みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
3.おそらく真面目に作られた映画なんだと思う。生と死を見つめる物語であるし、反戦とかの重たいメッセージも盛りこまれているし。 ただ、どうにもこうにも不思議な映画で・・・ぶっちゃけて言うと笑っちゃいました。だって皆早口なんだもん。なんで他の人が喋り終わるか終わらないかのタイミングで皆食い気味に被せてくるのか。しかも、3時間近い上映時間にもかかわらず、のっけからハイスピードでマシンガントークが繰り広げられるのである。かなり疲れました。逆に言うとかなり過密な内容であるとも言えるが、ちょっと説教臭かったり誰に対して語りかけているのかわからない構図や、突然ハーモニカを吹き出したり、常盤貴子が女学生役をやってしまったりと、ちょっとどこまでがネタなのか整理がつかない状態で、終わってみれば何を見せられたんだと疑問を呈さずにはいられない状態に陥ってしまっていた。とにかく、今酷く混乱している状態です。 【ヴレア】さん [DVD(邦画)] 4点(2017-06-25 21:18:00)(良:1票) 2.一人の老人が死んで家族が集まり49日までを描いた映画が、この、おのののかじゃなくて、野のなななのかです。いやー、まいった。序盤から、まったくセリフが頭に入ってこない。日本語しゃべってんのに。自分の言語野がいかれてしまったんじゃないかと不安になってしまったぜ。膨大な情報量の会話、いちいち入るテロップ、過剰な寄りなど、奇しくもシンゴジラに似た演出をとってるのだけど、何を観てるのかうまく説明できない。なのに、この3時間近い映画、退屈感はほとんどない所が、ある意味、凄いとゆーか、意味わかんね。不自然すぎる演出や反戦のメッセージ性、陳腐なセリフの羅列など、普通なら、リアリティーなし、偽善、左翼的とか思うところも、無理やり一週回らせて、いや、そーゆう嫌いなところも理解したうえで、こちらの思考を、それ以上の許容範囲にさせてくれる、全部含めてなんか観てられる。つじつまは全然あってないけど、後半は結構、衝撃的な真実が明かされ、意味のわかんなかった伏線もそれなりに回収されるんだけど、それでもわけわかんない。でも高揚感に包まれてしまう。それにしてもカメラ寄るなー。すげー寄る。寄って寄って寄りまくりだなー。 【なにわ君】さん [DVD(邦画)] 7点(2016-11-08 12:45:08) 1.ここ数ヶ月は映画を観る余裕もなく… というわけではなく単なる怠慢で、鑑賞後の心のゆとりが足りないためきちんと腰を落ち着けて書けていなかった次第。ここにようやっと再開宣言。 本作はJapan Societyが毎夏がんばってくれている邦画映画祭、JAPAN CUTSの今年度選出作品の一本として鑑賞。上映前の紹介で「Chattyな作品であるがため私自身も一度の鑑賞ではつかみきれなかった所多々あり。」との軽い警鐘をいただいていたがゆえに、若干気合を入れて鑑賞を開始する。 …確かにChatty…、追いつくのが精一杯。 最初は稚拙でかつ頻出するCG映像が気になって仕方なかったのだが、そのChattyなスピードと併せて感じ取っているうちにその全体像がみえてきた。そうだ、本作は「早送り紙芝居」という新ジャンルなのだ。大林宣彦監督作品はまだそんなに観ていないはずと作品群に目をやってみると、「少年ケニヤ」(1984) と「野ゆき山ゆき海べゆき」(1986) が挙がる。「常に実験的作品を撮り続ける監督として有名」という記述に納得の本作品においてもの実験ぶり、この「早送り紙芝居」、聞き取るだけでも大変なのにそれが早送りのまま3時間弱も続くのだから。 俳優陣では左時枝と根岸季衣がツボ、若さ衰えない妙齢の女性役に常盤貴子はピッタリ、松重豊と村田雄浩の安定感にマル、そして大林秘蔵っことしてのほまれも高いらしいという寺島咲というこれからの伸びが楽しみな女優さんにあえたことが最大の収穫か。 芦別への愛がいっぱい。 【kei】さん [映画館(邦画)] 6点(2015-08-16 05:37:58)
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