みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
5.無名の男と犬のロードムービー。 観終わった後の感覚は悪くない。でも、思ったよりは感動しにくいのは何故だろう。それぞれのエピソードがちょっと弱いからかも。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-09-03 22:48:29) 4.僕も子どもの頃に犬を飼っていたことがあり、やっぱり良い飼い主ではなかったので、心の痛くなる話でした。 特に後半は気が滅入る展開で鬱になりそうでした。 ハッピーが全然ハッピーじゃなくて名前負けしてるんだけど、あんな酷い飼われ方でも飼い主から愛されていれば幸せなんでしょうかね。 車で連れ回されて、マナーも無視して旅館に連れ込むとか、僕には虐待されてるようにしか思えなくて切なかったです。 百歩譲ってどうしても一緒に泊まらなくちゃいけないとしても、旅館や他のお客さんに迷惑を掛けないようにするというのが最低限のルールだろうに。 盲導犬と言い張ってみたり、ほんとに最低の飼い主だと思うけど、僕も昔はそんな駄目な飼い主だったのかもと反省させられました。 あと、未成年の子どもを連れ回すのは完全に犯罪。 見た目は若く見えるけど、実は成人という設定ならセーフなのかな??? まあ、声を掛けただけで通報される現実世界の法がどうかしてるのかも知れないけど。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-01-24 18:39:05) 3.川島海荷つながりでここに辿り着いて来たわけですが、星守る犬、これすごくよかったです。 とはいえ、一人の高齢男性が不幸せによって野垂れ死に、それにつられて犬まで死んでしまう事が分かりきったお話なので 〝よかったです〟と、一言で言ってしまう事には少し躊躇いありますが、まあ、素直に正直に言わせてください よかったと。終わり間際にして犬から目線に切り替わった瞬間、涙こらえきれなかった じょわ~~っとな。 【3737】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-09-15 19:25:18) 2.新宿→いわき→遠野→弘前→石狩と旅をするロードムービーであるとともに、小泉改革やグローバル化による日本社会への影響などの社会派映画でもある。(まぁ、社会を鋭くえぐっているわけではないがね) しかし、東京で飼われていた犬が野良犬として北海道の冬を越せるとは思えないのだが・・・ 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 5点(2012-01-03 01:15:24) 1.ファンタジックな向日葵畑と、美しく輝く三陸の海岸。それらが引き立つのは、一方で厳然たる地方の閉塞状況にもしっかりと眼が向けられているからだ。 半壊した家屋や、シャッターの下りた商店が連なる寂れた国道を無言で見届けていく西田敏行の複雑な表情が忘れがたい。それは紛れも無く作り手が現場の風景に触発され生まれたショットであって、台本をなぞるだけのスタイルからは決して挿入され得ない。 だからこそこれらのショットは強度を以って迫る。 新聞の見出しにさりげなく登場する「小泉圧勝」、「リーマンショック」の文字と平行しながら描かれる地方企業のリストラと、家族の分解。 現代的な孤独死の様相までを丹念に見据え、単なる「悲惨」に留めずに積み重ねていく語りには作り手の誠実な人間観と社会観が伺える。 青森の夜の埠頭で、一人ダンスを踊る可憐な川島海荷のロングショット。 三浦友和、余貴美子、温水洋一、濱田マリらの多様な佇まいは、単純な「善良」には陥らず、豊かな人間性を醸し出す。 そして映画のラスト、いわきの漁港で漁船の仕事に精を出す中村獅童の姿を、3.11後の今、冷静に見ることはできない。 奇しくも、フィルムに収められることとなった被災前のいわき、遠野のロケーションの風情がリアルタイムと交錯しながら、ロードムービーとしての情緒を倍増させている。 覚束ない足取りの犬を困難な超ローポジションで捉えていく撮影も頑張っている。 車のナンバー「746」「2525」といった細部も作り手の拘りの証だ。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 8点(2011-07-16 23:59:36)
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