みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
6.全くわからない映画。 【aimihcimuim】さん [DVD(邦画)] 3点(2014-09-18 01:31:44) 5.ひたすら暗く、起伏に乏しい物語が延々と繰り広げられます。長いです。昼寝をした後だったおかげで最後まで寝ずに観ることができたようなもんです。見所としては函館の風景くらいしかない。雰囲気はとてもいいです。ただ、延々とつまらない不幸話を聞かされても気が滅入ってくるばかりで、私にはこの映画は合いませんでした。 【ヴレア】さん [DVD(邦画)] 3点(2014-08-27 23:27:25) 4.暗く救いようのないストーリーばかり、最初の「まだ若い廃墟」はまずまずだったが、後はおもしろくない。特に暴力をふるう「裂けた爪」なんか最低。気分が悪くなるだけだった。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 2点(2014-07-30 17:08:17) 3.海炭という地名からは、滅んでいった炭鉱町のイメージが呼び起こされ、最初の造船所のエピソードの絶望的な組合運動の姿なぞ歴史を思い出させる。消えるまぎわの炭の最後のほのかな明るみみたいなものを描くのかと思った。きれいなんだ、あれ。でも観ていくと、これ炭の最後の明るみと言うより、ほとんど灰の世界。グレーで一貫している。全員うなだれ、負のカードばかり拾い集めているような侘しさが募る。暗い屋内で市の暗いニュースを報じるテレビ画面ばかりが明るい。たしかに題名で「叙景」と断わっているのだから、芯のような手応えを求めてもお門違いなんだろうが、とことんうなだれたこの世界は、ちょっとキツかった。いっそ叙景に徹し、息を殺して見詰めないではいられない映像で押してくれれば、こっちもそういう姿勢をとったものの、こちらの眼力が弱かったのかも知れないが映像にそれほど引きつける力が感じられず、中途半端に「文学」が残ってしまっている気がした。その「文学」の部分だけでは、「なるほど現在の地方都市はこうなのか」と新鮮な角度からの発見は得られなかった。こちらが勝手に「ルポルタージュ」を求めてしまっていたのかも知れない。最後路面電車を巡って、登場した人たちが出てくるあたりはちょっと浮き浮きしたが、あまり絡み合わず、ここもあくまで「叙景」。プロパンボンベのそばでの煙草が一番ドキドキした。 【なんのかんの】さん [DVD(邦画)] 5点(2012-02-27 11:01:24) 2.う~ん..期待していたものとは、まったく違っていました..短いエピソードを寄せ集めたような作風は、如何なものか..もっと重厚で、深く、一本筋の通ったヒューマンドラマを期待していたのに..作品としては、リアルと言えばリアル..しかし、救いようのない、負の連続で、観ている方が滅入ってしまいます..物語としての面白味、共感、感情移入、高揚感、といったものは、皆無..映画として、残念... 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-12-26 17:24:45) 1.小林薫、加瀬亮ですら、登場当初はそれと判別できない。南果歩に至っては最後まで気づかなかった。それほど、彼らの風貌は地方都市生活に馴染んだ趣をみせる。 現地の素人キャストらが演じる脇役たちの佇まいも、生活実感に基づいたロケーションや照度を落とした映像と相俟って見事な存在感を放つ。 夜半から夜明けにかけての函館山からの望遠や路面電車の風情など、当地映画としての魅力も強かに保持しながら、北海道ロケ作品にありがちな美景ショットや、安易に心象を仮託するような情景ショットに陥っていないのは、まずもって生活地としての風土の叙景に徹している故だろう。 その上で、小林薫の一家が見上げる美しい夜空や竹原・谷村の兄妹が手を繋いで渡る踏切と坂道、あるいは白く煙る半島を三浦誠己がフェリーの甲板から見つめているショットが深い情感を呼び込む。 兄妹の繋ぐ手、猫を撫でる老婆の手、酔漢を制する手など、冬の映画の中で手のアクションがささやかな温もりを伝えている。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 8点(2011-01-29 15:50:02)
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