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大脱獄(1970)

There Was a Crooked Man...
1970年【米】 上映時間:126分
アクションコメディ刑務所ものウエスタン
[ダイダツゴク]
新規登録(2019-06-01)【S&S】さん
タイトル情報更新(2019-07-23)【イニシャルK】さん
公開開始日(1971-01-23)


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監督ジョセフ・L・マンキウィッツ
キャストカーク・ダグラス(男優)パリス・ピットマン.Jr
ヘンリー・フォンダ(男優)ウッドワード・W・ロウプマン
ジョン・ランドルフ〔1915年生〕(男優)サイラス・マクナット
ヒューム・クローニン(男優)ダドリー・ホイナー
ウォーレン・オーツ(男優)フロイド・ムーン
バージェス・メレディス(男優)ミズーリ・キッド
リー・グラント(女優)バラード夫人
アーサー・オコンネル(男優)ローマックス
マイケル・ブロジェット(男優)コイ・キャベンディッシュ
アラン・ヘイル・Jr(男優)トバッキー
バート・フリード(男優)スキナー
バーバラ・ローズ(女優)ブルンジッジ
ジーン・エヴァンス[男優](男優)ウォルフ大佐
ラリー・D・マン(男優)ハリー
バート・バーンズ(男優)ルーミス
ボブ・ヘロン(男優)(ノンクレジット)
宮部昭夫パリス・ピットマン.Jr(日本語吹き替え版)
瑳川哲朗ウッドワード・W・ロウプマン(日本語吹き替え版)
田中康郎サイラス・マクナット(日本語吹き替え版)
富田耕生ローマックス(日本語吹き替え版)
及川ヒロオダドリー・ホイナー(日本語吹き替え版)
永井一郎ミズーリ・キッド(日本語吹き替え版)
石丸博也コイ・キャベンディッシュ(日本語吹き替え版)
脚本デヴィッド・ニューマン[脚本]
ロバート・ベントン
撮影ハリー・ストラドリング・Jr
製作ジョセフ・L・マンキウィッツ
製作総指揮C・O・エリクソン
美術エドワード・キャレア(プロダクション・デザイン)
ウェイン・フィッツジェラルド(タイトル・デザイン)
衣装アンナ・ヒル・ジョンストン
編集ジーン・ミルフォード
スタントボブ・ヘロン(ノンクレジット)
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【クチコミ・感想】

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6.導入部から顕著に漂う、何とも緩く適当な雰囲気。おおこれは、シビアな脱獄ものと見せかけておいて、実は楽しく笑える方向で決めまくるのだろう、と思っていたら、何ともそこからが中途半端で低空飛行なのです。変に豪華キャストにしてしまったために、制作現場が萎縮してしまったのだろうか、と勝手に推測してしまうくらいです。ところどころの寓話的な部分には興味を引く部分もあったため、主要登場人物を3人くらいに絞って、尺も削ってもっと伸び伸び作っていたら、と思わずにはいられません。 Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-02-19 02:52:39)

5. 悪い奴らを揃え、ユーモラスな展開の中にも風刺と人生訓を盛り込んだ娯楽作。  人間、とんとん拍子でうまくいくと思えば最後に落とし穴があったり、不満だらけの人生でも思わぬツキを呼ぶことがあったり、ラストの展開は意外性があり記憶に残る。  名匠と名優が組んで作った凡作とは思わない。むしろ肩の力を抜き、余裕をもって作った一品という印象。遠い日の少年が感じたその思いは今も変わらない。  丸メガネのカーク・ダグラスが印象的。断末魔のつぶやきは味わい深い………………訃報に接し合掌。 風小僧さん [映画館(字幕)] 6点(2020-02-09 15:54:42)

4.《ネタバレ》 脱獄をテーマにした映画でないことは原題で分かる。 直訳すれば、性根の曲がった男がいた。根っからのクズ。だろうか。 邦題をつけるなら伊達眼鏡のほうがよかった。 冒頭から馬の蹄に布を被せる用意周到さ、仲間が撃たれても応戦しない、 女を抱いて捕まる、ところから始まる。ものの10分でどんな男かは説明しているはずなのに そんな男でもカーク・ダグラスが演じると何かしらの粋を感じるのは役者と眼鏡の作用だろう。 対照的にヘンリー・フォンダが演じる元保安官は正義漢で生一本な男ながら、 紙煙草ひとつうまく作れない不器用さが世間との生き辛さを暗示している。 だもんで、結末は安易に予想できる。もともと大味なはずの題材を監督の小技と役者の力で 佳作にまで押し上げた作品。 michellさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-02-09 03:58:07)

