みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
6.実話をコメディタッチで描いた作品ということで、アルコール依存症の本当の悲惨さは隠れてしまっているように思えますが、登場人物のそれぞれの立場に思わず共感してしまう場面の多い映画でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-09-07 20:07:29) 5.妻側からの『毎日かあさん』と合わせて鑑賞。こちらの方が私向きでした。身内にアル中経験者(大病してなんとか社会復帰)がいるので、主人公および入院患者さんの様子をあえて軽快に描いてくれたこの作品を興味深くエンターテイメントとして見る事が出来ました。アル中の方って、普段は重い気持ちを抑圧して良い人を前面に出すタイプの方が多くかかる症状だと思うので、心の声の実写化やついつい口に出ちゃった演出が面白かった。実話ベースという事で…良いパートナーに巡り会える人はラッキーですね。あー、明日のランチはシーフードカレーにしよう♪ 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 6点(2012-07-16 04:54:55) 4.サイバラ作品の映像化は微妙なのが多かったけど、これは良かった。 やっぱり視点が違うと印象も違ってくるもんで、サイバラ作品を通して描かれていた鴨志田穣という人物はどう考えても人間のクズで、自業自得としか言い様のないその末路に同情の余地はなかったわけだけど、この作品ではそれがちょっと違ってた。 確かに実社会では人間のクズだったのかも知れないけど、精神病院に入院してからは様相が変わって行く。 特にアルコール病棟に移ってからは、人間のクズどころか、ちゃんとしたいい人に思えてくるから不思議だ。 やっぱりすべての元凶はアルコールにあったんだろうな。 それさえ無ければ実はいい人だったのかも知れない。 あと、可愛い看護婦さんの影響もあったのかも知れないけど。 そして、シーフードカレーが異常に美味しそうだった。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-02-17 15:08:48) 3.置きにいって失敗してますね。 【アフロ】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-08-19 03:24:45) 2.ちょっと撮り方が乱暴だな、と思いながらもアルコール依存症という病気の一端を垣間みさせただけでも成功だったかな、という気がします。ヘンな話ですが吾妻ひでおが「逃亡日誌」で描いたまんまの世界が映画の中にあって、ちょっとした戦慄を覚えました。難しい所だとは思いますよ、多分もっとリアルに撮る事も可能だったでしょうが、あれ以上で撮ると生々しくなりすぎると思う。あにやんさん、おばちゃんさんの言う様に希薄に見えちゃうというのは分かる反面、あれ以上で描くと非常に下衆っぽく見えてしまう怖さもあるとあたしは思うんだよね。だからあたしは永作の演じる所の由紀は西原の非常に達観視した感じは良くインタビューを受けたり、イベントで語る様な西原の姿そのものであっていると思うし、浅野の演じる所の塚原もエッセイや彼の撮った写真で観る事の出来る鴨志田様で良かったんじゃないかと思います。この後公開される「毎日かあさん」と併せて観るとより立体的に西原と鴨志田の夫婦というのが見えて来るかもしれないですね。 【奥州亭三景】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-01-17 01:49:30) 1.ここでの高評価に期待しすぎてしまったかもしれません。私の感想はあにやんさんに一番近いかな。アルコール依存症の人とその家族の、一番核になるはずの「苦しみ」=「葛藤」が感じられないのが、一番残念。それと、日本人の男性監督って、女性の描き方がほんとに下手。ナマミの女がダメ男に愛をそそがずにいられない、その葛藤が何も描かれず、彼女は主人公氏の単なるミューズにすぎない。男にとっては「何もかも許してくれて、いつも笑顔の女」が便利なんだろうけど、それじゃあ女の共感は得られないですわ。第一、本物のサイバラ+カモシダ夫婦像ともほど遠いし。これじゃ原著者カモシダ氏も納得するのかどうか。亡き人には何も聞けなくて、残念。浅野の演技、人物造形はよかったし、永作博美は好きな女優だけに、いろいろ残念な作品でした。 【おばちゃん】さん [映画館(邦画)] 4点(2010-12-25 00:07:35)
【点数情報】
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