みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
11.寅さんの渥美清の体調不良を思わせる作品。 満男シリーズもいいけど、雰囲気はこれまでと違う。寅さんの印象が薄くなるほどにこれまでのインパクトが凄かったんだとあらためて実感する。映画館で観た時は思わなかったけど、こうしてまた観てみると最終回に向けての思いがどうしても強くなってしまう。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-12-05 22:49:09) 10.結構たのしめた。寅さんの家から博の家がホームになってきた。ヒロインや脇役がいい味だしている。 【ホットチョコレート】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-09-18 06:46:34) 9.「僕の伯父さん」から始まった新シリーズ、満男&泉ちゃん篇。 でも、僕にとってのこの新シリーズは満男&伯父さん篇なのです。 大学・就活・社会人生活に恋に悩む満男のドラマが描かれる。寅さんのマドンナらしき人も出てくる。 そんな中に挿入される寅さんと満男のドラマが大好きなのですが、本作はその良さがとてもよく出た一本。 まずは序盤の鉛筆をめぐる寅さんお得意の名調子と満男、そしてとらやの人々。 次は長浜で「男がいたっていいじゃねえか。そいつと勝負すりゃいいんだよ」 この時の寅さん、カッコいいんだよなあ。そして鎌倉の別れ際もいい。 2人の師弟関係なのか、友情なのか。この伯父と甥のドラマはいつも本当にいい味わいがあります。 ラストの満男の心の声。「近頃僕は伯父さんに似てきたと言われます」と言う。 そうそう。満男君、僕は本作のだいぶ前からそれに気付いていましたよ。 どんどん伯父さんに似てくるなあって。 更に本作の一番最後と冒頭に出てくる、寅さんを先生と呼ぶ小林幸子演じる演歌歌手。 初期の作品の旅の一座と一座の花形大空小百合ちゃんを思い出します。 旅先でのちょっとした心の触れ合い。寅さんの優しさ。 やっぱり寅さんにはこういうのが似合うなあ・・・。 さて、順番はめちゃくちゃで好きな順番にレビューしてきましたが、ようやくこれで寅さん全作品レビュー完了です。 もうこれで寅さんの新規レビューが出来ないと思うと、ちょっと淋しくなりますね。 既に全作品を複数回見ていますが、これからも見続けますよ。 あなたの一番好きな映画は?と聞かれれば、僕は迷わず「寅さん」と答えますから。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-05-19 21:16:48)(良:1票) 8.寅さん、かなり声がかすれてる。前作からの首かくしマフラーもせつない。顔もやつれている。でも作品としては前作より好きでした。満男寄りではあるけれど、満男を通して寅さんの良い面が映し出される。いや、逆に寅さんがカッコ良過ぎるかもね。もはやドジで可笑しな寅さんじゃなく仏様に近づいている寅さんです。マドンナのかたせ梨乃さんもなんだか素敵でした。満男のウジウジぶりには今作でもイライラするも牧瀬里穂が可愛いから許す。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 6点(2013-03-10 16:40:49) 7.久しぶりに寅さん鑑賞。 相変わらずセリフも聞き取りやすいし、なにより山田洋次監督はよく日本人のことが分かっている人だと再認識させられた。さくらがお礼の電話をかけたりするシーンは、本当にひと昔前の日本人そのものだ。 この作品は満男〉寅さんの比重がますます強くなり、もはや寅さんの勇ましい言動はほとんど他の人のセリフを通して語られる。それだけ渥美清の病状が進んでいたのだろうけど、その弱りきった姿を観客に配慮して撮ったメンバーも素晴らしい。 対照的に牧瀬里穂の若さがこの映画の大きなアクセントになっているのは確か。 【mhiro】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-07-13 19:29:48) 6.牧瀬里穂のフレッシュさが目立った。 それとは対極に衰えきった渥美清。 人生の明と暗を痛いくらいに感じさせてくれる本作。 最終作となった次回作よりも、本作の渥美清の方が弱っていた気がする。 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2007-10-06 17:41:21) 5.前作に続き、御前様の死(?)をひたすら隠し続けるレギュラー達。笠智衆の他界によって、もやは御前様は登場しないのだが、会話の中で御前様の健在を示唆し続ける。ここで、本作で気になってしまうのが、もはや寅さんまでもが「会話中の人物」になりかけている事。寅さんの喧嘩や家出は、劇中で描かれることなく、他の登場人物の会話の中で描写されるのみ。映画における満男の存在がますます大きくなり、寅さんの影が薄くなっていく。このままあと10作くらいシリーズが続いたら、渥美清が一度も画面に登場することなく、人々の会話の中だけで寅さんが語られる映画になってしまいそう。今回の寅さんは、満男に対し商売の極意を伝授するシーンで、往年の勢いの片鱗をわずかに見せてくれるが、この場面でも、周囲が無闇に寅さんの話術について感心するのが、腫れ物にさわるようで、逆に湿っぽい感じがする。ああ、寅さんもすでに「伝説上の人物」なのか。神の領域なのか。映画から、御前様が去り、寅さんが去り、その他のメンバーも去り、やがて記念すべきシリーズ100本目に登場するのは、満男とサンペーちゃんだけ・・・。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-01-24 22:41:17) 4.47作目。この頃になるともう渥美清は病気がかなり進行して見るのが痛々しい。昔に見たせいかほとんど内容を忘れてしまっているが、マドンナのかたせ梨乃は極妻のイメージが先行してしまってこのシリーズにはミスマッチのようにしか思えなかった。 【イニシャルK】さん [地上波(邦画)] 5点(2005-10-10 13:53:42) 3.私が寅さん映画で最初から最後まで観たのこの映画が始めてでした。想像してたものより随分面白かった。でもその後も殆ど観ていない。いつか1~観ていこう。 【亜流派 十五郎】さん 5点(2005-03-20 21:53:51) 2.いま思うと、この頃の渥美さんは、胃癌がカタッポしかない右肺に転移して、とても演技なんかできる状態じゃなかったらしい。山田監督も薄々それに気づいてるのか、ストーリー展開に、すっごく苦しんだと思う。無理も無いよね、渥美さんが弾んでくれないんだもの。寅の芝居は、2つ3つ高い所から調子よく入っていかないといけないのに、弾まないんだものなぁ・・・・。それが、どうしても画面に出てしまう。だから、出来がいいとか悪いとかいうより元気が無いんだよね、全体に。「お前、疲れてるんだよ。少し休めよ。」って言いたくなる作品。点数つけるの嫌だな・・・・。でも、すごくいい場面も、要所要所にあるんだけどね。満男が働く小さな靴メーカーの専務に扮する、すまけいが、すっごくいい。あんな上司がいたら、どんなにいいだろう。いや、いなきゃいけないんだけどね、本当に。・・・・でも、いないんだよな、こういう上司。 【ひろみつ】さん 7点(2004-06-03 21:17:25) 1.47作目。今まで見た中では一番つまらなかったかも。なんか薄いし、あと1作で最後というのも寂しい感じ。今作では満男がついに社会人になってます。妹を満男と結婚させようとする兄がよくわからない。そこまで満男に惚れてるのか。牧瀬里穂はなんかオーバーな感じが浮いてるような気がした。でも寝顔シーンはちょっとキューって感じだった。 【バカ王子】さん 4点(2004-03-04 04:57:21)
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