3.中盤までユルユルでいい感じ。これは埋もれた名作かと期待したのですが、終盤の展開に唖然。往年の名優がゴロゴロ出ているにもかかわらず知名度が低いのも、ここでのレビューが極端に少ないのも、さもありなんという感じです。特にカーク・ダグラスのファンは激減したんじゃないでしょうか。当人が名誉毀損で訴えてもいいレベルの作品です。まあカルト的で一興ではありますが。 眉山さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2019-07-02 23:09:32)

2.《ネタバレ》 砂漠の真ん中にある監獄に集められた、この上もなく薄汚いオッサンたちが、邦題が「大脱獄」ってんだから脱獄するんでしょうが、待てど暮らせど一向に脱獄しない、まあ、そんな映画です。 主人公のカーク・ダグラスが、ここではマッチョなイメージではなく、メガネをかけて飄々としたキャラクターで、それなりにいい味は出してるんですけれども。でも薄汚いオッサンのひとりには、違いない。加えて、ムダにオバチャンのヌードが出てきたりするもんだから、画ヅラの冴えないこと冴えないこと。監獄もボロボロで、ここまでくるとかえって、およそ脱獄する気も起こらんわな。まあ一応、厳重に見張っているらしいんだけど。 で、終盤、ようやくというか唐突にというか、脱獄する・・・というかもうワケの分からん大騒ぎとなって、この辺まで来ると、この映画、マトモに物語を追いかけてはいけなくって、もしかすると一種の寓話か何かなんだろうか、と思えてくる。音楽は底抜けに明るくってコメディタッチ、だけどやたら人が死にまくり、これはきっと何かの喩え話みたいなもんなんだろう、と思うんだけど、そう思うとさらに意味がわからなくなってくる。 単なるハチャメチャなオハナシで、それ以上でも以下でもないのかも知れませぬ。 鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-06-17 21:04:12)

1.《ネタバレ》 カーク・ダグラスとヘンリー・フォンダが主演、脇にウォーレン・オーツとヒューム・クローニンとジョン・ランドルフにバージェス・メレディス、監督がジョセフ・L・マンキウイッツで脚本がロバート・ベントン、これだけビッグ・ネームがそろっていても失敗作になってしまうというのが映画の道のおそろしいところです。ほかに邦題で被っている映画がありますが、間違いなく本作が最も無名ではっきり言えば“忘れられた映画”であるのは悲しいところです。 強盗で50万ドル奪取に成功したカーク・ダグラスが、捕まって金の隠し場所を白状しないまま刑務所にぶち込まれ、同房者を上手くたらしこんで脱獄をしようとするというのがストーリー。ここが“脱獄不可能な刑務所”と言ってもちっともそんな雰囲気ではなく、ただ西部の荒地の真ん中にあるということが最大の難関なのかなという程度のこと。ダグラスは伊達メガネを着用するいかにも口八丁手八丁といった感じのお調子者ですが、仲間や看守も平気で殺す奴でこのキャラでコメディされても笑えません。対するフォンダですが、ウォーレン・オーツに足を撃たれて引退した保安官でみんなが嫌がる刑務所長に志願するのですが、囚人の待遇改善に熱心なんですが脚本の粗さが原因でなにを考えているのか判りにくいあやふやなキャラなのが致命的。ラストのオチではフォンダがおいしいところを持ってゆくのですが、全編でいかにもギャラのために演技してますという感じで名優の称号が泣いています。豪華なわき役陣もあまり目立つようなキャラになっておらず、しいて言えばケチな詐欺師のヒューム・クローニンがちょっと光っていたかなって程度でした。 結論から言えば、この脚本では終わってみれば出演者がみんなうっすら損をすることが運命づけられていたとしか言いようがないですね。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2019-06-13 23:25:05)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 5.33点
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4233.33% line
5116.67% line
6233.33% line
7116.67% line
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