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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
4.《ネタバレ》 まずとにかくは何よりも、この監督一流の「奇天烈な発想」とゆーのは今作でも健在すぎるホドに健在だったのですよ。ただ、ソコでその発想⇒それは今作では一種の「世界観」として結実してるモノかとは思いますが、それを映画に描くのに(今回は)細かい整合性の方は選択的に捨ててしまって⇒映像的にも展開的にもワリとやりたいコトをやりたいママにやってる・詰め込んでる…ってのが結局、前述の発想の奇天烈さ+描写自体のユニークさ(=懐かしさ)、かつそれが非常に強烈にビンビンに伝わって来るコトの理由になってたのではねーかなって思いますかね。最初はなんかSFかな?と思ったのですが、観終わるとむしろ全然そーいうのじゃなくって意外に高度なアート系?みたいなヤツだった…のですケド、逆に、それに依って作品として「研ぎ澄まされて居た・削ぎ落されて居た」みたいなごくテクニカルな方の感覚も覚えられましたよね。
また、かなり高度に整合性が取れてない(そもそも放棄してる)⇒何をやってるのかが詳細にはならない、というコトがまた結局、描かれる諸々の「異形な」事象が一体ナニを意味しているのか…て部分に非常なる「奥行き」を産んでいたとゆーか、この映画がメタファーとしてナニを描いているかってトコロに関してゆーなら、個人的にはモ~「文明批判」だとか「芸術批判」だとか後はそれこそ人間の本能的な「エロ(グロ)」に関するごく美的なテーマ(=批判ではない方のシンプルな芸術・美的感覚)を語りたかったのではねーか、とか幾らでも心地好く深く思索に落込んでゆけるとゆーか、なんか今作、アート系だとしても(ジャンル内での比較としても)フツーにメッチャ面白く観れちゃったと思ったのですね。やっぱ、根っこのトコロでごく芸術家だって言うべき監督だったんだな~と思ってしまいましたよね。 【Yuki2Invy】さん [DVD(字幕)] 8点(2024-06-08 12:02:11)
3.《ネタバレ》
本当に、凄いと思うんだ。
それって「デビッド・クローネンバーグ」監督の世界。
例えるなら、若干変だけど…クローネンバーグの世界。
そして、数々の作品を別作で垣間見ながらも「観る前から、世界を掌握したくなる」不思議さ。
その素晴らしさってのも、時間を掛けて見ながらだが確認したくなるね。
【デビッド・クローネンバーグの(基本)世界】
●1975:シーバース
●1977:ラビッド
●1978:ファイヤーボール
●1979:ザ・ブルード/怒りのメタファー
●1981:スキャナーズ
●1982:ビデオドローム
●1983:デッドゾーン
●1986:ザ・フライ
●1988:戦慄の絆
●1991:裸のランチ
●1993:エム・バタフライ
●1996:クラッシュ
●1999:イグジステンズ
●2005:ヒストリー・オブ・バイオレンス
●2022:クライムズ・オブ・ザ・フューチャー
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やっぱり、色んな世界、色んなドラマがあるけど…このワールドが素晴らしい。
数々の別作であろうが(作品を)観てると、何故か染み入って来るのも不思議ぎな感覚ではあるんだろうなぁ…今も。
そんな意味で、やっぱっりクローネンバーグも素晴らしく美しい世界なんだな、と思う。
あ、あと…1990年の「ミディアン」は監督ではないが、なかなかの作品と世界観だ。
まぁ、人気は継続しなかったかもだけど、カルトな人気が強く纏われてて、一種「デビルマン」的な物語にもなってると思う。
いや、まだまだ無数的に、そして継続して欲しい世界……あの作品。
1981年の「スキャナーズ」や、1986年の「ザ・フライ」など、新しい作品としてシリーズを別監督として継続してるのも、まず捨てずに置きたい。
このワールドを…実は、まだ味わって欲しい。
異様なワールドから…
今も抜け出れなくなる前に。
. 【映画の奴隷】さん [映画館(字幕)] 7点(2023-09-11 22:44:52)
2.《ネタバレ》 待望の劇場公開、夏季連休最終日に劇場に足を運びました。
安定のクローネンバーグ世界が炸裂しています。
この監督さん、齢80を迎えても相変わらずの変態です。
ここ最近の作品はロバート・パティンソン主演の人間不条理系作品、そしてヴィゴ・モーテンセン主演のクライムバイオレンス系作品が続いており、それはそれで同監督らしい見応えの有る作品では有ったものの、以前は多かったホラー系の作品が減り何となく物足りない思いを抱いておりました。
そんな中での本作、私にとっては「待ってました!」と言えるダークなホラー系作品。
内容も監督が年齢を重ねた事も有るのか、単に気持ち悪いだけの表現は影を潜め、グロいシーンも以前の様に過剰に奇をてらったものでは無く、昨今の世界情勢や地球環境の悪化に伴い皆が漠然と感じている不安を意外な形で具現化しており、きちんと意味を持たせている事が印象深い作品でした。
主演のヴィゴ・モーテンセンは年を重ね渋みが増し、本作の様な得体の知れない役割がピッタリ嵌っています。
共演者ではクリステン・スチュワートが出番は少ないながらもその妙な話し方も含めてかなり印象に残ります。
監督の過去作品がアクの強いものばかりなので、宣伝の内容もキワモノ極まりない内容になっていますが、グロ描写に耐性の無い人でも興味深く鑑賞できると思います。
出来れば予備知識として「ヴィデオドローム」「ヒストリー・オブ・バイオレンス」は観ておいた方がより深く鑑賞する事が出来ると思いますのでお勧めです。 【たくわん】さん [映画館(字幕)] 8点(2023-08-24 18:03:01)
1.《ネタバレ》 内容はいつものクローネンバーグです。非常に安定している。
彼の変態性癖は健在で、今回は手術に性的快感を感じるそうです。
ただ、見るに耐えない程のグロさはさしてなく、むしろおとなしいとさえ言えるかと。
彼もベテランの域に達したんですかね。
新しい臓器が子供に遺伝するのかの問題や、プラスチックを消化する臓器は文明社会への警告かとも取れそうだが、そこに深く踏み込む事がないのは、そもそもクローネンバーグにそう言った説教臭さを求めてないので、むしろこのくらいで良いと思った。
レア・セドゥは相変わらずと言うか変な、いや攻めた役柄が多いですね。
結構見入ったので7点はあげます。傑作かと言われると彼の変態性癖に共感してると思われそうでちょっと口ごもるが。。。 【ぴのづか】さん [映画館(字幕)] 7点(2023-08-18 23:00:57)
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【点数情報】
Review人数 |
4人 |
平均点数 |
7.50点 |
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【その他点数情報】
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