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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
6.これは良かった。メルギブソンもショーン・ペンの狂った怪演にも引き込まれました。初版発行までに70 年以上って・・ 【東京ロッキー】さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-01-07 00:29:49)
5.《ネタバレ》 最初は、狂人の手伝いによる辞書の編纂で、
主人公の編纂者も狂人になっていくという話かと思った。
狂人の文章読むうちに、壊れていくというような・・
でも違った。テーマは「償い」だった。
ショーン・ペンって「デッドマンウォーキング」でもそうだけど、
一線超えてるけど、女性が心開く犯人を演じるんだよね~
善人じゃないんだけど、何か子どもが微笑むような何かがある。
もうね、狂人を正そうとする医師側が「カッコーの巣の上で」の女医みたいに見えてくるんだよね。
そして、編纂者がこりゃ酷いって、ついには政治家を動かしてまで、それがしかもチャーチルだったりするわけで、
事実の映画化には、びっくりするような展開があるなぁと思いましたね~ 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2023-04-15 01:27:05)
4.すごく惜しい感じ。素材としてはけっこう面白そうなのに、いろいろ盛り込み過ぎて、一方では説明不足で、見ているうちに小さな「?」が積み重なっていきます。
まず博士について。そもそも「博士号を持たない言語学者」という設定がよくわからない。そこそこいい暮らしをしていたようですが、どうやって食ってたのか。今なら電波芸者にでもなれば稼げるかもしれませんが、当時は誰がカネを払っていたのか。奥さんの描き方も中途半端。弟子らしきスタッフについては素性もまったくわからない。
また狂人について。なぜ元米軍医がイギリスにいたのか。中盤以降、施設の所長は何を思い、どういう治療を施そうとしたのか。別に被害者妻との交流もいいけれど、やはり描き方が中途半端でもったいない感じ。
結局、ショーン・ペンのせっかくの熱演が気の毒に見えてくるだけ。制作方針をめぐって訴訟問題にまで発展したそうですが、その混乱ぶりが映像画面から滲み出てくるようです。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 3点(2022-09-07 22:52:13)
3.《ネタバレ》 実話を映画化するに当たっては、脚色の塩梅がすごく大事だと思うんですよね。出来事の羅列だとつまんないし、フィクションすれすれに盛られても鼻白んでしまうし。
本作はやや後者寄りの演出に感じられてしまった。マイナー氏と被害者女性のロマンス話はわたしにはちょっと煩く、ほんまかいなとの疑問が先立ちます。またショーン・ペンが一切手抜きなしの重ったい演技で惨状感を増すし。
こんなに浪花節的に話をこしらえなくても、OEDの編纂という大事業なのですから他にもっと「へえー」となる裏話エピソードがありそうなものですが。完成まで20年も要しているのですし。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-09-04 00:13:34)
2.《ネタバレ》 昔(10年くらい前かな?)、本の雑誌の書評で興味を惹かれ読んだが、殆ど忘れている状態。
それでも前代未聞な全国募集(国内的な)での用例収集と、それに協力する元犯罪者の力で世界初の英語辞典を完成させた話として、覚えていた。
日本で『舟を編む』という辞書編纂の物語の映画があったが、それのもっとダイナミックな話。(「用例収集」などというkと場はその映画で知った。
昔読んだときには、狂人側の罪の話とか被害者の奥さんとの話などあったっけ?という感じだが、その部分で『辞書』の部分がちょっと弱くなった感じは否めない。これは辞書を作った人の話というよりは、罪とそれを許した人、精神疾患の人を救う人の話になってしまった感じがある。
でも、いい話ではあるけれどね。 【Tolbie】さん [DVD(字幕)] 7点(2022-02-11 17:46:06)
1.《ネタバレ》 制作に約70年もの月日を費やして完成された世界最高峰とも呼ばれる辞書「オックスフォード英語辞典」。その完成の裏には、博士号を持たない異端の言語学者と精神を病んでしまい妄想から人を殺めてしまったアメリカの元軍医という二人の存在があった。実話を基に、世界最大の辞書を編纂したそんな二人の天才の友情と交流を描いた歴史ドラマ。ベテラン俳優ショーン・ペンとメル・ギブソンがそんな博士と狂人を演じたということで今回鑑賞してみました。率直に言って、題材は凄く良かったとは思うんですよ、これ。世界でも有名な辞書完成の裏に隠された秘話、しかもそこには統合失調症を患った精神病患者の尽力があったなんてとても興味が惹かれるテーマじゃないですか。なのに、最後まで付き纏うこの微妙な空気感。きっと話を詰め込み過ぎたんじゃないですかね。いろんなエピソードが展開されるんですけど、どれもこれも踏み込みが非常に甘い。特に、狂人博士の方に殺された男の奥さん。この人が最初は当然、この夫を殺しながら病のせいで罪に問われず精神病院への処置入院で済んだ男へと物凄い憎悪を募らせるんです。でも、お金を貰って何度か優しくされると簡単に許しちゃう。いやいやそんな訳ないでしょ。もし事実がそうだとしても、そこに至る過程にもっと鋭く切り込んでもらわないと。これでは深みに欠けると言わざるを得ません。また、同じようにこの狂人とはぐれ者の言語学者との交流も一面的でなんとも浅い。題材は良かっただけに、もう少し脚本を練って欲しかった。イカれた孤高の天才を熱演したショーン・ペンの迫力に+1点! 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 5点(2021-08-09 06:00:44)
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【点数情報】
Review人数 |
6人 |
平均点数 |
5.83点 |
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