みんなのシネマレビュー

サンクスギビング

Thanksgiving
2023年【米】 上映時間:106分
ホラーサスペンスシリーズものバイオレンス
[サンクスギビング]
新規登録(2023-12-06)【ぴのづか】さん
タイトル情報更新(2023-12-31)【イニシャルK】さん
公開開始日(2023-12-29)


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監督イーライ・ロス
キャストパトリック・デンプシー(男優)ニューロン保安官
ジーナ・ガーション(女優)アマンダ
原作イーライ・ロス(原案)
製作イーライ・ロス
ロジャー・バーンバウム
製作総指揮ゲイリー・バーバー
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
特殊メイクエイドリアン・モロ
その他ロバート・ロドリゲス(スペシャル・サンクス)
クエンティン・タランティーノ(スペシャル・サンクス)
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【クチコミ・感想】

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7.《ネタバレ》 聞けば『マチューテ』同様のネタ映画だそう。マジレスするのもどうかと思いますが「王道スラッシャーホラー」に対する雑感として記載します。 ご存じ『13日の金曜日』のジェイソンはホッケーマスク、『ハロウィン』のブギーマンはラバーマスク。殺人鬼は顔を隠すのがデフォルトです。理由の第一は顔バレを防ぐため。そして何より不気味だから。身も蓋もないですけど。でもちょっと考えれば分かるようにマスクは不便です。視界は遮られ、息もし難い。命のやり取りをする修羅場でマスクを着用するのは不合理です。そう彼らのマスクは“ハンデを負ってでも着用する意義がある必需品”ということ。いわば殺人鬼としてのアイデンティティ。本作では復讐の発端となった惨劇「感謝祭」を象徴するお面が選ばれました。これは分かり易い。納得できます。でも現実に祭りのお面を付けて人殺しが出来るでしょうか。答えはNO。正対しないと相手を視認できないのではお話になりません。もっともこれはジェイソンにだって言えること。しかし本作ほど違和感がないのは、彼が大男だからです。ブギーマンやレザーフェイスも然り。歴代のメジャー殺人鬼は基本「大男」でした。マスク着用のハンデがあろうとも“揺るがない戦闘力(殺人力)”を感じさせるキャラクター。その観点から本作の殺人鬼は「体格不足」でありました。ミステリーであるがゆえの弱点。本来「中肉中背」では殺人鬼としてのポテンシャルに欠けるのです(ちなみにこのタイプの殺人鬼には『スクリーム』のゴーストフェイスも該当します)。となると“揺るがない戦闘力”を体格以外で示したいところ。そう武器。武器で殺傷能力を示せばいい。本作の殺人鬼は斧以外に銃を使用しました。銃なら問答無用の殺傷能力です。でもこれはスラッシャーホラーの様式美に反する行為では。詫びも寂もありません。「あえて皮肉った」可能性もありますが、ネタ映画であるなら尚のことスラッシャーホラーの「様式美」や「流儀」に拘って欲しかったと感じます。では飛び道具以外で、かすっただけでも絶命させるような強力な武器は何でしょう。ずばり「毒手」がおススメ。マスク系中肉中背殺人鬼は全員「毒手」をご利用ください。「毒手」って何?な常識人は「柳龍光」で検索ください。ただし殺人鬼はいつも手袋をしているキャラクターにならざるを得ないので「タクシー運転手」か「手タレ」に限定されてしまいますが。 さて、本作の殺人鬼もご多分に漏れず死体が見つかりませんでした。続編及び不死身キャラのフラグが立ちました。もう犯人は特定されたので顔を隠す必要はありませんが、きっと次回もお面を付けてくるでしょう。でも前述したように様式美無視の無粋な真似は勘弁願いたい。と言う訳で続編では「毒手」採用を希望します。あるいは「骨延長手術」で2mオーバーの大男になってください。「骨延長手術」が不明の場合は「ジャック・ハンマー」で検索ください。 目隠シストさん [インターネット(字幕)] 5点(2024-08-07 18:31:31)(笑:1票)

