みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
19.最前線での戦闘に於ける苛烈さは十分に伝わるものの、戦況も作戦も戦術もないドンパチをダラダラダラダラ見せつけられて退屈でした。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 4点(2019-09-14 00:02:49) 18.第2次大戦下のヨーロッパを転戦していく、軍曹と4人の兵士。なぜか彼らはうまく生き残り、残ったら残ったで次の戦線へと送られてしまう。とりわけ優秀という訳でもなく、特にお互い支え合うというでもなく。リー・マーヴィン演じる軍曹、第一次大戦の生き残りである歴戦の強者で、頼りになる親分肌、と思いきや、ノルマンジー上陸などでは非情な一面も見せたり。4人の若者が生き残れたのもおよそ運が良かっただけ、代わりに大勢の補充兵が死んでいく。 しかし映画はあえてそれを皮肉だと声高に叫ぶことはしなくって、戦闘の壮絶さと、その合間のホノボノ感をそのまま提示してみせる。そこに皮肉を感じてもよし、単純に彼らへの愛着を感じてもよし。ただし、軍曹には、ラストで特大の皮肉が突きつけられます。このヒト、役名もただ「軍曹」という、名もなき男。ちょいと気の毒にもなったり。 何もかもが起こりうる、一言で言い表せない世界、それが戦場、っていうところでしょうか。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-09-10 03:27:40) 17.他人事だと思っている頭に最前線の極限状態を想像させるには十分。それぞれのエピソード云々より、死と隣り合わせの駒のような歩兵の虚しさに目が向いてしまう。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-08-24 23:22:23) 16.それぞれの場所が、なぜそこがピックアップされたのかがはっきりしないので、結果、全体としての主題がぼやけてしまっている。ところどころ、このシーンは気合が入っているなあと思う箇所もありはするのだが、結局は平坦なままで、登場人物の変化や位置づけも不明確なまま。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2016-08-18 01:11:19) 15.「ルーク、フォースを使え」と心の中で何度も思ってしまったのはオレだけではないはず。160分オーバーの完全版(?)の方を見てしまった。長かった・・・ 【Junker】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-02-27 01:43:27) 14.レンタル屋で目に留まり、作者の体験に基づく..に釣られ鑑賞..隠れた名作!を期待して観たのですが、戦闘シーンはショボイ(金がかかっていない)し、ストーリーは途切れ途切れで言葉足らず..登場人物も大雑把に描かれ..何が言いたいんだか良く分からない..これで、フィクションだったら最悪..「プライベート・ライアン」 「バンド・オブ・ブラザース」 「プラトーン」 と比べると、月とスッポン... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-10-25 13:05:28) 13.約2時間の劇場公開版も十分素晴らしいのだが、S・フラー監督の本来意図したと思われる約3時間のバージョン(スタジオによる再構築版)はカットされたショット・エピソードの大幅な復活と再編集によってさらに充実し、作品の深みを増している。元々が大戦中の断片的な挿話を積み重ねていくスタイルのドラマ構成にさらに複数のエピソードが追加された形だが、散漫になるどころか、逆に旧版では解りづらかった部分もより明瞭になり、「生き残る」という主題がより強烈に印象付けられるものとなっている。木陰で休憩する四銃士たちの会話。ドイツ側スパイとの攻防。『フルメタル・ジャケット』(1987)の先駆けともいえる古城での戦闘。リー・マーヴィンに花で飾ったヘルメットを少女が手渡す美しい場面の後に綴られていた残酷な顛末、、。