みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
4.ストーリーのキーアイテムとなるシャーロック・ホームズセットをはじめ、コエカタマリンやらころばし屋なんかのマイナーなひみつ道具をピックアップしてくるあたり、現代の子どもたちをターゲットとしつつも、彼らを映画館に連れてくる僕たち往年のドラえもんファンに対してのサービス精神は豊富だ。 その他にも、頭上を越えていく“ザンダクロス”の巨体だったり、“どこでもドア第一号”などの描写は思わずニヤリとしてしまう。 そういう意味で、子どもも大人も楽しみがいのあるドラえもん映画であったことは間違いない。 だがしかし、小うるさい往年のドラえもんファンとしては、大きな物足りなさが残る。 それはやはり、ストーリーテリングの“踏み込み”の弱さだろう。 面白そうな掴みや、ギミックは散りばめられてはいるのだけれど、それらはすべて表面的な“ユニーク”さに終始しており、かつてのドラえもん映画に存在したワクワク感が感じられない。 そして、表面的な感動を追い求めた結果、あまりにウェットで安直な友情物語に着地してしまっている。 勿論、描かれているテーマ自体が悪いわけではない。むしろ、子供向けの友情物語であれば、これが真っ当な表現なのかもしれない。 ただ、のび太とドラえもんの間の「友情」って、そういうのじゃないだろう。と、思っちゃうんだからしょうがない。 【鉄腕麗人】さん [地上波(邦画)] 5点(2018-04-24 23:44:06) 3.ゲストキャラがよく動き回り、ストーリーの中で見たことあるあるなひみつ道具が次々とお目見えして観ていて楽しい作品でした。 ただ鈴盗られた事のフォローが最後までもう一つだったのでなんかモヤモヤ感が残ったのが残念。 あとPerfumeの主題歌未来のミュージアムはいい曲だったので作品内で効果的に使って欲しかった。 【TAKI】さん [インターネット(邦画)] 7点(2017-08-29 01:39:04) 2.感動を呼び起こすアイテムのはずの鈴がお気に入りの長編「アニマル惑星」を全否定された気分になり、あまりストーリーに入り込めませんでした。作者不在の勝手な付け足し設定は不快です。旧長編ドラえもんに共通する導入部での異世界・秘境に話がつながるエピソードを挟んでからの大冒険という定石が守られておらず常時博物館での展開でスケールが感じられませんので映画でなくテレビスペシャルでもよかったんじゃないかなと思えます。 【ままごと】さん [映画館(邦画)] 5点(2014-03-12 16:24:39) 1.声優が全て交代した「わさびドラ」世代の映画には、「大山のぶ代時代のリメイク作」と「オリジナル作」があり、本作は後者です。 リメイク作には「新・のび太と鉄人兵団」という傑作もありましたが、オリジナル作品群は駄作ばかりで、がっかりしていた人も多いことでしょう。 しかし本作はそんな心配は無用。泣いて笑える、素晴らしい作品に仕上がっていました。 その完成度たるや、近年のピクサー作品にもひけをとらないと断言できるほどです。 特筆すべきは伏線の張り方の上手さです。 何気ない台詞や行動が、ラストの展開にしっかり意味を持つようにつくられています。 いつものメンバーがそれぞれしっかり活躍してくれるのもたまりません。 劇場版になるとやけにかっこうよくなるジャイアンもお約束ながら惚れそうでした。 感動したのは「ドラえもんが鈴を大切にする理由」でした。 そこには子どもにこそ伝えたいメッセージも内包されているのです。 これだけで子どもを持つ親御さんに、子どもにせがまれてもそうでなくても是非劇場で観ることをおすすめしたいと思います。 また、この作品はその昔にドラえもんの映画にわくわくしていた大人のファンにも大推薦です。 なかなかマニアックなファンサービスもあり、ドラえもん好きならきっとより楽しめるはずです。 「誰が観ても面白い」映画として、この春の一押しです! 【ヒナタカ】さん [映画館(邦画)] 9点(2013-03-10 01:02:51)(良:2票)
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