6.《ネタバレ》 『グラインドハウス』のフェイク予告編の長編映画化の第二弾は、イーライ・ロスと来ましたか。あの予告編群の中ではイーライ・ロス編が個人的にはなんか不条理感がマックスだった感じがしてたんだけど、いざ映画化されると王道的なスラッシャー・ムービーになったんでちょっと肩透かしを喰らった気分です。出演者も予告編版ではティム・ロビンスなんかも出てたのに、有名どころではジーナ・ガーションぐらいになったのはやはり予算の関係かな。まず冒頭の感謝祭セールで起こる事件が、ほとんどシュールなコメディにしか見えないところがイーライ・ロスらしいところです。登場する高校生グループやその家族などの犠牲者たちが皆感情移入できなさそうな奴らでしたが、余りに無造作な犯人フラグを始めに様々な登場キャラに立てるけど、そのフラグが次々に倒れちゃうので犯人の正体はぼんやり観ていても目途が付きます。まあイーライ・ロスの魂胆はそんな謎解きじゃないので、気にもなりませんが。お得意のスプラッター描写は今回もフルスロットル状態ですけど、あの人体丸焼き感謝祭ディナーは『グリーン・インフェルノ』の再現というか、私には『コックと泥棒、その妻と愛人』を思い出させてくれました、もっともあんな耽美性は皆無ですけどね。 振り返ってみれば、ストーリーとしてはやり過ぎ感は薄目でスラッシャー・ムービーとしては可もなく不可もなくという感想ですかね。調子に乗って続編が製作されるそうですが、やめといた方が良いと思いますがね。こうなるとこのフェイク予告編シリーズ、次回作はロブ・ゾンビの『ナチ親衛隊の狼女』にしてほしい、ニコラス・ケイジやウド・キアーなどのオリジナル・キャストを変えずにね。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2024-07-30 23:00:05)

5.《ネタバレ》 事件の始まりとなる先着100名?への、おまけのワッフルメーカーの争奪戦(強奪戦?)とか、私にはまったく理解できない。そんなに欲しいの?? 連続殺人の動機、方法、その成果のアピールの仕方等々、ネタ切れですかね。特に目新しいものがなかった。予告編は面白げだったので、イメージをうまく映像化することが出来なかった感じもするけど・・・。 シリーズ化を狙って無理やり新しい殺人鬼キャラを登場させたくて、あの変なマスクをかぶらせてしまったのかな。で、あのマスクありきでストーリーを創ったとか? あの変なマスク、「Vフォー・ヴェンデッタ」と似てない?あのマスクの表情が好きじゃないので、そこが気になって余計に面白く感じなかったのかもしれない。 続編も企画されているらしいけど、殺人鬼のキャラクターにまったく魅力を感じないので、もういいかな。 リニアさん [インターネット(字幕)] 4点(2024-05-03 12:23:38)

4.《ネタバレ》 監督がイーライ・ロスってことで、まあそれなりのモノが観られるだろうとは思っていたんだけど、予想をはるかに超える映像で、まあテレビで放映は今時ないんだけど、地上波でこれはもう絶対無理だなって思うレベル。 「グリーンインフェルノ」を街中でやっちゃうとは好き放題やり過ぎだぜイーライ・ロス。「ハンニバル」の脳みそナイフ切り分けにも戦慄したけど、本作もかなりの戦慄度。少しでもコメディ要素があれば気持ちよく観られたのかもしれないが、ほぼ遊びの要素はなく、徹底的にシリアスで押す。押す。押す。 その向きの御仁にはいいとして、これカップルで観に行ったりしてたら後悔するだろうなあ。多分普通の彼女は途中退席だね。もちろん私は嫌いではない。 roadster316さん [映画館(字幕)] 7点(2024-03-24 08:03:02)

