みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
23.迫力ある脚本に固唾を飲んで画面に見入ってしまった。俳優陣も素晴らしい演技で文句のつけようがない。と思っていたのだが話か進むにつれてどんどん現実離れして荒唐無稽になってしまい、なんだかつまらなくなってきた。とりあえずオチはついたように見えるが最後のカタルシスもなく残念な終わり方。三池監督は素晴らしいテクニシャンだと思うがテーマの設定と追及に自分の哲学が無いのが作品を薄っぺらくさせてしまっているように思う。 【ブッキングパパ】さん [インターネット(邦画)] 7点(2024-08-25 17:59:57) 22.三池監督、真面目に作られた作品かと思いました。ストーリーにリアリティさを求めなければ、楽しく見れる作品です。藤原竜也だけは リアリティを感じた。ヤバいなこの人は・・・(蜷川翁の組織、帝愛グループぐらいの規模あるんだから、探し出して、もっと苦しめる復讐できたろうに。体を張った賭博とか) 【代書屋】さん [インターネット(邦画)] 7点(2024-06-30 21:50:34) 21.休日の午後、昼寝明けの映画鑑賞は至福だ。 ただ、そういうタイミングで観るに相応しい作品選びには、なかなかのバランス感覚を要する。 自由になっている残り時間を考慮して、あまり重々しすぎず、期待値もそれほど高くはない映画を気軽に観たい。でもだからといって、折角の休日のひと時を無駄にするようなどうしようもない駄作も避けたい。 動画配信サービスのリストと、録画したままになっているHDDのリストの中から、慎重に作品を吟味し、本作の鑑賞に至った。 存外に面白く、決して揶揄しているわけではなく、このタイミングで観るに相応しい映画だった。こういう一連のプロセスも含めた映画鑑賞における“当たり”は、映画ファンならではの満足感を覚え、多幸感すら感じる。 2013年の劇場公開をスルーして、6年経った今に至るまで未鑑賞だったわけだから、正直なところ期待値は低かった。 「三池崇史」という監督のクレジットを見ても、その期待値が大きく修復されることはなく、なかなか食指が動かない作品の一つだったことは否定できない。 その大きな要因は、キャスティングに対する悪印象によるところが大きい。 大沢たかお、松嶋菜々子、藤原竜也、メインビジュアルにも大写しになっているこの3人の人気俳優に対する、個人的な期待値の低さが、作品へのそれにもダイレクトに影響していたことは間違いない。 だがしかし、結果的には、この3人のメインキャストの「熱演」が、映画世界のテンションに合致し、作品の価値を高めていたと思う。 決して彼らの他の出演作に比べて特別に“巧い演技”をしているというわけではなく、映画世界の異常な状況に合致した大仰な演技プランと、彼らの俳優としてのスター性が、映画の空気感に呼応し、観客を引き込むことに成功していたと思う。少なくとも僕は引き込まれた。 映画作品としては、挑戦的で、ある意味独善的でもあるストーリーテリングの豪胆さが、昨今の国産娯楽大作の中では抜けていて、素晴らしかったと思う。 “怨み”や“憎しみ”は、大切な「誰か」のために生じるものではない。 怨みも、憎しみも、それを晴らそうとする行為は、常に「自分」のためだけに存在する。何故なら、死んだ人間は何も喋らず、何も感じないからだ。 怨みを晴らすために敵討ちに大金を投じる老人も、怨みを圧し殺して職務を全うしようとする主人公も、その行為の根本にあるものは、実は同じなのではないかと思う。 詰まるところそれは、自分自身が耐え難き痛みを抱えて生き続けるための、本当にぎりぎりの“手段”だった。 この映画は、終始一貫して、そういう人間の脆さと普遍的な内なる葛藤を情け容赦無く叩きつけてくる。 どんなに真っ当に生きていたとしても、藤原竜也が演じたような理不尽な凶悪は、必ず存在し得る。 もし万が一そういうものに直面してしまったとき、人間として、何ができるのか、そして何ができないのか。 無論、その答えは出ないし、考えたくもない。が、その禁忌を、映画的娯楽の中で問答無用に突きつけてくる本作は、見事なエンターテイメントだと思う。 三池崇史の作品に対して、失礼なことだが、想定外に傑作だった。 【鉄腕麗人】さん [インターネット(邦画)] 8点(2019-10-22 19:03:06) 20.登場人物がバカばっかり、ほとんどコントになっています。これは俳優のせいではなく、キャスティング、脚本、演出のせいですね。まあ責任は監督でしょう、やっぱり。 【紫電】さん [ブルーレイ(邦画)] 0点(2016-10-19 15:27:06) 19.