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【クチコミ・感想】
3.東宝に「日本誕生」、大映に「日蓮と蒙古大襲来」、新東宝にさえ「明治天皇と日露大戦争」という、邦画界の現状からは考えられない程の金を使い、オールスターが一堂に会した超々大作がある。日活を代表する大作が、ロマンポルノ移行期に製作された本三部作という訳ですが、以後、日活は衰退の道を歩み始めました。で、この第一部ですが、軍閥に取り入って満州に於ける利権に食い込もうとする財閥一族とそこに関わる人々を中心に、昭和初頭から満州事変までの日本の表と裏が描かれていきます。物語の壮大なスケールに負けないオープン・セットやエキストラ数、そして入れ替り立ち替り登場するスター達に圧倒されて3時間17分の間、全く退屈する暇がありません。正に堂々たる運命の序曲です、7点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-24 00:05:11)
2.第1部だけでも前篇・後篇合わせて3時間以上もあり、さらに第3部まであると言う超長編映画です。でもこの映画を1部ずつ評価するのは難しく、この部だけ見た感想は歴史教科書的な部分もありながら、しっかりと深いドラマ性もあると言う、まぁ長いだけにいろんな要素をふんだんに盛り込んだ映画でしょうね。とにかくエキストラではない物語に絡んでくる登場人物がものすごく多いです。世代的に登場人物がほとんど知らない人なので、異様な臨場感もあり内容が非常に現実性を増しているように思えました。日本の戦争の歴史に興味のある方ならなお興味深い作品だと思います。 【A.O.D】さん 7点(2004-09-22 16:26:12)
1.『人間の條件』が有名な五味川純平原作で、社会派監督の山本薩夫、主な出演者は旧・日活のスターたち、という、今思うと、少し変てこな取り合わせの映画ですが、学校の授業では常にカケアシになってしまう現代史、特に太平洋戦争に突入する頃の旧満州での出来事について、少しは人並みの知識や感心が出来たのは、この映画のおかげかも。満州での利権拡大をもくろむ伍代家という実業家一家の人々を中心に、色々な人がうごめく群像劇であります。何か、今じゃありえないような、当時のオールスターキャスト、という感じで、石原裕次郎も出ていたようです(実は失礼ながら、さっぱり記憶になかったのだけど)。後で、総チェックしていただいて、主な出演者を追加していただいたら、それだけでものすごいスペースをとることになるんじゃないかしら。浅丘ルリ子が気性の強い長女役だったです、確か。この頃はお人形のような彼女が好きじゃなかったのですが、最近はその魅力を再認識しているところです。若い人にもファンが増えているとか。また観たいのですが、ソフトが市販化されてないようだし、観るチャンスがなかなかなさそうなのが、残念。 【おばちゃん】さん 7点(2004-01-15 17:45:04)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
7人 |
平均点数 |
7.43点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 1 | 14.29% |
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6 | 0 | 0.00% |
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7 | 3 | 42.86% |
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8 | 1 | 14.29% |
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9 | 2 | 28.57% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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