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【クチコミ・感想】
1.《ネタバレ》 統合失調症の症状があらわれた姉、彼女を精神科の受診から遠ざけ家に閉じ込めた両親を、弟である藤野監督自身が20年以上記録したドキュメンタリー。自分にとってこの映画が辛すぎたのは、姉のクオリティ・オブ・ライフ(QOL)に関する両親と監督の考え方の齟齬が全く改善されないままだった事。本来は姉の死/葬式をもって作品を終わらせるつもりだったが、後日父親にインタビューした際「(彼女を家に閉じ込めた対応策は)失敗ではない、姉はそれなりによい人生だった」という返答が返ってきた事に衝撃を受けたことが映画企画を本格的に進める一歩となった、と聞いている。適切な薬も対処法も無く、精神病=狂人/犯罪者と見られがちだったあの時代、周囲からの敵意憎悪から家族を守る為「臭い物に蓋をする」形で一旦彼女を家に閉じ込めた事そのものはあの当時では他に対処の仕様がなかったのかな、と私は考えるし、監督もその点は認識しているとは思う。それを踏まえて「統合失調症の対応として失敗であった」と作品で述べているのは、長い監禁生活が姉にとって無駄であった(海外への失踪事件や匿名で書籍を出していた行為等、医学の道以上に望んでいた将来があったのでは?となる)事と合わせて、結果的に病状自体は医学の進歩による適切な治療によって改善された:強引にでも両親を説得させるだけの方法は無かったのか?という強い悔恨の念から来るのだろうなぁ、と思った次第。どうすればよかったか?医学治療にはそれぞれの立場環境状況もあるから100%の正解は、ない。明日の自分がどうなるかもわからない。ただ適切な情報収集と周りへの発信は怠らず、周りに迷惑をかけず生きていたい、ああ...。機会があれば。 【Nbu2】さん [映画館(邦画)] 7点(2025-01-03 17:03:44)
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【点数情報】
Review人数 |
1人 |
平均点数 |
7.00点 |
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1 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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7 | 1 | 100.00% |
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8 | 0 | 0.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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