その年のカンヌで最も酷評されたコンペ作品だとか。 開通前の高速道路や台湾の新幹線を使って大作感を出そうがハリウッドの劣化コピーにしか見えない。 製作費を使い果たしたのか、後半のスケールがこじんまりになっていくし。 また、救いようのない凶悪犯を法で裁くべきか云々について、 ツッコミだらけの脚本の前では薄っぺらで問題提起としては土台が脆すぎて深く入ってこなかった。 藤原竜也の演劇から抜け出ていない過剰演技も然り、氷室京介の寒い主題歌も然り。 三池崇史は過激なバイオレンスだけが独り歩きして、海外で過大評価されている監督に過ぎない。 【Cinecdocke】さん [ブルーレイ(邦画)] 4点(2016-04-15 21:58:10) 18.ハリウッドのアクション映画のような筋立ての邦画で、設定にかなり無理を感じるし、演じている俳優陣はシリアスな演技を見せているのに、映画は最初からコメディーっぽいリアリティの無さを感じさせていて漫画が原作なのかと思ってしまう(原作は漫画家が書いた小説。)し、人間ドラマとしても魅せたかったのだろうけど、それもかなりの中途半端さを感じていっそ人間ドラマは排除してしまったほうが良かったのではと思う。でも、疲れていたせいか何も考えずにポカーンと見るにはちょうど良く、思ったよりは楽しめた。藤原竜也は「バトルロワイアルⅡ」や「デスノート」で犯罪者役は見ているのでまたかという気がしないでもないが、この清丸という役は最後まで本当にクズで、このサイコパスに同情を誘うような設定がまったくされていないのは好感が持てるし、演じる藤原竜也の演技もうまくハマっている。清丸の最後のセリフもいかにもサイコパスらしいセリフで、この清丸という男の異常さをストレートに表していて思わず戦慄が走り、とても印象に残る。孫を清丸に殺されたことで彼を殺した者に10億円を支払うという広告を出す老人を演じる山崎努は「マルサの女」の権藤の老後を見ているような雰囲気がどことなくあり、役名が「マルサの女」の芦田伸介の役名である蜷川ということもあり、意識したキャスティングなのかなとつい思った。クライマックスの警視庁前に蜷川が現れるシーンを見て久しぶりにまた「マルサの女」が見たくなった。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 5点(2015-09-17 23:54:22) 17.藤原竜也さんの狂気に満ちた演技に戦慄をおぼえた。なかなか良い。ただ、松嶋菜々子さんが演じた役の白岩篤子は油断し過ぎ。 【クロ】さん [地上波(邦画)] 6点(2014-09-01 14:46:59)(良:1票) 16.2014/05/10 鑑賞。題材は面白いが・・。なんか漫画を見てる感じの切迫感、演出。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-08-02 13:23:01) 15.状況設定に無理があり過ぎすて、突っ込み所満載。どう考えても現代日本でこんなことにはならないだろうという説得力の無さ。そんなバカバカしい状況なのに、終始シリアス基調で進められていて、俳優も無駄に重厚な演技力をみせているというアンバランスさに、駄作と切って捨てられない魅力を感じてしまった。 【もんでんどん】さん [地上波(邦画)] 5点(2014-08-01 12:35:31) 14.特に面白さはない。もっとすんなり輸送ぐらいして欲しい。 【黒ネコ】さん [地上波(邦画)] 5点(2014-07-22 15:06:37) 13.登場人物が一所懸命になるたびにおもしろくなくなっていく。なんでだろ。あー、テンポが悪いんだ。難しいな。テンポを落とし重厚に作ると設定のあらが目立つ。普段は設定なんて気にして映画観てないんだけどな。 【JF】さん [ビデオ(邦画)] 3点(2014-06-17 17:58:04) 12.私刑を禁じた「民主的法治国家」が抱える古いが本質的な 問題を扱っている映画はたくさん作られている。 そういう意味でストーリもテーマも取り立ててみるべき点は ない映画だった。 唯一、犯人の理解し難さ加減を必要以上にキャラクターっぽく 物語化することなく、また妙な予定調和におわらせることなく 最後まで淡々と「何かが抜けおちている奴」で徹底させている ところがいいとおもう(救いがないが)。 その点では藤原達也の「うまい演技」も余計なものかもしれない。 精神鑑定の結果、無罪になるという更に救われない現実があるが そういう意味ではまだこれでも現実の救われなさのほんの少し しか描かれてはいないのでしょう。 【ウンコマン】さん [地上波(邦画)] 6点(2014-06-08 11:48:10) 11.