みんなのシネマレビュー

処女ゲバゲバ

1969年【日】 上映時間:70分
エロティックバイオレンス
[ショジョゲバゲバ]
新規登録(2010-07-03)【しったか偽善者】さん

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監督若松孝二
キャスト大和屋竺(男優)
製作若松孝二
企画若松孝二
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【クチコミ・感想】

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2.荒野に目隠しされて置き去りにされた一組のカップル。この二人がゲバゲバな目に遭う壮絶な60分。 とにかくゲバゲバ。 裸にされ、磔にされている女。 スナイパーライフルのスコープを覗けば女性の乳首に照準が合う不思議。 ひたすら暴力とエロとゲバゲバ。 突然カラーになる演出。 当時カラーフィルムは高かったから節約したらしい…。 訳の解らない映画だった。 でも、このシュールな世界観はちょっと中毒性があるかも。 若松監督作品は私にはまだ早かったようだ…。 ヴレアさん [DVD(邦画)] 4点(2018-11-05 19:59:00)

1.《ネタバレ》 若松孝二監督の初期の作品。晩年「キャタピラー」や「実録連合赤軍」など社会派を撮っている監督である。昭和の激動の時期、社会でもがき苦しんでいる若者の叫びの如く、スクリーンに激情をたたきつける監督である。ゲバゲバのゲバとは国家など大きな存在への暴力などによる実力行使のことらしい。ここでも非力な二人の恋人(女性の方は元ボスの女という設定)の大きな存在の前でもてあそばれる様を描いている。タイトルは大島渚によるもの。一見、眉をひそめるようなタイトルではあるが、ギリギリのところで人間を描いている。レンタルビデオ屋に一角を占めるAV(アダルトビデオ)とは志もメッセージも違う。エロはエロでも、一人の人間がもがき苦しむ過程で獣になる一歩手前の煩悶を描いている。人間が獣ではない、獣になったらお終いだというのをメッセージとして伝えてこそのエロこそ、文化と言える。AVは文化ではない。 トントさん [DVD(邦画)] 7点(2017-12-09 15:31:10)

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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 5.50点
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