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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
7.観る人によって違った感想になるのだと思いますが、私は映画に入り込めませんでした。
雑音が評価されたのですか? 【東京ロッキー】さん [インターネット(吹替)] 6点(2024-10-02 10:47:44)
6.《ネタバレ》 ラストの1カット、あそこで我々はルーベンが新たな人生の次元に立ったのだと知るのでした。彼が音を失ってから、そこに至るまでの歩みに付き合って、いろんな思いを共有してきました。共有という言葉を使ったのは、音響効果がとても巧みに我々の耳にルーベンの現実を届けてくれるので彼の心情を測りやすかったからです。
難聴になったショック、怒り、ろう者コミュニティでの戸惑いと反発。それらを乗り越えてコミュニティでの信頼を得たときは嬉しかった。でも彼はそこに留まる選択をしなかった。意外に感じたけど、ミュージシャンだものね。音に対する気持ちの大きさは常人のそれとは比べ物にならないほどだったのだろうと推察します。
戻りたかったけれど、もう無くなっていた過去の居場所。それを理解した到達したラストの表情。何とも言えない気持ちになりました。ルーベンがこれからどこへ向かうのかと考えたとき、コミュニティに戻るとは思えなかったです。新しい地平を切り開けるような強い意志が表情から窺えた気がしました。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-07-04 22:44:40)
5.思ったよりも美しい映画。世界は一様ではない。 【simple】さん [インターネット(吹替)] 7点(2023-04-16 14:54:00)
4.《ネタバレ》 はい、またネット映画ですよ。
Netflix映画がアカデミー賞で幅を利かせ始めて以来、昨年のコロナの影響で近年調子あげまくりのネット映画ですよ。
いえね、ネット映画は悪いとは言わない。
でもなんだろう…昨今の映画の、小粒感…
面白いけど歴史に残るかっていうほどでもない佳作が多いこと多いこと…。
そしてネット映画の最大のデメリットは、配信サイトと契約しないと見れない敷居の高さもあって
レビューサイトの感想が少なかったり、レビューページの開設が遅いこと。
見たい映画だけ見るためにお金を払ってはい終了っていうのと違って、「『サウンド・オブ・メタル』を見るために、アマゾンプライムに契約しないといけないのかぁ…」ってなってる人も少なからずいると思うんですよね、二の足踏んでるみたいな。
まぁ、コロナと一緒で、いやがおうにも適応していかないとダメな時代なんでしょうけど。いやな時代ですね。
特にこの映画、アカデミー賞で音響賞を取ったくらい、音が命。
聴覚障害の主人公の音の聞こえ方(素の状態での人の声や物音の聞こえ方、収音マイクの聞こえ方など…)が作品の見どころのひとつなので、劇場公開なしで家のTVやPCで見ろってのも、もったいないですしね。
WOWOWの授賞式の放送で、ゲストのケンティーが「ぜひヘッドフォンで聞いてほしいです」って言ってたけど
新作でアカデミー賞2冠の作品を、ちっこい画面でヘッドフォンで聞かなくちゃいけないなんてね。
うちはYAMAHAのスピーカーをTVとは別に入れているので、ある程度いい音では聞けますけど、やっぱり見るなら劇場のほうが
いいでしょう。
…と一通りぼやいたあとで。
作品の内容はまぁまぁです。
耳が聞こえなくても何とかドラマーを続けたがる主人公。無茶な男です。
聴覚障害者のコミュニティに入る際は、外部といっさい連絡禁止なのに
コッソリと運営者のオフィスに侵入してPCで恋人と連絡とっちゃう。我慢ってものをできない男です。
気持ちのもちようをどうにかするんじゃなくて、手術で治したいって、音楽機材もトレーラーも売り払い
手荷物ひとつになってでも、なんとしても手術を受ける。短気で強引です。こうと決めたら頑として気持ちは変えられない。
でも収音マイクで聞く音は、雑音のように不快…人生は思うようにいかない。
彼女のもとへ戻ったけれど、彼女は彼なしの、金持ちパパのもとで裕福で何不自由ない生活の中で、腕をかきむしる自傷行為もストップしていて
そこそこ幸せそう。もはや彼女を貧乏生活の道連れするわけにもいかない。
