みんなのシネマレビュー

不死身の保安官

The Sheriff of Fractured Jaw
1958年【米・英】 上映時間:103分
コメディウエスタンロマンス
[フジミノホアンカン]
新規登録(2010-02-13)【ミスター・グレイ】さん
タイトル情報更新(2023-02-13)【Olias】さん
公開開始日(1963-10-08)


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監督ラオール・ウォルシュ
キャストケネス・モア(男優)ジョナサン
ジェーン・マンスフィールド(女優)ケイト
ブルース・キャボット(男優)
撮影オットー・ヘラー
配給20世紀フォックス
あらすじ
英国で銃砲店を営むジョナサンは商売そっちのけで発明に没頭していたが、叔父に仕事をせんと勘当すると言われ、販路拡張のため米国、西部に渡る。しかし、そこは二大勢力が対立する無法地帯で、ふとしたことから凄腕のガンマンと勘違いされたジョナサンは保安官に任命されてしまう。さらに宿泊先である酒場の女主人ケイトはとっても刺激的で・・・。

ミスター・グレイ】さん(2010-02-16)
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【クチコミ・感想】

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3.「コメディウエスタン」なんてジャンル、あるのかどうかは定かではないですが(すぐ思いつくのは「テキサスの五人の仲間」とか?)面白かったですね~、これ。冒頭からして最早ウエスタンらしからぬ展開。ヒロインJ・マンスフィールドもデビュー作「女はそれを我慢できない」より更に活躍の余地を与えられ、伸び伸びとコメディセンスを披露してすこぶる好調。ただし唄は吹き替えっぽい。当時、演技派路線に徐々にシフトしはじめたマリリン・モンローの後釜に彼女を据えようと、20世紀FOX社としても彼女の売り出しに必死だったんでしょうね、きっと。『不死身の保安官』たるケネス・モア氏も、その英国的地味キャラが巧く生かされていました。ヒーローとは到底思えない、彼のアンバランスな体型が一番おかしかったです。2023年は紅白も観ず、この映画で年越しを迎えました。 放浪紳士チャーリーさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2024-01-04 22:58:03)(良:1票)

2.不死身の保安官、というと、いわゆる「マニアック・コップ」ですかね。別名、地獄のマッドコップ。違うか。
何がどう不死身かというと、こういう作品を見てると地球上最強の生物は「イギリス紳士」なんじゃないか、と思えてくる。世界のどこへ行こうが、誰が相手だろうが、我が道を行くのみ。
我らが主人公がポンコツなら、ヒロインは輪をかけてポンコツ。まさに、割れ鍋に綴じ蓋。
と、まあ、ハチャメチャなコメディ調の作品ではあるのですが、内容はというと、町が二つの勢力に二分されていて、そこに主人公がやってくる、という、意外にも『用心棒』の先駆けのような作品でもあります。さらには何と、『タクシードライバー』のトラヴィスもびくりの仕込み銃(?)まで登場。何と言う先見性。先見性はあるけど、ハチャメチャ。
いや、楽しかったです。 鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-04-15 12:11:09)(良:1票)

1.ラオール・ウォルシュ晩年の作品。超お気楽コメディ・ウエスタンです。
ひょんなことから荒くれ者が揃う西部開拓の地に、ロンドンから銃の行商にやって来たド天然英国紳士。
ひょんなことからそんな英国紳士が凄腕ガンマンと勘違いされ、保安官に任命されてしまう。
ひょんなことから白人と対立する先住民から信頼を勝ち得えてしまう。
ひょんなことからジェーン・マンスフィールド演じる街で一番のゴージャス美女までゲットしてしまう。
襲いかかってくる先住民や西部の無法者に対し、臆することもなく正論で危機を突破していく。
全く場違いですが、なんだかんだでその場を収めていく英国紳士をケネス・モアがコミカルに好演。
ちょっと他に無い空気が漂う異色の西部劇ですが、これがなかなかの面白さです。
確かに、“不死身の保安官”です。 とらやさん [DVD(字幕)] 7点(2021-01-16 22:17:22)(良:2票)

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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 7.57点
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