|
表示切替メニュー |
レビュー表示 |
その他作品(無) |
心に残る名台詞(投稿無) |
エピソード・小ネタ情報(投稿無) |
心に残る名シーン(投稿無) |
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】 |
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示】
|
【通常表示】/【改行表示】 |
【通常表示】/【お気に入りのみ表示】
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
6.《ネタバレ》 珍妙な邦題ですが、原題が示す「狂騒の20年代」を生き急いだエディ・バートレットを描いたギャング映画珠玉の逸品。WW1復員兵に対する冷淡な社会で職にあぶれタクシー運転手として密造酒と知らずに届けた事がきっかけでアウトローとしてのし上がり、大恐慌でタクシー運転手に逆戻りしてしまう。時代背景の説明が簡潔的確で同じ様な人が他にも居たように思えます。エディ演じるジェームズ・キャグニーに心底見惚れ、落ちぶれてからの姿は神がかり的で、ラストの階段を駆け上がる姿を歯を食いしばり息を止めて観ていました。彼と絡むハンフリー・ボガート、グラディス・ジョージも絶品で、前者の命乞いのシーンと後者の(彼との関係はの問いに)「一生分からないわ」も忘れじの名シーンであります。プリシラ・レイン、ジェフリー・リン共に今一つ魅力に欠けるところに-0.001点としました。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 9点(2019-01-31 02:37:07)
5.《ネタバレ》 「白熱」ほどの凄まじさとパワーは無いが、ラオール・ウォルシュ特有のスピーディーな展開とドラマで一気に引き込まれる。
中盤における倉庫襲撃シーンは豪快だし、レストランにおける流れるようなアクションも見事。
極悪人の筈のキャグニーが持つ銃はあくまで「脅し」であり、この頃冷酷な殺し屋だったボガートの持つ銃は「殺人の道具」だ。
この映画のキャグニーは正に「汚れた顔の天使」なんだよな。表向きは極悪人だけど、本当は誰よりも優しさを持っている。
そんな彼が倒れるラストシーンは、とても切なく哀しい。
マイケル・カーティス&ベン・ヘクトの「汚れた顔の天使」もメッチャ良いです。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-12-21 21:48:40)
4.《ネタバレ》 ラオール・ウォルシュの映画には「裏切り」が描かれることが多い。そしてそれは西部劇よりも犯罪映画でこそ活きてくる。最たる作品が『白熱』でこれはもう傑作中の傑作です。この『彼奴(きやつ)は顔役だ!』でも「裏切り」がドラマを作ってゆく。二人の戦友のうちの一人に女を奪われ一人に権力を奪われる。前者が人間ドラマ、後者が犯罪ドラマを作ってゆく。前者よりも後者が面白いに決まっている。後者が生んだレストラン襲撃シーンは後に『ゴッドファーザー』に継承されることになる。そしてラストシーン。前言撤回。前者のドラマがここに名シーンを生むのだ。銃撃後、外に飛び出してからのキャグニーを捉えるカメラの横移動がもうそれだけで哀しさに包まれている。階段を斜めに駆け上がったかと思うとすぐに転げ落ちる。そのリアルな転げっぷりと雪の積もる背景が哀しみを倍増させている。 【R&A】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-10-07 11:39:48)(良:1票)
3.《ネタバレ》 ジェームズ・ギャグニーという役者は悪党を演じていても、最初に煙草を分けてくれたように、どこか気の良い優しい男にも見えるので、無償の愛を与え続けながら落ちぶれてゆく様は同情してしまうくらい不憫です(女も、助けを求めに来るのはともかく幸福な家庭に招き入れるのは可哀相じゃないか!)。もちろんナレーションをかぶせ時代が進んで行く度に、ギャグニーが少しずつ暴力性を増しヤクザな男へと変貌を遂げていくところは、軽快に物語を進めており説得力もあるのですが、ボガートが登場してしまうと、その悪党っぷりから比べれば、やはりどうして好漢に見えるのです(銃に関してもギャグニーの場合は基本、脅しの道具ですがボガートが持つと殺しの道具となる)。だからこそ余計に、あのラストに背中を撃たれ雪の舗道を疾走しながら絶命していくギャグニーの姿は、あまりに哀しく感動的であり涙腺にグッとくるものがあります。
惚れてしまった方が弱いのは仕方ないんですが、涙もんのギャグニーの男っぷりとラストランを見たら、彼女の心もほんの、ほんの少しばかりは動かせただろうか(当然、ギャグニーにはそんな打算もなかったのだけど)。 【ミスター・グレイ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2009-07-01 18:13:54)
2.見事なまでのハードボイルド!傲慢で最低なやつだったエディ、最後はかつて愛した女のためよくぞがんばった! 【maemae】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-03-26 01:32:02)
1.これは、絶対に見て欲しい超傑作です。第一次世界大戦から禁酒法時代そしてバブルと大恐慌、20世紀初頭のアメリカを駆け抜けた、一人の男の激動の生き様を見事な演出で送る一大エンターテイメントムービーです。当時、隆盛を極めたギャング映画の総決算と言っても過言ではないかも!テンポが速いので「昔の映画はちょっと・・・」なんていう人ほどピッタリな映画です。切な過ぎるラスト・・・漢(オトコ)なら涙しろ!!!!ホリエモンもこの主人公の様に生きて欲しいもんだ。 【一番星☆桃太郎】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-02-10 17:13:13)(良:1票)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
6人 |
平均点数 |
8.50点 |
0 | 0 | 0.00% |
 |
1 | 0 | 0.00% |
 |
2 | 0 | 0.00% |
 |
3 | 0 | 0.00% |
 |
4 | 0 | 0.00% |
 |
5 | 0 | 0.00% |
 |
6 | 0 | 0.00% |
 |
7 | 1 | 16.67% |
 |
8 | 2 | 33.33% |
 |
9 | 2 | 33.33% |
 |
10 | 1 | 16.67% |
 |
|
【その他点数情報】
|