”こうと決めたらやり抜く”性格で突っ走っても、その勢いで壁を突き破ることはできない。
壁にぶち当たり、どんなにあがいても聴覚を失ったことで、音楽も恋人も失うという現実に抗うことはできない。
自分は主人公と性格が似てるから、その気持ちよくわかる。
無茶して、それが後で無駄になって、途方にくれる。
ラストシーンでは、現実にうちのめされ、街中のベンチに座るルーベン。
人の足音、声、車の音…街の喧騒が、収音マイクを通して耐え難い雑音として響く。
美しい教会の鐘の音も、不気味なほどの不快な音となる。
ふと彼が収音マイクをとると、映画から音がさっと消え…スケボーで遊ぶ子供たちや、風にゆらぐ木の葉っぱが映し出される…
そうだ、収音マイクで雑音にすがって聴覚を持つより、
収音マイクを頼らず、物を見て
”音を心で感じる”ことのほうが、幸せかもしれない。
おそらく彼はそう気づいた瞬間。
シーンはここで終わるが、たぶん彼はまたコミュニティに戻るだろう。
彼はそこでは歓迎される。
運営者の右腕になるか、先生になってほしいと言われていたのだから、あらたな生きがいをそこで見つけられるだろう。
アリシア・ディキャンベル似のあのコミュニティにいた女性とも、けっこう仲良しモードだったから
おそらく彼女が新恋人になるだろう。
いくつかのハッピーな展開を想像させてくれる伏線を中盤でばらまいておく、なかなかうまい構成ではあった。
でもね、劇中にレズビアンな女性をモブとしてぶっこんできてるけど、LGBTに対して偏見ありませんみたいな
優等生っぽい作りにしてるなって感じて、そういうのがいちいち気になるんですよね。
あと、収音マイクでは雑音に聞こえるっていうことを、映画でさんざん有名にさせちゃったから
世界中の収音マイクインプラントをやってる病院の、営業妨害になってると思う笑 【フィンセント】さん [インターネット(字幕)] 4点(2021-04-30 09:53:29)
3.《ネタバレ》 音楽をやっているんだけど、徐々に聴こえなくなっていくオイラ。コミュニティーでの良き療養の日々と、良かった過去を取り戻すための時が静かに紡がれる。ハッピーエンドではないけれど、何かを悟ったかのようなラストのオイラの表情。 【獅子-平常心】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-04-18 00:51:46)
2.《ネタバレ》 秀作。
冷徹なまでの割り切り。
この手の作品は主人公が障害を乗り越え立ち上がるお涙頂戴の描写になりがちだが、そんなものは皆無。
コミュニティでの束の間の安息の後、一縷の望みを託し大枚はたいて受けた手術が起死回生の結果とはならない人生の非情。
ラストの収音マイクを外した時の主人公の表情は、諦めとも決意とも言えない、達観した何かを感じさせる感動的な描写だった。 【たくわん】さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-03-30 10:53:40)
1.《ネタバレ》 ミュージシャンにとって聴力を失うということは死んだも同じで、
追体験するような音響効果が否が応でも恐怖を与える。
環境音のみでBGMは一切なく、まるでドキュメンタリーのようである。
聾者のコミュニティはたいへん興味深かった。
当事者の誰もが自分を見失い、少しずつ受け入れて、
それでもまた迷っての繰り返しだっただろう。
再起のため楽器もキャンピングカーも売り払い、高額の手術も受けたが、
機械音が混ざった音しか拾えない絶望。
そして彼は人生の全てだった音楽を捨てた。
果たして障害を持つことは不幸なのか?
他人事とは思えず、一切の甘さもない結末だが、
健常者視線のモノサシと依存からの解放でもある。 【Cinecdocke】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-02-28 14:22:38)(良:1票)
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【点数情報】
Review人数 |
7人 |
平均点数 |
6.43点 |
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【その他点数情報】
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