みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
4.やたらと前衛的というか何というか、通常の描写の枠組を外そうという意図が見て取れるのですが・・・怖いぞ怖いぞと煽り立てられても、逆に作り物っぽさが増してしまって、かえって怖くないのです。 【Olias】さん [DVD(邦画)] 3点(2016-05-11 23:27:26) 3.左幸子がアパート暮らしの団地妻と言うだけで何か起きるんじゃないか?ただでは済まない何か只ならぬ雰囲気が充満していて不気味だ。あの音楽が更に不気味さを際立たせてる。いつ何が起きるのかという不安、左幸子だからこそ成り立つ怖さ、関わる人間は勿論、犬までも怖く思えてきてならない。それにしても左幸子という女優としての幅の広さ、演技力には毎度ながら感心させられる。 【青観】さん [DVD(邦画)] 8点(2014-10-09 20:10:51) 2.団地アパートに住む夫婦の日常を描きながら、微妙な心理劇の様相を見せる。また団地近くに存在するバタヤ集落との対比が、いかにも左翼思想家の社会派ドラマらしい。ベルリン映画祭特別賞の映画らしいが私にはなじめにくかった。 【ESPERANZA】さん [映画館(邦画)] 5点(2012-08-21 06:35:45) 1.団地に住む平凡な夫婦と、そこに起る何気ない日常を、普通に、だが、不気味に綴った作品。 武満徹の音楽がマッチしているかどうかは微妙なところだが、団地の何の変哲もない風景すら不気味に見えてしまうその音楽の影響力は凄いものがある。 左幸子が珍しく魅力的に見えた。 普通の主婦だが、どこかに団地妻的なエロスを感じた。 その夫を演じた岡田英次は、役所勤めというお堅いサラリーマンを見事に演じていた。 平凡でそれなりに幸せだが、どこか充ち足りない。 そんな団地住まいの中産階級な夫婦を、淡々とモノクロ映像に映しただけの作品なのだが、サスペンス的な風味も相まって、最後まで予想以上に楽しめた。 羽仁進はドキュメンタリー出身の監督だと聞くが、その作風には多分にその影響が見て取れる。 団地には数多くの世帯があり、その中の一家族の生活を、覗き見するような感覚にさえなった。 ラストは不思議な余韻が残った。 何を言わんとしているのか、いまいち理解に苦しむが、それがまた不気味で、いい味を出していたように思う。 左幸子の演技の巧さも再確認できる作品である。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-01-09 17:53:44)
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