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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
2.《ネタバレ》 キンスキーの演技力の凄まじさをより味わう作品。
一兵卒に徹するキンスキーは、いつもの野獣のような獰猛さがこの作品には無い。
上官に踏みつけられるキンスキー。それでも彼は反抗しない。
あろうことかマッドサイエンティストのような軍医の実験材料にまでなって“小銭稼ぎ”だ。
ヴォイツェクは散々だ。それでも、この男はひたすら耐えて耐えて耐える。
その怒りを耐えているキンスキーの表情が凄い。
上官、軍医も、みんな噛み合わない意味不明なやり取りを繰り返している。
そんな彼らを、ヴォイツェクは人間の本質をツクように語る。
一見何の抵抗もしない、頭も空っぽではないのかという彼がだ。物事の考えを上手く表現する学もない、聞いてくれる友達もいない。
それを口に出せない苛立ちが積もり続ける。
そんあヴォイツェクの心を唯一和ませてくれる愛人のマリーと子供。
ヴォイツェクの笑顔がそれを語ってくれる。
マリーもまた、鏡に映る自分を見て残念そうなため息を付く。
それでもヴォイツェクを襲う悲劇。
堪忍袋も限界、ブチ切れたヴォイツェクはダムが決壊するように、獣が理性を失うように“ブッ壊れる”・・・! 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-05-18 15:30:30)
1.《ネタバレ》 19世紀に書かれた戯曲。日本では馴染みが薄いけどドイツでは何度も舞台になっており、Wikiによると映画化も12回を数えるらしい。精神を病んでいると思われる兵士が嫉妬心から付き合いのある娼婦を殺す。それだけのお話ですが、心身症と思われる兵士の描写に演じ甲斐があるのだと思います。そんな訳で、ヘルツォーク監督は身近にピッタリの役者がいるから撮ろうと思ったのでしょう。クラウス・キンスキーさんです。この作品はドラマ感が希薄で、たいして面白くなかったです。背景になるドイツの近代史に知識があれば違った見方が出来るのかもしれません。ただ、クラウス・キンスキーの演技は怖いです。夢に出て来そうなレベルです。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2013-08-22 02:59:36)
マーク説明 |
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★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
2人 |
平均点数 |
6.00点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 1 | 50.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 0 | 0.00% |
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7 | 0 | 0.00% |
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8 | 0 | 0.00% |
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9 | 1 | 50.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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