みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
11.展開的にはちょっとベタな感じもすんねんけども、淡々とした進行がけっこういい間を演出しとったし、のぞき見的視線によるエロティシズムや、人のアホさ加減を浮き彫りにするという狙いも成功。そして大塚寧々のなんとも気の抜けた、それでいてどっか妖艶な演技はめっちゃハマってて、ラストの一言もネタバレはしてんねんけどオチとしてそないに悪いもんではなく、全体的にパンチはないねんけどぼちぼち良質な作品へと仕上がっておましたね。 【幻の『モンスター』】さん [地上波(邦画)] 5点(2011-12-18 15:53:29) 10.淡々とした語り口調で、ひょうひょうとした仕草の大塚寧々がまさにはまり役だったでござるなあ。しかし、庭でゲコゲコ鳴いてた蛙にちなんで笑う蛙とは上手く題名つけているよなあと思ったなり。これがもしや蛙じゃなくしてヤモリやイモリだったとしたならば、笑うヤモリなのですか? 笑うイモリだったのデスカ? なんてつまらぬ質問の一個もしてみたくなる。ならばいっそ 笑うタモリにしちゃいませんか? などと益々つまらん事など言ってみたくなる。とにかくキライじゃない。 【3737】さん [地上波(邦画)] 8点(2010-07-25 11:01:47) 9.冒頭で、夫が妻の前に突然現れた時の妻の驚き様が、いかにも冒頭で観る者を引き込もうとするあざとい演出に感じられたのはマイナスポイントだが、全体を通しては、軽いテンポの喜劇といった感じで、普通に楽しめた。 何しろ、この映画のポイントは、大塚寧々の魅力の一言に尽きる! 若さと大人としての色気を兼ね備えた、この頃の大塚寧々は、ただそこに佇んでいるだけで、その魅力が画面満面に満たされる。 儚げな魅力と、スレンダーな肢体、良く似合ったスカート、絶妙な膨らみ加減の胸、ほのかに漂うエロス、それらを、長塚京三と一体となって覗き穴から覗く楽しみが、この映画にはある。 そして又、穴からその淫らな行為を覗き、長塚京三と一緒になって嫉妬し、羨むことにより、より一層、感情移入できる展開となっている。 ちょっとエッチに気軽に楽しめる邦画喜劇であった。 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2009-09-22 19:39:14) 8.のぞきたいです。 【zero828】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2009-05-09 11:31:14) 7.いやに濃い俳優さんを集めちゃいましたね。長塚京三と大塚寧々で十分お腹いっぱいになりそうなものですが、それにミッキーカーチスとか南果歩だとか、ちょっとじゃなく癖のある俳優さんを添加しています。そして、極めつけは國村隼。この人のパワーで画面にふつふつと灰汁が染み出してしまいました。國村さんの演技は、苦笑いのしっぱなしですね。濃い。誰か薄められる俳優さんを入れて欲しかった。一人一人は好きなのに。ま、一人一人が好きだからこの点数。 【fero】さん 5点(2003-12-08 11:58:51) 6.週刊誌で小林信彦がほめていたので、もうちょっとトボケた味わいがあるのかと思ったら、あんがいふつうの邦画でした。出てる人たちはなんだか気持よさそうに息をしてる感じで、そこはわるくなかったですけどね。 【おばちゃん】さん 6点(2003-11-23 22:38:18) 5.大塚寧々を色っぽく魅せようとするあざとさが先に立ち、逆にそそられなくなってしまっている。オープニングショットがいきなり、大塚寧々のうなじアップ。しかも真夏で喪服姿ときている。アップにした髪の後れ毛と汗、それを白いハンカチで拭うのだが、なんでこんなにベタなんだ~っ! 大塚寧々に魅力がないとは言わないが、あまりにも「たまらんだろ~」っていう意図が前面に出すぎている。もう少し控えめにしたほうがいいと思うのは私だけ? ちなみに性にあけっぴろげな子ども、セクハラ発言の刑事、お母さんの「あっちのほうはどうなんだい?」ネタ、それに加えて長塚京三の覗き見……あざとすぎる。 【元みかん】さん 3点(2003-11-10 05:09:16) 4.人間の欲望とは尽きることなく、社会的、金銭的にも満たされていても、心が満たされていなければ逆に破滅にも走ってしまう。節穴から覗き見る人間達は誰も彼もみなエゴの塊のような人ばかり、しかし覗いている自分が誰よりもよりエゴイストである。つくづく人間とは欲望の塊であると思う。 【亜流派 十五郎】さん 5点(2003-06-04 15:25:41) 3.ちょっと独特の雰囲気のある作品。これは主演の大塚寧寧の持ち味がそのまま反映されてるのかも知れない。逃げて隠れてる長塚、新しい恋人の國村隼もおもしろい。母が雪村いづみでその恋人がミッキー・カーチス、これも粋な配役。アンニュイでどこまでも冷静な主人公がユニークで、男達があたふたするのが面白く描かれている。 【キリコ】さん 6点(2003-06-01 12:45:55) 2.あくまでもアホで人間くさい夫と、あくまでもクールで浮世離れした妻との対比が面白かったです。ちょっとHなシーンでも、大塚寧々が演じると生々しくなくて・・・それが狙いならはまり役かも。でもどちらかというと原作(があるなら)で読んだ方が自分的には楽しめたと思います。 【Rei】さん 5点(2003-05-28 10:20:28) 1.とある夏の別荘で展開される人間悲喜劇。乱歩の「屋根裏の散歩者」をヒントにしたような、納戸の中と外というどちらも隔絶した世界という構図が面白い。納戸の節穴から好奇の目で覗き見するものの、自らはどうする事も出来ない立場の男。終始覗かれていることも知らずにいる来客たち。たった一人事情を知っている男の妻。このほとんど感情を表さず、自分の気持ちひとつでどの様にも転ぶ、悪く言えば男を手玉に取る女の存在が、恐ろしく痛快である。それを実にクールに演じる大塚寧々は、なかなかのハマリ役。お定まりではなく、少々キツい結末にしたことで、人間ドラマとしての深みと面白さが増したように思う。自分の都合と欲望だけで生きているような人間たちを、庭の蛙たちが高見の見物をして笑っているという図は、あたかも小噺の洒落の世界。監督は平山秀幸。今まさに旬の人だ。 【ドラえもん】さん 8点(2003-03-07 00:33:08)(良:1票)
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