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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
4.《ネタバレ》 突然の大使射殺事件から紐解かれてゆく男の過去。導入部こそわくわくしましたが、お話はわりとよく聞くナチス絡みの復讐譚でした。平凡と言ってもいいくらい。
義母への思慕が今ひとつ伝わってこない。成長してのち義母そっくりの嫁をもらうほどの思い入れがあったようにはあまり見えない。少年の心に深く残るトラウマ級の事件だったはずですよねエルザの殺害は。マックスの目から見る世界に触れなさすぎに感じる。
一方、エルザの夫への思いは綿々と描きつけるのですよね。いや、主役はロミー・シュナイダーなんだからそうなるよと言われればそれまでだけど。
大女優の遺作という色が付いてしまったため、ロミーの私生活と合わせて鑑賞されてしまう運命となった作品です。ロミー本人のコンディションも良くなかったのでは。わたしには三人もの男が夢中になるほどの魅力をエルザには感じなかった。ロミー・シュナイダーの代表作は少なくとも本作ではないはず。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2024-12-14 11:49:51)
3.オープニング音楽の哀切感溢れる調べに聴き入っているとジョルジュ・ドルリューのクレジット。何処にでも出てくるのにびっくり。おまけにエンドクレジットでは曲に歌詞がついていてやるせない余韻が残ります。ロミー・シュナイダーが公開翌月に亡くなった事を思うとラストショットのとびきりの笑顔が何とも切ないものがあります。
難癖をつけるとすれば納得し難い判決ですね。 【The Grey Heron】さん [インターネット(字幕)] 7点(2023-01-27 04:20:15)
2.《ネタバレ》 ロミーシュナイダーの遺作。
ラストの古いユダヤの歌が心に残った。
その曲の歌詞全文↓
「甘くて忘れられない古いユダヤの歌 子供の頃にヴァイオリンで弾いていた そのメロディを聴き両親は涙したものだ これは亡命者の物語 移民の人生 村の虐殺を逃れた人々は皆悲しみの旅に出る ワルシャワ、ベルリン、ロシアから逃げた パリで自由に生きるため サンスーシの前であのひとは殺された 叫びのあとに訪れた無関心 そして忘却のうちにすべてが繰り返される
甘くて忘れられないこの懐かしい歌 子供の頃にヴァイオリンで弾いていた そのメロディを聴き両親は涙したものだ これは亡命の物語 移民の人生 僕の目の前にはエルザ 君の美しい面影 最後の旅に出る君が口ずさんでいた 僕が子供の頃に弾いていた 追憶と涙と後悔のあの歌を」 【トント】さん [DVD(字幕)] 6点(2019-08-24 20:18:01)
1.ロミー・シュナイダーの遺作。蝋燭の灯が消えるの直前のような煌きと寂しさを画面から感じる。いい時に亡くなったなーと思う。こんなこと言っちゃいけないけど。 【mimi】さん 7点(2004-08-31 20:05:18)
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【点数情報】
Review人数 |
4人 |
平均点数 |
6.50点 |
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6 | 2 | 50.00% |
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7 | 2 | 50.00% |
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