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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
3.第2次世界大戦から戦後の東西冷戦の時代。
ソ連に原爆の情報を渡した、実在した1人のイギリス人女性の実話に基づくドラマ。
キャストを見ると、「ジョーン・スタンリーと若き日のジョーン」となっていますが、
むしろ「ジョーン・スタンリーと年老いた晩年のジョーン」というべき作品構成になっています。
名優ジュディ・デンチは過去を回想し、作品のストーリーテリングを支えるといった位置づけで
実質的な主演は若き日の彼女を演じたソフィー・クックソン。
実話モノゆえ、スパイものとしては地味で淡々とした流れとなっていますが、
彼女と、彼女の周りにいた親友や男たちとの関係を通して、
なぜ彼女がこのような行為に至ったのかはしっかり描かれていたと思います。
終盤に息子に対して、
「東西それぞれが大量破壊兵器を持てば、どちらも使えない。私が原爆を使えない状況を作ったの。」
ラストも群がる報道陣に対して、
「私はただソ連と西側を対等にしたかった。そうすれば恐ろしい世界大戦がまた起きるのを防ぐことができる。
歴史を振り返れば、私が正しかったと分かるはずです。」と言った。
その危機はあったが、確かにこれまではそうだったのかもしれない。
しかし2022年。核兵器の使用をチラつかせる独裁者と、今ウクライナで起こっていること。
このタイミングで見た本作。核兵器の廃絶を強く願う。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-03-06 11:13:24)
2.《ネタバレ》 ジョーンには共感できません。原爆機密をソ連に引き渡す事への大義名分を並べても一番大事な人を裏切り、あまつさえ、引っ立てられるのを黙って見送る姿に人間のクズ確定。息子の胸中に思いが至ります。刺激的な史実でありながら、盛り上がりるところ無く、お目当てジュディ・デンチの持ち腐れ感があった残念な凡作。 【The Grey Heron】さん [インターネット(字幕)] 5点(2021-11-02 15:35:19)
1.《ネタバレ》 80歳を超えた老婆ジョーン・スタンリーはある日スパイ容疑でMI5に逮捕される。容疑が信じられない息子で弁護士のニックが取り調べに立ち会うが、そこで母親の驚くべき過去と向き合うことになった。 これは1999年に起きた“メリタ・ノーウッド原爆情報スパイ事件”に着想を得た小説の映画化です。ソ連は1949年にアメリカに次いで原爆開発に成功しましたが、ソ連の原爆開発は米英の原爆開発プロジェクト内に潜むスパイからの情報が無ければこれほど早期に成功しなかっただろうというのが定説で、英国の原爆開発情報を漏洩していたノーウッドもその一人だったというわけです。 この映画と言うか原作小説はこの事件をモチーフにしているに過ぎず、主人公の名前から登場人物および事件の経過はほぼフィクションです。あとこの映画はジュディ・デンチが主演となっていますが、どう観てもデンチとソフィー・クックソンのダブル主演で、過去のジョーンを演じたクックソンの方が圧倒的に出番と存在感がありました。 海外の作品評では「魅力的な実話を当惑するほど退屈な形でドラマ化した」「ジュディ・デンチの圧倒的な才能を無駄にしている」などと酷評されていますが、私もそこまで言っちゃうと可哀そうかなと思いますが当たらずとも遠からずかなと思います。ジョーンをスパイにリクルートしようとするケンブリッジ大学の研究者や外務省の若手官僚などのいかにも胡散臭いキャラたちも登場しますが、どうもこの連中がストーリーから浮いてしまっていたんじゃないかと思います。どうせフィクションならもっとサスペンスを盛り上げるストーリーテリングにした方が良かったと思います。途中からジョーンの夫・ニックの父親が登場しないのが気になっていましたが、ラスト近くでそれが明かされたのが本作で唯一の感銘を受けたところでした。結局はスパイ・ミステリーというよりも、ジョーンの純愛物語だったと言えるでしょう。そして出番は少なかったけど、ジュディ・デンチの存在感はさすがでした。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-07-15 22:29:35)
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【点数情報】
Review人数 |
3人 |
平均点数 |
5.67点 |
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