みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
6.後半に向かっていくにつれてこみ上げてくるものがあった。何かを1から作り上げるのは物凄くエネルギーがいることなのだろう。そして、それを生み出す者、それをさらに多くの人の力で完成させるには大変だと思い知らされる。アニメや映画の監督、作家、漫画家などはとんでもない苦しみの中で、さらに様々な人間の思惑との葛藤もあってやっと作品が完成し、それは時には自分の理想とは異なるものだったりもするだろう。主人公の姿を見て仕事によっては痛いほど共感した人もいるかも。そんな苦悩しながらも奮闘する主人公を演じた吉岡里帆が素晴らしすぎた。ここまで演技が出来るとは失礼ながら思っていなかった。アッパレ。アニメの制作現場を描いた作品としてはTVアニメの「SHIROBAKO」とかがあるが、この作品のことも頭に思い浮かべながら見ていた。ホント、アニメを作るのは大変なんだ。 【スワローマン】さん [インターネット(邦画)] 8点(2024-08-25 17:13:46) 5.予告編に釣られ 予備知識ゼロで 鑑賞..最初、話 作りすぎ..って 思いながら 観てたら、えっ そっちの「ハケン」??(違うハケンだと思ってた)ってなり..さらに 終盤、なんと、とても いい話に..いや~ 予想外でした..ま~ 2時間超えの 力 入った作品だから、これくらい やってもらわないとね..ただ ラストあたりの演出が、ちょっと クドかったかな..残念..(あとTVアニメなのに作画のレベル高すぎ!こんなの予算と時間的に創れないよー!やりすぎ!) 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 7点(2023-06-17 22:27:04) 4. アニメがこんなに多くの人が関わるプロジェクトだということは知りませんでした。 吉岡里帆は演技力がどうの・・・というチラホラ見かけますが、この作品はあてはまらないようです。作品上の彼女にひきこまれました。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2023-01-28 17:10:59) 3.内容を全く知らずに観たので「アニメじゃない!」「派遣じゃない!」と驚くところから始まった. 内容的には有川ひろの「イマジン?」ぽっいと思ったら,辻村深月原作だった・・・ ちょっと胸が熱くなりました. 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 7点(2023-01-26 20:25:00) 2.突然、ハケンアニメ!を観る事に。 正直、あまり期待もしてなかったし、吉岡里帆が可愛いからいいかな、くらいの邪な考えもあったんだが… けど、その邪は…確実に間違えてたね…マジで反省。 まず、「この映画での吉岡里帆は可愛くなかった」と記しておく。 過去に仕事で関わった「女子クリエイターの匂い」がしたってのもあるからかな……そんなイメージ。 まぁ、俺の場合「絶対に職場の女の子と恋愛はしない」って決めてるんで、余計に構えてしまってるのかも知れないけど…そういうのもあるのかな…どうやろ? あ!誤解をしないで欲しいんだが、グラビアとかメディアに出てる吉岡里帆ちゃんってば、メェ―――ッチャ可愛いよ、間違いなく! ただ、画像なんかじゃ、あれ程に可愛くてセクスィなのに、この映画では見事に「業界の女性」を演じ切ってるのに焦ったという意味。 困難の中で人と関わり、仕事を覚える度に、彼女の仕草が好印象になってくるとか、そういう描写が好印象だったと付け加えておく。 そして、これで「吉岡里帆の目指してる女優としての方向性」が確りと伝わったし、楽しみになってきた。 ともあれ、原作は読んでないけど、この映画に関しては「よく出来ていた」と評価させて欲しい。 作品的に、かなり作り手のパワーが感じれたし、細かい所でのツッコミは沢山あるけど……まぁ、そこは(敢えて)置いておこう。 