みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
7.タイトルを観て、よくある童貞系青春ラブコメ…と勘違いして観始めるととんでもない目にあいます。 原作は、ローカス賞も受賞したSF小説で、そうこれSF映画です。しかもかなりキワモノので相当にエキセントリック。 しかも原作ともまるで別物で、むしろタイトル名乗ったら訴えられるのでは?と思うくらいに違うものになってるし。 相当に人を選ぶ映画で、日本人だからノリが合わないのかと思いきや、カンヌ上映されたときに「今年カンヌで上映された映画中で最低」とまで酷評されたそうなのであちらの方がみてもかなり癖が強いらしく。 このセンスを好む人にとってはかなりお気に入り映画らしいので、試しにとりあえず観てみるのもいいかもしれません。 個人的には全然あいませんでした、えぇ。 【あばれて万歳】さん [インターネット(字幕)] 4点(2020-08-08 17:50:14) 6.一昔前のB級映画っぽい感じ。 ニコール・キッドマンが出ているなんて信じられない。 【miso】さん [地上波(字幕)] 3点(2020-07-19 17:31:12) 5.時は1977年、エリザベス女王の在位25周年が祝われジミー・カーターが合衆国大統領だった時代、英国ではパンク・ムーヴメントの嵐が吹き荒れている真っ最中にロンドン郊外のクロイドンでパンク野郎と異星人の女の子の儚いボーイ・ミーツ・ガールがあったのでした。『パーティで女の子に話しかけるには』なんてタイトルからはとても想像がつかない、ちょっと胸キュンなSF恋愛ストーリーでした。『ラビット・ホール』では雇われ監督もそつなくこなしたジョン・キャメロン・ミッチェルが久々に自分のやりたいことに没頭したって感じの作品で、自分はあの『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』から受けた衝撃を思い出させてもらいました。エル・ファニングのキュートさと“人喰いパンク”を即興でシャウトするカッコよさのギャップは最高。でも『ラビット・ホール』からの縁で出演したニコール・キッドマンのパンク女王がまた存在感強くて、もっとも始めは誰だか判りませんでしたけどね。六つの種族に別れる異星人たちの設定や行動様式はほとんど理解不能でしたけど、あのパーティー(?)での脱力系ダンスには自分のツボが突きまくられました。 海外での評価は高くないというか酷評も多いですが、日本では意外と高評価されているみたいです。これは確かに将来カルト化するかもしれませんね。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-06-09 19:44:56) 4.昨日「ムーンライト」を鑑賞してからの「パー話(ぱーはな)」の、凄まじいまでの温度差たるや!この映画が伝えたいことはなんなのか?多分愛だと思いますが、正直なところ全くイミフでした。でもなんだか凄く良かった明るくてとても楽しい映画だった。 異邦人のパーティは完全にイミフですがカラフルでとても素敵。エル・ファニングは何やっても最高に可愛い(朝の秘密基地での一件が最高だった)。そこへまさかのニコール・キッドマンが現れて化学反応を引き起こしてくれる。パンクライブからはパーフェクトカオスですが、それでもきちんと落としどころをわきまえていてラスト15分の描き方がとても素晴らしいです。この監督さん、よく判ってらっしゃる。更にしつこくエピローグ、こちらも本当に素晴らしい余韻が残りました。 鉄腕麗人さんもおっしゃっていますが、まだ人生を模索している10代~20代“ボーイ・ミーツ・ガール”が見たら、たぶんビビビとくる映画だと思います。おっさんが見ても「なんかイイかも?」で終わってしまうでしょうね。カルト作品としてハマる人はドハマりだと思います!ちょっとオマケして7点で! 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-03-13 10:48:16) 3.何の事前情報もなく見たせいか、展開が面白く、この映画好き。少し、カルト宗教の匂いがする。キッドマンが、突然出てきたのは、びっくりすりやら、嬉しいやら。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 7点(2018-12-29 06:19:29) 2.パーティにおける女の子への話しかけ方を教えてくれる映画では決してない。むしろ、パーティでさえ無い。そこで繰り広げられるのはおよそ常識では計り知れない謎の集会だった! 感覚で理解する映画なのかなと思う。 あり得ないほど非日常的であり、何を訴えたいのか全くわからない映画。 でも、青春映画としては正しいようにも感じる。勢いとノリだけで突っ走ってる辺りが! 【ヴレア】さん [DVD(字幕)] 4点(2018-07-01 23:00:14) 1.もっと若い頃にこの映画が公開されていたなら、人生の何かしらを変えられてしまったかもしれない。 この作品は、そういう類いの映画だ。 勿論、年齢に関係なく、“ボーイ・ミーツ・ガール”の新たな傑作として溢れるエモーションを堪能できる映画だと思う。 ただ、この映画世界の中で、儚くも美しい短い時間を過ごす登場人物たちと歳感覚が近ければ近いほど、そのエモーションは殊更に特別なものとなり、燦然と記憶に刻まれるのではないかと思えてならない。 僕自身は、決して音楽そのものに明るくなく、当然ながら「パンク」なんて概念にも傾倒があるわけではないけれど、それでもこの映画の中の若者たちが、その“表現方法”を通じて自らのアイデンティティを確立させようとする思いはよく理解できる。 そして、性別も、種族も、環境も、常識も、文化も、死生観すらも超えて、心から愛した人と奇跡的な「共鳴」を果たしたことによるほとばしる「恍惚」が、スクリーンから溢れ出んばかりの“光”と“音”で脳に直接突き刺さる。 それはまさに、「映画」というありとあらゆる表現が入り混じった「不完全な性行為」による“オーガズム”の瞬間だった。 あらゆる意味で、“変わった映画”であることは間違いない。極めて倒錯的だし、不完全で歪だ。 しかし、それは、まだ「何者」でもない少年と少女の純粋な混濁を描き出す上で、真っ当な映画の在り方だったと思う。 そういった「言葉」のみでは到底表しきれない彼らの姿を映し出したジョン・キャメロン・ミッチェル監督の才気に感服する。 そして、主人公の二人を演じたエル・ファニング、アレックス・シャープの若い俳優たちが本当に素晴らしい。 若い二人が出会い、瞬間的に恋に落ち、束の間の逢瀬に戯れる。 その様は、エル・ファニング演じるザンの台詞の通り、美しくもカラフルでもないけれど、あまりにも愛おしい。 脇を固めるニコール・キッドマンがかつてないエキセントリックなキャラクターで存在感を放ちサイコーすぎる件など、随所で様々な味わいと快感に満ちた作品でもある。 繰り返しになるが、今この映画を“大人”になる前に観ることができ、その「快感」を初体験できる若者たちがとても羨ましい。 というわけで、今年アラフォーに突入したばかりの36歳には、映し出される世界観が美しく眩い程に、ある意味つらい映画だった。 何と言っても、エル・ファニングが文字通りに“宇宙レベル”で可愛くてつらい。 宇宙広しと言えども、キスの最中にゲロを吐かれて許せちゃうのは、エル・ファニングくらいではなかろうか。と、思う。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 8点(2017-12-13 08:01:23)(良:2票)
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