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【クチコミ・感想】
2.《ネタバレ》 現在日本映画界でもっとも期待されている映像作家のひとりである山戸結希の、商業映画デビュー作です。アイドルグループ東京女子流の五人をメインにした彼女たちのプロモーション・ビデオと言えなくもないが、各人のキャラやストーリーそして世界観はすべて山戸結希ワールドになっているところはさすがです。私立名門女子高の学園祭で開催されるミスコンを舞台にして、マウントとりに熱中している女子高生たちを独特の感性とセリフ回しで表現しており、この作風には観る者の好き嫌いがはっきりしてしまうかもしれません。監督じたいは女子流の活動についてはまったく予備知識がなく、初対面での各メンバーとの10分程度の面談で劇中のキャラを決めたそうなので実際のメンバーのキャラとはほぼ無関係になっているそうですが、このキャラ付けには山戸結希の感性の鋭さが感じられます。哲学を専攻したそうなので確かにセリフのロジックには理屈っぽいところがあって一昔前のATG映画を見せられるような雰囲気もありますが、ここを現代の10代が演じるというのはある意味新鮮な感じすらしました。ももクロの『幕が上がる』なんかよりはるかにささるものがありました。 アイドル運営から山戸結希にPV監督の依頼が現在殺到しているというのも、納得です。 【S&S】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2019-08-24 22:38:21)
1.《ネタバレ》 ファンの人に連れられて見に行きました。東京女子流はアイドルではないので〈ダンス&ボーカルグループらしい)AKBやモモクロと差をつけた映画になっています。ドキュメンタリー調や分かりやすさを排してただひたすらにある種の高みを目指してます。
役も本人たちのキャラクターとは真逆だったり、関係ないものになっています。
突然長台詞があったり分かりにくい爽快感のない一昔前の邦画調です。
現行でやってる若い女の子の中では圧倒的に歌もダンスも実力があるし、この映画を観ても分かるように演技のセンスがあるにもかかわらずいまいち一部の人にしか人気のない理由がこの映画で分かった気がします。 【CBパークビュー】さん [映画館(邦画)] 6点(2015-09-26 22:48:47)
マーク説明 |
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【点数情報】
Review人数 |
2人 |
平均点数 |
6.50点 |
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