|
表示切替メニュー |
レビュー表示 |
その他作品(無) |
心に残る名台詞(投稿無) |
エピソード・小ネタ情報(投稿無) |
心に残る名シーン(投稿無) |
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】 |
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示】
|
【通常表示】/【改行表示】 |
【通常表示】/【お気に入りのみ表示】
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
1.《ネタバレ》 原作は五味康祐の小説で、奇想天外な野球ファンタジーに下町人情喜劇を合体させた様な感じです。武者修行のために合気道の達人との手合わせを求めて紀州の山奥から出てきた武術の達人・一刀斎が、ひょんなことからプロ球団に入ることに。そのきっかけが、試合前のアトラクションで稲尾和久からホームランをかっ飛ばしたいうのだからふざけてます。この伊藤一刀斎という男、身なりははかま姿でいかにもな格好で天丼が好物でこればっかり食べているというのがこれまたふざけてます。大毎オリオンズに入団してから全打席ホームランで39打席連続本塁打の記録を樹立するというんだから、もうふざけ過ぎです。 まあこの映画は大映がプロ球団を持っていたから撮れたようなもんで、後楽園球場にエキストラを入れてグラウンドでは現役の大毎や西鉄の選手にプレーをさせて撮影するなんて、実に贅沢です。剣の極意で本塁打を量産するのはいいんだけど、野球の事を全然判っていなかった一刀斎は守備はどうしてたんだろう?まあそこはご愛敬ということで(当時まだ指名打者制は導入されてません)。 というわけで野球の描写自体はしごく適当なんですけど、一刀斎を取り巻く下町の人間模様がけっこういい味出してるんです。一刀斎が住んでいる旅館の経営者家族や芝大門の天ぷら屋の親父さん、みんな実にキレの良いセリフのやり取りが笑わせてくれます。監督は誰かと思えば『狸御殿』シリーズの木村恵吾じゃありませんか、彼ならではのスピード感が溢れるユーモアは絶妙です。 ラストのヤンキースとの日米対決戦は予定調和ですけど、余韻を残したラストシーンは清々しさを感じさせてくれました。ちょっとした掘り出し物です、この映画は。 【S&S】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-04-04 23:49:21)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
1人 |
平均点数 |
7.00点 |
0 | 0 | 0.00% |
 |
1 | 0 | 0.00% |
 |
2 | 0 | 0.00% |
 |
3 | 0 | 0.00% |
 |
4 | 0 | 0.00% |
 |
5 | 0 | 0.00% |
 |
6 | 0 | 0.00% |
 |
7 | 1 | 100.00% |
 |
8 | 0 | 0.00% |
 |
9 | 0 | 0.00% |
 |
10 | 0 | 0.00% |
 |
|
【その他点数情報】
|