みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
5.フレッド・アステアとジェーン・パウエルが、兄妹のダンサー。外見は年齢的に言って親子にしか見えませんけどね。しかし踊り始めれば、年齢差を感じさせない、身のこなし。アステアも50歳を過ぎて、全盛期のようにはいかないんでしょうが、決して衰えは感じさせません。ダンスシーンは全体的に長回しで撮影されていて、ある意味、誤魔化しナシ。涼しい顔で踊り続けるアステアのダンスの流れを止めない「一気見せ」が、やっぱりこのヒト、粋だなあ、と感じさせます。 帽子掛けを相手に見立てた見事なダンス、見ていると何だか、この帽子掛けもダンスが上手いなあ、と思えてくる。アステア本人だけではなく、パートナーをも輝かせるのが、さすが、腕の見せ所。さらには器械体操の器具などもダンスに取り入れて、次は何をやってくれるんだろう、とワクワクしてきます。 波に揺れる船の上、左右に傾くフロアでのダンス。あるいは壁、天井、所かまわず繰り広げられるダンス、『ポルターガイスト』か、はたまた『インセプション』か。重力の面白さと、重力を超越する面白さ、ですね。実際に床を傾けたり、部屋を回転させたりして撮影している訳ですが、セットがよく出来ています。さらに後者では、壁、天井へと移動するアステアの動きも実に巧みで、本当は今、どちらが「下」なんだろう、という事を感じさせません(だからますます気になってしまう)。 物語は、イギリスに渡った兄妹がそれぞれ恋愛を繰り広げる、という、いかにもミュージカルな他愛のないオハナシ。エリザベス王女の結婚と重ね合わせて描かれるのがこれまた、正直どうでもいいのですが(笑)、とにかく他愛ないオハナシながらも、いつも涼しい顔をしているこの伊達男が、終盤、周りの人の流れに逆行して愛する女性のもとに駆け寄っていく姿。少し一途さを垣間見せて、イイんですね。 後の『タワーリング・インフェルノ』で寂し気にトボトボ歩いていた姿を、ちょっと思い出したりもして。 【鱗歌】さん [インターネット(字幕)] 8点(2024-05-06 07:51:34) 4.「上流社会」(6点)と同じく、この作品の目玉ナンバーも「ザッツ・エンターテイメント」シリーズに殆ど収録されていて、今回追体験という形で鑑賞したせいか感銘度は意外に薄かったです。例の、部屋中をダンスしながら回転していくトリックシーン、ガキの頃、ドリフのコントやら「ザ・ベストテン」なんかで模倣されているのを先に観てしまっているので、手品で先に種明かしをされた気持ちとでも言ったらいいか。逆の順序で観てたとしたらもっと評価は違っていたはず。つい先日鑑賞した「踊る海賊」より、ミュージカルとしての洗練度という意味では格段にUPはしているんですが、意外にこの作品には、僕のココロにズキュンと響くナンバーが少なかった。せめて、アステアの相手役がシド・チャリシーあたりだったらなあ・・・と、つい、ないものねだりをしてしまう自分。 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(字幕)] 6点(2018-11-14 22:29:51) 3.素敵すぎるオジサマ(笑)52歳とは思えないダンス、素晴らしすぎてため息が出そう。この映画ももう最初っから最後までアステアの為の映画のようなもんで天井で踊ったり舞台で踊ったりといろんな処で思う存分何回見ても飽きないダンスはミュージカル映画の素晴らしさっていうのをものすごく表現してます。恋愛準決勝戦・・・、、どういう意味だろか。 【M・R・サイケデリコン】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-06-29 11:03:21) 2.これも見所一杯の楽しい快作。帽子掛けとのダンスや部屋で一回転など、アステアMGM史上でも超有名場面目白押しー!しかし個人的には英国に渡って最初の舞台"HOWCOULD YOU BELIEVE ME~"のシーンが底抜けに楽しく、ウキウキウキ~の拍手喝さいで一番好きです。 【よし坊】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-07-01 20:35:50) 1.アステア52歳って…。すごいのひとこと。お部屋回転ダンスで、アンの写真がどうして落ちないのかが分かりませんでした。どうしてるんだろう? 【wunderlich】さん 7点(2004-06-23 13:43:17)
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