みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
7.切り詰められたエンターテインメント映画。 【浅田荷葉】さん [DVD(字幕)] 5点(2019-03-24 18:18:24) 6.最近はエンタメ的な脱獄物を見ていたので 警備のザル加減や脱獄してくれと言わんばかりの作りの部屋が新鮮 これがリアリティかと納得してしまった。 【TAKI】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-03-30 02:03:35) 5.刑務所や収容所モノによく見られる、囚人同士の喧嘩も無ければ、 刑務所・収容所映画の見せ場の1つである、看守との息詰まるような心理戦も接近戦も見せない。 台詞も音楽の使用も最小限にとどめられ、ナチスの行為への直接的描写も控えられ、徹底的に地味に撮られた作品。 邦題の通り、主人公の男の手記を読んでいるかのようですが、淡々とした描写の中に常に緊張感が張り付いています。 銃殺刑の直接的描写は無いですが、銃の音が遠くから聞こえてくる度にドキッとさせられる。 銃の音、足音、様々な生活音、脱獄の準備や決行の際に出てしまう音・・・。音の使い方が凄い。 まるで主人公の男と行動を共にしているかのごとく、かすかな物音に耳をそばだてながら見ている自分に気付かされる。 ここまでエンターテイメント性を排し地味な作品であっても見る者の目も耳も釘付けにし、 かくも強烈に印象に残る映画になるものかと驚かされます。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 9点(2017-03-23 22:12:01) 4.ナチスドイツに占領されたフランス、レジスタンス活動で投獄された主人公が脱獄を図るまでの実話。 主人公のモノローグからなる徹底した一人称で進む物語は、途切れることなく緊張感が張り詰めている。 感情表現や扇情的なシーンは徹底的に排除されており、繰り返される日常や脱獄にかかわる準備は細部にわたって細かく描写される。 地味といえばこれほど地味な映画も珍しいが、この禁欲的な演出が実話であることの重みをずっしりと感じさせ、またびっくりするほどラストシーンで効果をもたらす。 私たちが普段観ているどの映画とも趣を異にするブレッソン作品は非常に刺激的だ。 【poppo】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2011-10-02 18:24:46) 3.物心つく前に見た脱獄モノを探していて、今回も外れでした。多分「穴」という映画ですので、今度見てみます。それは置いておいて、映画としては非常にシンプルで、道具もありがちなもの。実話モノだからしょうがないですが、少し物足りなかったです。 【色鉛筆】さん [地上波(字幕)] 5点(2010-09-12 17:56:36) 2.ジャック・ベッケルの傑作脱獄モノ『穴』と似たテイストの作品。 しかしながら映像的にはブレッソン・スパイスがガンガンに効いている。 全体的に硬派な作りになっており、最後の終わり方も渋くて良い。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-10-02 14:40:15) 1.ロベール・ブレッソン監督の作品を初めて観ました、大好きな脱獄映画です。仏脱獄モノとしてはジャック・ベッケル監督の名作「穴」に引けを取らないんじゃないかと思いました(実際、製作年ではこちらの方が先だし)。とにかく物凄く淡々としているにも関わらず、全篇サスペンスフルに満ち溢れているのは凄い。ちょっと話が上手く運びすぎじゃない?なんて思っても、事実本当にあった話なのだから仕方がない。物語のほとんどを主人公のモノローグで語らせるという点も渋いです。 【かんたーた】さん 8点(2004-11-18 21:33:34)(良:2票)
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