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シカゴ7裁判

THE TRIAL OF THE CHICAGO 7
2020年【米】 上映時間:129分
ドラマ法廷もの実話もの配信もの
[シカゴセブンサイバン]
新規登録(2020-12-17)【鉄腕麗人】さん
タイトル情報更新(2022-12-20)【タコ太(ぺいぺい)】さん
公開開始日(2020-10-09)


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監督アーロン・ソーキン
キャストエディ・レッドメイン(男優)
サシャ・バロン・コーエン(男優)
ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世(男優)
マーク・ライランス(男優)
ジョセフ・ゴードン=レヴィット(男優)
マイケル・キートン(男優)
フランク・ランジェラ(男優)
ジョン・キャロル・リンチ(男優)
ベン・シェンクマン〔男優〕(男優)
ケルヴィン・ハリソン・Jr.(男優)
ウェイン・デュヴァル(男優)
平川大輔(日本語吹き替え版)
川島得愛(日本語吹き替え版)
浦山迅(日本語吹き替え版)
原康義(日本語吹き替え版)
田中正彦(日本語吹き替え版)
脚本アーロン・ソーキン
音楽ダニエル・ペンバートン
撮影フェドン・パパマイケル
製作マーク・プラット
製作総指揮マーク・バタン
ローリー・マクドナルド
ウォルター・F・パークス
配給ネットフリックス
衣装スーザン・ライアル
編集アラン・バウムガーテン
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【クチコミ・感想】

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4.ベトナム戦争の反対運動について知らないので、この作品を鑑賞。
それぞれの団体で様々な活動を行っていたらしい。
込み入っていて私には理解浅い事も多いが、戦争反対の気持ちを感じさせてくれたラストシーン、素晴らしかった。

今も世界中で戦争が起きている。
戦争反対の気持ちを諦めず、出し続けるべきだと教えてくれた作品。 たんぽぽさん [インターネット(字幕)] 8点(2023-02-10 16:09:12)

3.正直、本作の裁判のことを全く知らなかった(恥ずかしい 汗)..無茶苦茶で なんでもアリな 国の所業をまざまざと見せつけられます..時代が時代なんだろうけど..ひどすぎる..良作.. コナンが一番さん [インターネット(吹替)] 7点(2022-04-29 09:41:48)

2.法廷シーンは見ごたえがあった。局面をなかなか打開できないなか、ユーモアある描写もありテンポも良い。序盤、人物が整理しにくいのは難点だが、個性あふれるキャラクターが十分楽しめる。ただ、予備知識無いと誰が誰だか本当にわからない。歴史的背景を考慮して観れる人の感想を聞いてみたい。 ラグさん [インターネット(字幕)] 7点(2021-12-19 22:43:22)

1.人類史において「正義」というものほど、絶大なパワーを持つ言葉でありながらも、それが指し示す意味と範疇がひどく曖昧で、都合のいい言葉はない。
世界中の誰でもが強い意志を持って掲げられる言葉だからこそ、とてもじゃないが一括にできるものではなく、本来、その是非を裁判なんてもので問えるものではないのだと思う。

今作で描き出された「裁判」においても、それぞれの主張はどこまでいっても平行線であり、折り合える余地などそもそもない。
なぜならば、被告として裁かれる活動家の面々は勿論、悪辣に描かれる裁判官にしても、微妙な立ち位置で己の職務を全うしようとする検事にしても、この映画に登場するすべての登場人物たちは、ただひたすらに己の「正義」を貫こうとしているのだから。

この裁判劇は、様々な側面から「正義」という言葉の意味とその本質を問い、その価値も、その危険性も、平等にあぶり出している。
正義を掲げる者たちが、突発的な怒りによって、いとも簡単に暴力を生み、無秩序な憎しみの螺旋に引きずり込まれるという事実。
すべての争い、すべての戦争も、詰まるところ「正義」と「正義」の衝突であるというあまりにも空虚な皮肉。

エディ・レッドメイン演じる主人公は、その現実に、自分自身が無意識のうちに呑み込まれていたことに気づき、思わず言葉を失う。

だが、それが愚かな人間の拭い去れない本質である以上、もはや絶望しても仕方がない。
自分自身の愚かさと罪を認めつつ、それでもなお、自分自身を駆り立てる「正義」を、自分の言葉で叫び続けるしかないのだ。
ラスト、主人公の“最終陳述”で発されたものは、主張でも、弁明でもなく、彼らを突き動かした「動機」そのものだった。

2020年、全世界的に混迷を極めたこの年にこの映画が“公開”されたことの意義はあまりにも大きい。(コロナ禍の影響による劇場公開断念を受け、いち早く権利を買い取って世界配信したNetflixの功績は大きい!)
大統領選に伴う大国アメリカの分断は、今年の混迷を象徴的に表しており、この映画で描かれた時代の空気感とも類似する。
この映画の主人公の手元にある“リスト”と同様に、今この瞬間も、社会の犠牲者はリストアップされ続けている。
映画の着地点と同じく、今この世界に必要なことは、一方的な「正義」の主張などではなく、大局的な見地で、この酷い「現実」を今一度直視することだろう。

次のメッセージが大衆の声によって高らかに発せられ今作は終幕する。

The whole world is watching !(世界が見ている!)

今まさに、私たち一人ひとりが、自分の目で世界の現実を見て、動き出さなければならないのではないか。 鉄腕麗人さん [インターネット(字幕)] 9点(2020-12-19 22:09:32)(良:1票)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 7.43点
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6114.29% line
7342.86% line
8228.57% line
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

【アカデミー賞 情報】

2020年 93回
作品賞 候補(ノミネート) 
助演男優賞サシャ・バロン・コーエン候補(ノミネート) 
脚本賞アーロン・ソーキン候補(ノミネート) 
撮影賞フェドン・パパマイケル候補(ノミネート) 
オリジナル主題歌 候補(ノミネート)Hear My Voice
編集賞アラン・バウムガーテン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2020年 78回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
助演男優賞サシャ・バロン・コーエン候補(ノミネート) 
監督賞アーロン・ソーキン候補(ノミネート) 
脚本賞アーロン・ソーキン受賞 
主題歌賞 候補(ノミネート)Hear My Voice

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