3.《ネタバレ》 まあ、80年代のあの頃のスプラッタって、それこそ『ハロウィン』に始まって『血のバレンタイン』やら『悪魔のサンタクロース』やら、その意味では感謝祭ってまだ取り上げてなかったからつくったらどう?となるのも当然だとは思いますよね。プラス、その頃のってまた思えば確かに「犯人捜し」を軸の一つに据えたヤツもワリと多かったな…と思い出したりもしました。その辺の感じからすると、個人的にはどっちかちゅーたら『ラストサマー』の方にまんまだな…とまた×2思ったりもしたんですケド(⇒つい最近『スクリーム』も何やら復活しかけてたし)一切合財踏まえると、完全に見た目どおりに、古くて好くて(そして)在り来りなアメリカン・エンタメ・スプラッタ…てヤツだとは思うのですね⇒且つは、その意味では全然フツーにまた期待どおりに高水準にまとまった作品だったとも思うのですよ。 ただね~~~ナンちゅーかちょっとダケ(個人的に)違和感が在ったとゆーのが一方で、も~グロ過ぎるって位にメッチャグロいんですよね本作…(当然の如くにR-18だし…)別に「グロいぜ!文句あんのか!」てトチ狂い果てた連中がナンボほどグロくっても私自身は一向に構わん!のではありますケドも、それでもこの手のコテコテな方のヤツがココまでグロいと、前述どおり個人的には違和感になっちゃうトコロが確実に在るのですわ(⇒今作だと、キャスリーンをオーブンでこんがり焼いて⇒んでお待ち兼ねの食卓で切り分けて…辺りは流石にちょっと引いてしまいましたよ)。80年代の本チャンのヤツって、ゆーてココまではグロくなかったと思ってまして、むしろちょっと笑えるとゆーか(それこそ)本来のこーいうイベントの節に皆で観て楽しめる…て質感だったかとは思ってるのですよね(モチロン、今にして思えば…と=技術の進歩や観る側の意識の変化を踏まえずに…とゆーコトではあるのですケドも)。どだい、私自身はそれが在ろうが無かろうが普段はあまり気にしてやしないのではありますケドも、今作は確実に所謂「ロマン」が無い方のスプラッタだ…とは断言してしまえるってヤツでもありますかね(=ひたすら悪趣味、とゆーか)。 要はですね、重ねて、全体の構成とかって部分には(40年前から)ナンの工夫も向上も無いワケで、じゃあその中でスプラッタのみをやれるダケ+やりたいダケひたすらレベルアップしてやったからさァ喜べ変態共!てのはイクらナンでも安直なんじゃねーの?というコトですわね。それこそ、スプラッタに限らず80年代ホラーの総体における「ロマン」への真摯な探求が見て取れない…とでも言いますか。個人的にもう一つ、ちょっとかなり危惧してるのが、なんか来年・再来年くらいってこーいうの=クラシックホラーを唯々現代的にマッチョ化したよーなヤツ、がまたゾロ流行って来そーだよな……でも正直な~んか嬉しくはねーよな……てコトなんすわ(⇒今作観終わって一番強力に感じられたのがそこの感覚・胸騒ぎですよ⇒マジダルいな~と)。今年だと私『死霊のはらわた ライジング』をそこそこ褒めちゃったのでオマエなんやねんソレ!と言われても仕方が無いトコロなのは重々自覚もしてますケド、この2つの精妙な違いこそが私にとっての「ホラーにおけるロマン」なのだろう…とは、再び確実にそう思うトコロなのでして、ですね(その感覚の言語化とゆーは、また極めて困難なコトではありますケドも)。 Yuki2Invyさん [映画館(字幕)] 6点(2023-12-31 14:00:41)

2.《ネタバレ》 我らがイーライ・ロスの送る由緒正しき記念日スラッシャー。 元々グラインドハウスを意識した偽PVがもとになってる作品ですが、殺戮方法はそれらに準じてるもののグランドハウス風味はほぼ消え、スクリーム筆頭とした00年代以降の「綺麗な」スラッシャーという感じでした。 とはいえ、(ジャーマンゴアやブライアン・ポーリンのようなゴア描写にステータス全振りしてるような作品群ではなく)シネコンでかかる作品としてはゴア描写がかなり攻めている点や犯人探しの楽しさもありなかなか面白い作品で、殺人鬼の風貌もこれといって目新しさはありませんでしたが結構殺害時に格好いいシーンなどがあってよかったです。 ただ犯人も、冒頭のシーンでこいつじゃね?と見ていると見事それが当たったり、80年代のこうした作品の洗礼を受けている身としては意外性もそれほどありませんでしたし、もう少し攻めたシーンがあってもよかったのでは?という点と、あと10分は短くできたんじゃね?と思ってしまったので、面白いけれど絶賛、とまでは行きませんでした。 クリムゾン・キングさん [映画館(字幕)] 6点(2023-12-30 16:55:35)

1.《ネタバレ》 予告編から「どうやって残酷に殺すか」に執着しているだけの、いつものイーライ・ロスの映画にしか見えなかったが、その予告編よりは面白かった。 が、悪趣味全開映画であることは変わりないので、好事家以外は見ない方が良いと思う。 犯人は誰だ?のスクリーム的展開があったのは少々意外だったが、本家のスクリームに比べれば低レベル感は否めない。 犯人なんてその辺の誰かでしょの感覚で軽〜く見るのが正解だと思う。 続編を匂わせるエンディングだったが、早くも続編は決まったようだ。この辺は食傷気味。 ぴのづかさん [映画館(字幕)] 5点(2023-12-29 23:42:48)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 5.57点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
4114.29% line
5228.57% line
6342.86% line
7114.29% line
800.00% line
900.00% line
1000.00% line

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