設定的には、2つの制作会社が創るアニメは「長期やってたバラエティー」を終わらせて、局の新機軸として始めるアニメ。 一方は伝説のクリエイターの作るアニメ…それに対抗する形で、吉岡里帆演じる「斎藤瞳(ディレクター)」の制作アニメが、真っ向から視聴率を競い合いながら…言わば、アニメで覇権を競う。 それが、タイトル通りの「ハケンアニメ!」って訳なんだね。 制作クリエイターの(裏で人を小バカにする)陰口、上へのイヤミや文句、逃げ癖など……それで苦悩する斎藤瞳Dを見てて…何か凄ぇ嫌ぁーな、モノを思い出したが……やっぱり、「(制作時には何度か来る)やらなきゃいけない時」で作り手の爆発力…そんなレッドゾーンを超える姿勢を見ると、胸が熱い。 そこは、紛れもなく俺の好きなクリエイターの世界だったし、想起しながらも胸に強く突き刺さって…ただワクワクさせて貰った。 ちなみに、2つの会社が作ってるアニメが、それぞれ本当に観たい!と思えるくらいに出来が良かったと思う。 まぁ、「TVじゃ、そのクオリティーは無理やろ!」ってツッコミは置いておいて…いや、これ作るの…結構金が掛かったんだろうなー、なんて考えながら。 そういや、想い出すのは… 同じように原作は読んでないけど「映像研には手を出すな!」もかなりハートに響いたなぁー……アレの場合、活動のターンは「クリエイターになろうとする直前」だったけど。 人生には…「金などの財産」「コネクション」「派閥」みたいな柵や、素直に動けないままに縛られる箇所も多かったりするけど、やっぱり基本は「モノ創りに対してのリスペクト」なんだな、と(今更ながらに)思うんだ。 俺は過去、(名前は出せないけど)デジタルコンテンツの支援をする団体に出向してた時期もあり、そこでの行動は…予め立てたスケジュールや予算の厳密なノルマ(増えるのは勿論、削減も許されない)があったけど、自由に動けた時期だったのもあり(名前は出せないけど)アニメ(やCG)制作会社の、名の通った作り手とよく話をする機会に恵まれた。 中でも、一番為になったのは「経営者」や「各社のトップレベルのクリエイター」と「同時に」、または「別々に」…その1日で話し合えた事だと思ってる。 それが何年も、長期で関われたのもあって、最初は「最悪やな…こんな場所に来ちゃって。」と思ってたけど、後半は「これ、すっごい財産になるぞ、きっと!」って気持ちで頑張る事が出来た。 色々と想い出すなぁ… カオスだけど、皆が夢と生活を掛けて頑張ってるアニメ業界。 それぞれのゴールを探し、闇の中で手探りのまま頑張ってるんだろうなぁ… 辛く藻掻いてたとしても、目指す場所ってのは…「自分だけが知ってればいいよな」なんて思う。 自分は、ゲームを完成させるのも好きだけど…例え、破滅的な状況であろうと「モノ創りをしてる場所」ってのが、死ぬほど好きなんだなーと実感できる。 うーん…観終わった後、胸が…こうね? なんつーか…穴が開いたように切ない。 うん、クリエイターの世界は永遠だな。 だから素晴らしい。 いや、マジで。 . 【映画の奴隷】さん [映画館(邦画)] 8点(2022-06-08 18:53:30)(笑:1票) 1. ハケンアニメのハケンは派遣だと思いましたが覇権だそうです。最も売れたアニメという業界用語のようです。 原作は、「鏡の孤城」などがある直木賞作家の辻村深月。 話しは、同じ放送枠で天才監督・王子千晴の作品に新人監督・斎藤瞳が挑むというものです。アニメ制作は部門 ごとのチームの集大成といった面があるので、いわば団体競技の対決といった趣になっています。チームで仕事し ていて、こういうことあるよねっていうエピソードが盛り込まれていて、仕事に頑張っている人へのエールになっ ています。 対決するアニメ2作品もハケンを争うレベル?が感じられて、しっかりつくられていると感じます。 なお、エンドロールの後におまけがあるので、直ぐに席を立たない方が良いですよ。 【ぶん☆】さん [映画館(邦画)] 7点(2022-05-21 21:45:59)
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