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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
2.《ネタバレ》 ガンファイトよりもドラマが一番の見所と言える作品。
ゴールドラッシュに沸く山間という舞台は後の「ペイルライダー」を連想させる。
ワイオミングからアラスカへと牛を運ぶ男二人。
西部で育てた牛を寒冷地で力強く育てようというフロンティア魂を強く感じる。
一人でもやってやるぞと孤独な危ういステュアート、それを支えるお喋りだが老獪なブレナン爺さん。
船員を銃で打ち下ろして逃亡、上陸後に牛に乗って脱出するステュアートが面白い。
街に付いた二人は街を治めるギャノン一味と関わり合ってしまう。
酒場の女主人と主人公を慕う女性二人の対照的なキャラも魅力的。
雪に覆われた雄大な自然、
追っ手との銃撃戦、
雪崩で別れる運命(雪崩にして随分デカイ塊があったような・・・)、
珍しく重傷を負うステュアート(奇襲とはいえ主人公補正のステュアートはともかく、ブレナン爺さんに傷を負わせるとは相当の手練。「荒野の決闘」のワード・ボンド並みの実力者か。)
そしてラストの馬と鈴を利用した奇襲と決着。
ブレナン爺さんのため、街の人々のため、自分のために引き金を引く覚悟を決めたステュアートが力強い。
見事な決着だが、あのタイミングであの人が死ぬのはいささか腑に落ちない。
ブレナンは一足先に旅立つか、残していった“鈴”は最後までステュアートを助けてくれた。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-12-21 22:13:37)
1.《ネタバレ》 パッケージによればジェフ(ジェームズ・スチュワート)は「人間嫌い」とされていますが、「人間不信」のほうがしっくりきます。自分以外は誰がどうなろうと知ったこっちゃない。他人を信じる必要もない。誰かを信じれば裏切られた時に余計に辛くなるから。それがジェフの発想です。正直最初はジェフのことを全く好きになれない。自分勝手で他人の言うことに耳を貸さず、いらぬ衝突を生みまくる。で、本作はそんなジェフが成長していく様を描いた映画・・・かといったらそうではないでしょう。他人を信じる心を「思い出していく」というのが正確か。ジェフが自分の殻に籠りまくったのは過去女に裏切られたからだし、何より開幕から閉幕までず~っとベンから貰った鈴をつけてますからね。殻に籠っているだけで、心の底の底から「自分が良ければ他人はどうでもいい」と思っているわけではない。そこがジェフとギャノンの違いでしょう。
また、自分一人のことを考えたらジェフの発想も完全に間違っているとは言い難いところが面白いところで、要は「自分良ければ全て良し」ならジェフの考え方になるわけですが、自分を貫き他人を蔑ろにすると結局最後は自分に返ってきて自分が悲しむ(=「自分良ければ」になってない)ことになる、という矛盾があります。本作ではベンの「友情は金では買えん」といった台詞やレネーらの無償の人助けに触れることで少しず~つ人間らしさを取り戻すジェフが描かれます。こういうの、非常に好きです。まあキャッスルの言うように何の根拠もなく人を信じることなど「バカなこと」なのかもしれませんが、だってそれはほら、人間だもの。 【53羽の孔雀】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-12-21 07:14:20)(良:1票)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
2人 |
平均点数 |
8.50点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 0 | 0.00% |
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7 | 0 | 0.00% |
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8 | 1 | 50.00% |
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9 | 1 | 50.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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