埋もれていた印象深い断片の数々が加わることによって、戦闘/休息、大人/子供、悲惨/ユーモア、正常/異常、敵/味方、生/死といった諸相はさらに渾然とし、クライマックスである収容所の場面の静かな感動は間違いなく「短縮版」以上だ。 【ユーカラ】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-11-02 21:18:31) 12.これは良い映画です。戦闘シーンとか、ヒューマン・ドラマとか、各部は平均点ちょい越えって感じなのですが、見終わると総合的にはなかなかでした。第二次世界大戦のヨーロッパ戦線を網羅的に描いてくれています。「バンド・オブ・ブラザース」と比較しながら見ると楽しいです。リー・マーヴィンの存在感が光っています。 【ジャッカルの目】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-25 16:57:45) 11.戦争はいつ見ても残酷。ってかリー・マーヴィンの髪が白髪過ぎてなんかあまり共感できなかった。退役してるだろ~って思っちゃいましたが。 【M・R・サイケデリコン】さん 7点(2004-11-01 14:14:23) 10.戦争映画というジャンルは扱いの難しいテーマであると思います。何を描くのか、どの立場に立つのか、何を伝えたいのかということの軸足の取り方ひとつで舞台は同じでも全く違った物語ができあがる。昨今の映画における戦場表現から比べるとあまりに緊迫感のない戦場の表現ではあるもののその分人間ドラマが丹念に描かれていたと思う。戦場で子供をとりあげちゃうみたいなことって実際あったのかな?印象に残ったシーンではありますが…。個人的には安心して観れる戦争映画はあんまり好きじゃないので点数は厳しめとなっております。 【SWORD】さん 5点(2004-10-04 10:18:57) 9.これここでの点数が高いから、このあいだビデオで初めて観たんやけど、ごめん。他のレビュワーの方には悪いんやけど、現在のスピーディーで迫力ある映像に毒されてしまってる今の俺にとって、この映画は古臭くてダルい映画やった。なんか主役の方たちがあまりにもダラダラしてるんで緊迫感薄くて、実際戦場に行った事ないから、あんな感じかもしれんけど、やっぱり他の最近の戦争映画と比べるともっと緊張感あってもいーよーな。深い意味が色々こめられてるとは思うねんけど、戦争映画やのに途中眠くなってしまった自分の心に嘘はつけないので、はっきり言います。おもしろくなかったです。でも戦争映画が好きで多少古い映画でも余裕を持って観られる方にはオススメですんで。俺が余裕ない変わり者なだけなんで、あんまり俺の評価、気にせんといてね 【なにわ君】さん 0点(2004-03-30 08:35:25) 8.かなり昔に1度観たきりなので記憶が多少とんでいるが、素晴らしい作品なのは間違いない。M・ハミルが出てなかったら未公開になっていたかも知れないなぁ。当時の私のオタクノートによると...「主演男優賞リー・マーヴィン」て書いてある。な、何の賞???? 【nizam】さん 8点(2004-03-27 16:47:28) 7.ストーリー性のあるドキュメントって感じでした。 【亜空間】さん 9点(2004-02-19 23:45:41) 6.いやはやなんでどうしてストーリー的にものすごくよくできていたので泣くほどではないが感動した。鬼軍曹の役者が最高にかっこいい演技を魅せてくれた。ハードボイルド映画という物を初めて味わうことが出来た。戦闘シーンに迫力がなかったので一点を引かせていただく。しかし、戦闘シーンのリアリティを見たければ他のCG技術を使った物を見ればいい。パソコンゲーム(FTP)をやったりとか。この映画は80年に制作された物なのでリアリティは見ている人の想像に依存する。ということは減点する必要はないな。。。あと、5人があらゆる戦場で生き残るというのは絶対にあり得ない、と思うので一点減点。だが物語としてとても面白かった。 【moguro】さん 9点(2003-06-12 22:35:42) 5.人はいつか死ぬ。今日生き残ったのは偶然だと実感する。だから自分が今やるべきことをせいいっぱいやる。そんな映画だとおもう。 【やな太郎】さん 8点(2003-06-01 01:50:08) 4.