みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
51.奈良の騒音おばさんを覚えているでしょうか?本来は登場人物数名程度の小さな近隣トラブルだったはずが、これを面白がったテレビ局によって連日全国放送で取り上げられ、さらにはバラエティ番組のネタにされるなど異常とも言える大騒ぎとなった一件ですが、この事件には報道されていない後日談があります。病気の夫の看病や娘の死など、このおばさんには同情すべき点が多分にあったということや、近隣トラブルの原因を作ったのは騒音被害者とされていた隣人の方であったということが裁判の過程で明らかになったのですが、マスコミはこの事実を一切報道しませんでした。一人の女性をさんざんオモチャにして弄んだ挙句に、報道する側の手落ちが発覚すると一言の謝罪も訂正もなしにだんまりを決め込む。これは酷すぎではありませんか。。。 本作は、そんな報道の体たらくを皮肉ったブラック・コメディです。この映画にも直接のモチーフとなった事件があります。武装したカルト教団が51日間もの籠城を行った末に81名の死者(うち25名が子供)を出したブランチ・ダビディアン事件がそれなのですが、この事件においてもマスコミ報道のあり方が議論の的となりました。籠城期間が長期に渡ったため、ネタに困ったマスコミが憶測やデマ、完全なウソまでを平気で垂れ流すようになり、それが事態を致命的に悪化させる原因となったのです。真実を伝えるという役割を担うはずのマスコミが「真実などはどうでもいい。面白いことが重要だ」とひたすらセンセーショナルな方向へと流れていった時、現実世界で何が起こるのか?アメリカ国民がそれを垣間見た事件だったというわけです。。。 本作の主演はダスティン・ホフマン。かつて『大統領の陰謀』でジャーナリズムの崇高さを謳ったホフマンがメディア批判の映画に出演しているという点が非常に象徴的です。頭の弱い小市民を演じるトラボルタとの相性は意外にも良く、芸達者なホフマンが不器用なトラボルタを導いてやっているという構図が二重の意味で笑わせます。残念だったのは演出が一本調子だったことで、同じことの繰り返しなので後半になるとさすがに飽きてしまいます。テーマも役者も良かっただけに、監督の手抜きぶりが残念で仕方ありません。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-08-10 01:46:01) 50.このダスティン・ホフマン、なんだか俺様って感じで嫌です。社会を皮肉るより心理描写をじっくり見せる方がお似合いです。 【色鉛筆】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2008-09-25 20:40:14) 49.ラストシーンまでは画面から緊張感を伝えない演出は面白かった。そのラストをもう一捻りして欲しかったかな。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 7点(2008-08-24 12:08:54) 48.最後可哀想。 【ジダン】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-27 06:36:57) 47.現代のマスコミへの批判と皮肉を込めた作品なのに、どーも味付けが水っぽい。内容が薄いわけではないのに、メッセージがスカスカ通り抜けてしまう。トラボルタとホフマンという超大物を絡ませたのに、その化学反応が何もなかった。可もなく不可もなくとしか言いようがない。 【永遠】さん 5点(2004-06-21 08:23:21) 46.ジョントラボルタのあの役、顔的にも似合ってると思う。けどこうゆう役のトラボルタは観たくないなぁ・・・。映画の内容はまあまあだと思う。 【くうふく】さん 5点(2004-06-08 23:17:18) 45.最初はコミカル、そしてシニカルになって、最後は…。そうなるの?というエンディング。 しかし、この作品、かなりの風刺を利かせている。 ただこのクライマックスは、個人的には好きではない。 予想外であったのと、そういう流れは好きではないという趣味の問題だからである。 作品の完成度が悪いわけでは決してないし、ダスティン・ホフマンとジョン・トラボルタの演技もピカイチである。 だが、点数にはストーリーの好き嫌いが反映してしまった。かの名作「Z」のガブラス監督の作品だけに、期待してしまった。 【あむ】さん 5点(2004-05-04 20:13:34) 44.地?トラボルタのはまり役、不運を背負い込んだ中年の雰囲気は演じてるとは思えないくらいリアル。博物館長が割り切りすぎてていじめっ子に見えた。 【スルフィスタ】さん 6点(2004-04-29 03:21:54) 43.トラボルタ、腹出すぎ! 【ケンジ】さん 5点(2004-04-27 21:40:37) 42.伝えたい事は判るが、ちんたらした展開にだれてくる。 【ボバン】さん 4点(2004-03-27 00:52:12) 41.厳しいかな?狼たちの午後と比べてしまって…ホフマンいいんだけど…トラボルタの間抜けっぷりも…もう少しピリッと欲しかったかな…社会派としてはメッセージが薄いような…狼たちの午後がいいだけに辛い… 【レスマッキャン・KSK】さん 4点(2004-03-16 04:01:37) 40.うん。いろいろ考えさせられた。 【あしたかこ】さん 6点(2004-03-10 01:19:21) 39.のりがない。テンポが遅い。展開が消極的。 【000】さん 5点(2004-01-10 23:09:58) 38.両男優は好演。助手役の女性の変化も面白い。 【東京50km圏道路地図】さん 7点(2003-12-31 19:05:45) 37. 【STYX21】さん 5点(2003-12-04 23:54:57) 36.ラストが悲しい!!! 【やっぱトラボルタでしょう】さん 8点(2003-11-26 10:01:06) 35.トラボルタ復活。サタデーナイトフィーバーのイメージをやっと消せた作品。期待していなかっただけに面白さに感激。 【かまるひ】さん 8点(2003-11-11 23:38:51) 34.テーマは非常に映画的で興味深いものであったが、映画全体のテンションがあまりに中途半端だった。もっと徹底的にサスペンスフルにするか、逆に風刺を効かせたコメディにしていれば作品の質はぐんと上がったと思う。主演2人のキャラクターも非常に半端で、後味も悪かった。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 3点(2003-11-08 11:41:10) 33.『ほんとはいい奴な犯人』こういう役やらせるとトラボルタの右に出る役者はいないんじゃないかと思う。可愛い。 【桃子】さん 8点(2003-09-09 18:36:14) 32.取材記者によって、作り上げられていく「スクープ番組」の展開は良い。ニュース番組側の愚弄さと、取材陣に対する批判的メッセージも良い。しかし、全体に「緊張感」が無く、リアリティも無いため、内容に厚さが足りない。幾らでも防げた悲劇に、ラストのマックスが叫ぶ「俺達が殺した」は、マックス自信の「欲」が始まりであって、「俺達」とくくっていう言い方に納得できなかった・・・。 【sirou92】さん 3点(2003-08-25 21:30:25)
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