みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
6.僕が最も洋楽にはまった時期は80年代。よってザ・ランナウェイズの名前は知っていますが、彼女たちのことを知った時には既に解散した後であり、特に思い入れは無かったりしますが、基本的にロック映画は好きなのでまずまず楽しめた映画でした。 キム・フォーリーとの出会いや、ジョーンとサンディとの出会い、“チェリー・ボム”の誕生秘話などの前半は良かったのですが、日本でブレイクして以降の後半はちょっと失速してしまいましたね。彼女たちがステージで演奏するシーンをもうちょっと見たかったです。 実は本作、公開前に予告編は映画館で何度か見ていまして、見に行くかちょっと悩んだのですが結局劇場には見に行かなかった。あの名子役、ダコタの豹変ぶりにちょっと違和感があったんですね。子役を卒業して青春映画のスターへの階段を登りはじめた頃になると思いますが、子役を卒業する、この頃が一番難しい頃なのかもしれません。出番は少ないですが、お母さん役がかつての名子役だったテイタム・オニールというキャスティグも面白かったですね。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-08-20 21:43:29) 5.旬の俳優が共演しているし、好きな歌手だったのでかなり期待していましたが、かなり期待値を下回る内容でした。というか、俳優陣は熱演しているのでファンの方にはサービスショットも多いので満足かもしれません。しかし、話の内容が事実に忠実に作ったせいか、メンバーのある一人の視点で作ったせいか、イマイチ何を伝えたいかさっぱりわかりません。初めから最後まで内容について行けませんでした。私はリタフォードあたりも結構好きでしたし。家族について描きたいのか、それがどうなったと言いたいのか?バンド(家族と言っていたが)についてなのか?敏腕マネージャーなのか?ドラッグするなと言うのか?当時の風俗を伝えるのか?非常に散漫でこれは監督の手腕が悪いのか、ジェット様にダメ出しされたのか?雑誌等の前評判の割に見どころのない作品でした。金払ってレンタルで見るべき内容ではないと断言します。あと、なぜか日本語吹き替え版が存在しません。これも妙なこだわりと言うか、敷居の高さに思えて残念でした。 【たかちゃん】さん [DVD(字幕)] 4点(2012-02-19 19:52:35) 4.ジョーン本人以上に格好良いクリステン・スチュワート、シェリー本人以上に綺麗なダコタ・ファニングらの熱演がいいね。 シェリーの自伝にジョーンが手を加えたので仕方がないとは思うが、リードギターのリタやドラムのサンディにもう少し活躍してほしかったなぁ。エンディングでも二人のその後も語られなかったしね。まぁ、あまり描きすぎると発散する可能性もあるから、これぐらいがちょうどいいのかも知れないがちょっと残念だ。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-09-15 13:28:49) 3.よくある「バンドやろうぜ!」ものの粋を出ない内容だが、クールビューティのクリステンと下着姿がキュートなダコたんの『トワイライト』コンビの熱演が楽しい。 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-09-06 18:10:35) 2. とても楽しい作品だった。Runaways の事実に則した演出などというのは適当に放棄していて、まあ基本はCherie Currie を主人公としての「ロック業界の虚飾」のなかで崩壊する精神という、誰でもが聴いたことがあったり想像することもできるあたりの着地点で、Cherie Currie の家族関係の描写あたりはそれなりにきちんとやっているわけだけど、Runaways というバンドの歴史なんて、ポイントポイントを押さえているだけで、そんなにち密なものではない。それで、この演出がいいのは、そういうストーリーとしてバンドのユニークさを語ろうとするのではなく、もうバンドの歴史なんか類型のなかに押しこめてしまって、ヴィジュアルでもって何かを語らしめようという演出姿勢がいい、ということになる。Kim Fowley なんかの描写もかなり類型化して、商売人としての側面をおもてに出しているあたり、正解だと思う。トレーラーでのバンドの特訓、彼女たちのステージ、そして圧巻の日本でのライヴ、その後の分裂への道をしめす混乱のレコーディング風景と、つまりはアラン・パーカーの「ザ・コミットメンツ」と同じような展開(かなり参考にしていると思う)なのだけれど、「じっさいがどうだったのかなんて追求したってしょうがない」といっている感じ。ライヴの映像のカメラとか、彼女たちのバンドの規模にあわせたというか、あまりパースペクティヴを効かせずに、それでもいい効果を出していたと思う。わたしは楽しめた。■この映画でここ、というシーンを書けば、彼女たちの日本でのステージの冒頭のシーンで、ダコタ・ファニングの演じるCherie Currie が、そのはいている高いヒールで床にちらばるドラッグの錠剤を踏み砕き、床に突っ伏してその飛び散ったかけらを舐め取ってから起き上がり、歌いはじめる場面こそ、であって、その場面でこそCherie Currie の音楽に賭けた根性をおもてに出すと同時に、ダコタ・ファニングという女優がその、もう子役ではないのだという女優根性を見せつけるわけになる。演出もいい。■欲をいえば、バンド解散後恵まれず、多くのミュージシャンのレスペクトを集めながら近年亡くなったドラマーのSandy West に対して、もうちょっとレスペクトがあってもよかったような気はした。 【keiji】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-04-15 11:35:25)(良:1票) 1.映画化の噂を聞いてはや2年。 ランナウェイズって知ってる人は少ないと思いますが、70年代のガールズ・ロックバンド。 80年代の英国のガールスクールには「お人形さん」呼ばわりされてたけど、草分けだったのとシェリーの下着ルック(ハイライトとして日本公演用になってますがそれ以前から着ていた)などで本国でもセンセーショナルな存在ではあったよう。 タヌキ顔のダコタがキツネ顔のシェリーなのは笑っちゃう! この役クリステンの方がよかったんじゃない? そのクリステンは「トライライト」のお嬢さんベラとはうってかわってガッツのある女子ロッカー、ジョーン。 黒髪に太い声で本人より美人だけど彼女はジョーンに見え、エンドロールでも彼女が先でどっちかというと彼女の映画だと思いますが、音楽的には素人だった2人のガンバリは感じられましたヨ。 明るいサンディ(06年死去)や気の強いリタ(そっくり! チープ・トリックのTシャツまで)もいて途中脱退のベースだけは架空キャラ、テイタム・オニールがシェリーの母親ですがホンのチョイ役。 練習拠点だった古トレーラーは部室のよう、「チェリー・ボム」「クイーン・オブ・ノイズ」などの楽曲や衣装の再現度はいいネ。 シェリー・カーリーの自伝を基に、後に「アイ・ラブ・ロックン・ロール」のヒットをとばすジョーン・ジェットが監修したストーリーは、両者の微妙なバランスを保ちつつ彼女たちが女のコであることで新鮮味のあるものになっていて、綿アメのようにフワフワしていた「あの頃ペニー・レインと」と比べるとハードキャンディな味。 キレイ事になるのは避けながら、イタリア女性PV監督の手際のよさと編集で不思議とダーティな印象は残らない。 強烈なクセのあるマネージャー、キムに操られるパペットだった彼女たちが虚構の世界から抜け出そうとする姿はヒリヒリと痛いけれど、もがきながら輝いた時間がなかったら彼女たちの青春はずいぶんと退屈なものだったはず。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-04-01 00:00:12)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS