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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
4.《ネタバレ》 お目当て森雅之さんが演ずる関八州ヤクザを統率する盲目の大ボス人呼んで「闇公方」
卑怯、残忍、人でなし・・ありとあらゆる言葉が当てはまる極悪ぶり。サイボーグのような義眼から放たれる妖気、艶ある声での重厚な台詞回し、飛び抜けた存在感にゾクゾクし通し。
勝新とのクライマックス頂上決戦で上品さをかなぐり捨てたお姿は「ちょっと、それは、いくら何でも汚な過ぎやしませんか!」握り拳。死に様も期待以上で現時点で森雅之さん最上の演技です。
仲代達矢の微妙な役どころで森さんと絡みが無かったところ、-1点。
頂上決戦決着後の余韻の中でのラストの対決が追伸のようだったところ、-1点。
脚本が散らかり過ぎてなければ森さんファン以外の方でも楽しめると思われる作品です。 【The Grey Heron】さん [インターネット(邦画)] 8点(2022-06-03 15:45:14)
3.《ネタバレ》 トメは仲代達矢だが、実際には勝新太郎vs森雅之の色合いが濃い。市と闇公方、盲目同士でバチバチやりあう。囲碁の最中、碁石を飛ばしあう。茶を飲んでお互いにガハハ、3秒で止まる笑い、そして沈黙。なんだこの空気は…。次は池の中央に作られた舞台でサシの勝負… かと思ったら橋を外し、逃げ場を封じた上で火攻め。なんとかこの危機を脱しても、今度は人質を利用して市を追い詰める。とことん悪い奴だ。「静かだ、なぜ静かに?…」という死に際のセリフも印象的で、座頭市シリーズの中でも屈指の悪役ではなかったかと思う。「座頭市は俺が斬る」という言葉と共に市を助けに現れた仲代は、最後に決着がつく以外はドラゴンボールで言うベジータみたいな役回りか。いろいろ面白かった。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-12-04 10:00:22)
2.《ネタバレ》 ゲストキャラに存在感ありました。大原麗子のハスキーで舌足らずな甘え声を久しぶりに聞けて感激。いい女優さんでした。子供の頃はピーターって気持ち悪かったんだけど、この映画を観てちょっとドキッとしてしまった。不覚。また、撮影の宮川一夫が上手いです。単純なピーカンアングルなんてほとんど無く、画面から凝った絵を作ろうとしている意思を感じる。同時に、被写体より近景にオブジェクトを入れて奥行を出すオーソドックスな工夫をきっちりとやっていることに感心。座頭市が周囲のやくざ者たちから命を狙われる理由が省略されているけど、このシリーズ全体がそんな文法なんでしょう。本作は某CS局の仲代達矢特集で鑑賞しました。日本を代表する役者と誰もが認める方ですが、私が観ている時代劇作品ではほとんどが斬られ役なんですよね。本作もしかり。主役も張れる実力で、こんなに殺される人も珍しい。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-05-17 23:22:32)
1.《ネタバレ》 第21作。「座頭市と用心棒」と同年公開で前作に劣らず凄まじい豪華キャスト作品。後期の座頭市は本当に凄い。三国・近衛・三船と来て、今回は仲代、そしてジミー・ウォング・森繁...と続く。内容も実にエンターテイメント溢れる作品で単なるハッピーエンドじゃないのもいい。今までのヤクザと違って裏将軍みたいなのが敵でスケールも大きい。近衛や三船と違って仲代と決着が付いてるところも見所。銭湯でのカラフルな立ち回りといい印象に残るシーンがいっぱいで本当に面白かった。出演者ではピーターにもある意味ドキッとしたけど、一番は吉行和子。鋭く凍るような美しさというのか、本当に綺麗。田中邦衛はどこに?ってのも注目。 【バカ王子】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2006-03-24 23:35:21)
マーク説明 |
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【点数情報】
Review人数 |
4人 |
平均点数 |
7.75点 |
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1 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 1 | 25.00% |
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7 | 0 | 0.00% |
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8 | 2 | 50.00% |
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9 | 1 | 25.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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