。全然難解じゃない(寧ろメチャ分かり易い)んで御安心を。 へちょちょさん 8点(2003-03-08 00:36:39)

2.私もこの作品の高橋英樹は好きです。今となっては到底見ることのできない,骨っぽい男の生き様が熱っぽく綴られていて,懐かしさと羨望が交錯します。目出度く8点献上。 koshiさん 8点(2001-10-06 20:50:19)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 27人
平均点数 6.59点
000.00% line
100.00% line
213.70% line
300.00% line
413.70% line
527.41% line
61037.04% line
7518.52% line
8622.22% line
913.70% line
1013.70% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review3人
4 音楽評価 6.50点 Review2人
5 感泣評価 8.00点 Review1人

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