むさ苦しいおっさんの中に紅一点というオアシス的存在なのになんで松嶋菜々子なんだかなぁって感じで、もっと若くてピチピチした女優も居るだろうにとか思ってたけど、納得の行くキャスティングの理由が用意されていたことには感心した。 そりゃ殺意も湧くわな。 そこだけは唯一感情移入できた。 あとはほとんどファンタジーみたいな話で現実味がないし、行き当たりばったりで計画性もなく、シナリオ的な面白味がなかった。 しかも、終盤は油断し過ぎの失態続きで、SPの無能さだけが強調される展開で、アホらしくなります。 まあ、油断せずきちんと警護してたら、何の面白味もなく警視庁に着いてしまってたのかも知れないけどね。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 4点(2014-06-06 16:56:21) 10.恐ろしくつまらなかったです。非現実的にもほどがあるとおもってしまいました。 【HRM36】さん [インターネット(字幕)] 2点(2014-06-02 13:05:09) 9.兎に角作りが雑。あとリアリティがなさすぎ。実際、10億円の懸賞が掛けられても、今の日本じゃ平穏無事に過ぎると思っちゃうしね。。。SPもあり得ない程不用心だし、まぁかなり置いていかれました。 【はりねずみ】さん [地上波(邦画)] 4点(2014-06-01 15:31:59)(良:1票) 8. 最近の邦画って酷いと再認識させてくれる良い映画だった。 とにかく笑いながらつっこめる場面が多くて、ウケ狙いか真剣に考えてしまった。演出があまりにも滑稽。そして、撮り方もかなり悪い(薄っぺらい)。下手な演技をしている俳優を無駄にアップで撮る場面が多いのは何故なんだ。俳優の人選も酷く、演技がくさい方が多い。本当にがっかりさせられた。ただ、大沢たかおと犯人役はまあ良かった。 【タックスマン4】さん [DVD(邦画)] 2点(2014-05-31 19:37:47)(良:1票) 7.ビー・バップ・ハイスクールの作者でもある原作者・きうちかずひろが「実写作品として制作したくとも、映画監督としての実績もコネもカネもない。漫画として描き上げようにも、自分はそこまでスキルのある漫画家じゃないし。(涙)」と、原作のあとがきで語っていたのを思い出します。映像化、おめでとうございます。 元々「現実的か否かで言うと、ギリギリ・アウト」な原作なのですが、その好奇的かつシンプルな筋立ちを、(若干の差異はあるものの)余計な手心を加えず実写化した点に、先ず好感。 クズ男役に藤原竜也というキャスティングは、なんというか良くも悪くも方程式と化してきましたね。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-09-23 02:56:45) 6.「こんなやつ守る価値あんのか」という問答の多さは辟易もするが、藤原竜也のどうしようもない人間(クズ)っぷりが見事で、感情を逆立てられることこの上なし。エンドまで一貫してクズだったので、ある意味わだかまりなく見終えられた。各緊迫シーンはなかなかのものだが、人の生死はなんだかあっけないように感じた。逆にリアル?でも映画だしなー。 【元祖】さん [映画館(邦画)] 7点(2013-05-29 00:34:11) 5.台詞が多すぎる。 余貴美子に語らせる、殺人未遂者の動機の補足説明などは完全な蛇足だ。 特に、後半での大沢たかおと山崎努の二度に渡る問答やら、 岸谷五郎の熱弁やらの長々とした弁論に至っては、 平行して藤原達也を放置する映画内時間の間延び状態となり、 作劇上の瑕疵ともなっている。(松嶋菜々子の扱いに関して) 機敏なアクションの連続で緊張感を持続させた前半からの失速ぶりが勿体ない。 監視社会化のアイデアを駆使してひたすら危機突破の活劇に徹すれば また違った面白さを獲得しただろうが、 後半はA級的内面ドラマに傾きすぎたということだ。 藤原の逃走シーンでの木々の不穏なざわめきや、 杖をつく山崎努の着衣をなびかせる風の感触など、 後半も台詞の無いシーンこそ所々で光る。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 6点(2013-05-19 21:07:43) 4.ちょっと現実味のないところもあったが話に勢いがあるため最後まで気にせず観れた。それにしても藤原竜也はこういうクズの役がなぜかハマりますね。 【しっぽり】さん [映画館(邦画)] 6点(2013-05-13 20:50:34)
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