映画史上のベストワンを選ぶなんてとうてい出来っこないけど、戦争映画のベストワン作品を選べというなら、文句なしにこの映画を小生は推す。ストーリー的にはサミュエル・フラーの『鬼軍曹ザック』の焼き直しではあるものの、どんな状況下においても日はまた昇り、人は生き、そして死んでいくという「真理」を、ここまで簡潔に、美しく見せてくれる映画はない。そんな、永遠の1本です。《追記》リー・マーヴィン演じる、苦虫を噛み潰したような“鬼軍曹”のヘルメットを、花で飾る幼い女の子。ナチスの収容所で助け出し、ヘルメットを被らせて軍曹が肩車をしている時に、命の灯が尽きて死んでいく男の子。…はじめてこの映画を見てからすでに20年以上(!)もの歳月がたっているのに、この2つのシーンがいつまでも頭から離れない。ヘルメットと子供たちをめぐる、一言も台詞のない小さなエピソード。しかしそこには、フラー監督の「祈り」が込められている。ささやかだけれど、はっきりと、力強く、世のすべての「無垢なるもの」に唱えられた祈りが。そして、あたかも「戦時下」のように子供たちの命が簡単に奪われていく現代ニッポンにあって、その「祈り」の声は、何と切実で悲しく響いてくることか、と思う。・・・以上、この映画の評価とは何の関係もないタワゴトです。すみません。ただ、そういう“想い”をさせることにおいても、やっぱりこの映画はぼくにとって永遠のベストワン作品です。 《追追記》フラーの戦争映画におけるヘルメットは、ひとつの「イコン」ですらあると思う。そしてこの晩年近くの本作で、『鬼軍曹ザック』にはじまるフラー作品の“ヘルメット・クロニクル(?)”が完結した感があって、それゆえいっそう胸をしめつけられたことを今もありありと憶えている・・・。何か中途半端に“再評価”されかけて、また忘れかけられている気がするけれど、フラーは、「カルトな作家」というより本当に「偉大な監督」さんだったんだと信じております。 【やましんの巻】さん [映画館(字幕)] 10点(2003-05-23 21:45:01) 3.B級映画だけど、ストーリーはしっかりしてて良い映画でした。前半ドイツ占領下のフランス軍との壮絶な撃ち合いで、多数の死傷者が出たのに講話したとたんに双方駆け寄って抱き合い喜ぶとは・・・不思議と印象に残りました。 【cccp】さん 7点(2003-01-06 00:30:43) 2.けして出来の良い映画じゃないけど、だから故に変なリアリティがありましたよね。マーク・ハミルの成長が著しいと感じました。【Y-N】さんも書いてますけど、ホントに表情が良いですよ。 【奥州亭三景】さん 8点(2002-10-18 22:49:16) 1.まさかこの作品がDVD化されていたとは知らなかった。しかもウィンドー・ショッピングさながら、初めて入ったCD&DVDショップで見つけた時には、これを買うためにここに呼ばれたんだろうかと、本気で思った。日本で、それもTVでオン・エアされた時には、マーク・ハミルが出ているから見てみよ、という程度の気持ちで観た作品で、実際、第2次大戦の戦争映画としては、「史上最大の作戦」や「遠すぎた橋」に比べれば小粒の感を免れない。ただ、設定が「鬼軍曹と四銃士」といった斥候小隊の作戦行動が基本で、大規模な作戦行動だけを主眼に置かず、サミュエル・フラー監督自身の軍隊経験を元に描かれたというだけに、妙に心に残る映画である。目当てのマーク・ハミルは、漫画を描くのが得意な、腕はいいが臆病な射撃手という役を、実に達者に演じている。リー・マービンの鬼軍曹ぶりはさすがというものだが、随所に見るハミルの表情が、いい。最初の作戦行動で敵兵を撃てずに、「人は殺せません」と言ったハミルが、戦時下でいっぱしの兵士面のなっていく過程は、改めて観ると、むしろ胸が痛む。時々の作戦行動をサラサラと流して描きながら、兵士は歯車どころか消耗品だというメッセージは、綺麗事を交えないだけに痛烈である。録画したビデオは15年以上の歳月で劣化していた為、このDVDとの出会いは、本当に「呼ばれたのかなぁ」という気分だ。 【Y-N】さん 8点(2002-09-22 22:45:36)(良:2票)
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