みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
133.《ネタバレ》 駄作を続け様に見た後こういう傑作を見ると本当に心が洗われる。終わりそうで終わらない所がこれまた小憎らしい。1から57年後の世界にしては科学技術が進んでいないのが残念な所。まだ紙を使ってるんだ、写真も書類も紙なのかー。エイリアンのパンチでフロントガラスが簡単に破壊される、アンドロイドを作る技術はあるのに力仕事用の重機はロボットじゃないのかー。まあそういうことがあっても十分鑑賞に耐える。なにしろ脚本が良い。進行のリズム感が良い。子役が可愛くて演技が自然。 今週の気づいた事:兵員輸送車はミニチュアかと思ったらまさかの改造車らしい。 【ほとはら】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2023-12-23 15:13:13) 132.《ネタバレ》 昔テレビで劇場版を見たことあります。原題はAliens。複数形になったことが、前作との違いを端的に示しています。敵はエイリアンの群れ。そしてラスボスはそれを統べる女王。前作が多くは語らず滲み出てくるものを味わうような作品なのに対して、本作は、エンターテインメントとして饒舌で、ホラーあり、アクションあり、人間ドラマありと盛りだくさんです。巧みな組み合わせと展開で飽きる暇がありません。特にキャラクターのキャラ立ち具合がすばらしいです。バンダナ巻いたヒスパニック系の濃いーい女海兵隊員、アンドロイドのおっさんの超越した雰囲気、コロニー開発会社のクソ社員のカスっぷり(殴りてー)などなど。前作から世界観を引き継ぎながら、エンターテインメントとしてスケールアップできているところを賞賛したいと思います。 【camuson】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2023-06-11 16:59:32)(良:1票) 131.《ネタバレ》 ~『エイリアン2 』の続き~ 10代の頃アホほど観たエイリアン2ですが、この完全版をきちんと観たのは、最近DVDを買ってからです。まだ視聴3回目。もしかしたらエイリアン2自体さえ、20年以上観てなかったかも? 2000年頃は私の中の第二次映画鑑賞ブームが来ていて、そこそこ新しい作品を色々観てたけど、この完全版は観てなかったなぁ。当時はCGメインの時代。スター・ウォーズもお色直ししている時代なのに、エイリアン2は特撮が古いまま。大好きな作品が古臭く観えてガッカリするのが怖かったのかもしれない。 今になって観たDVDの映像は、思いのほか綺麗だった。解像度調整したりしているんだろうか?あと今ではアナログな近未来メカニックについては、私は全然OKだった。未来世界なのにブラウン管モニターなんて古臭く感じるかもしれないけど、ラピュタの飛行船の技術や進撃の巨人の立体機動装置みたく、過去のどこかで枝分かれした架空の未来だと思って楽しめた。 さて完全版。単に長いだけでなく、テーマが変わっているのが凄い。エイリアン2がリプレー(女)自身の過去との戦いなのに対し、完全版は子を思う母同士の戦いになっている。 数ヶ月の航海のハズが57年もの月日が経過し、小さかった娘が自分より年上になって、しかも既に死んでいた事実を押し付けられる悲しみ。ニュートを娘とダブらせ、死物狂いで救い出すことだけに全てを掛ける母の姿。劇場公開版で娘について一切触れなかったのも、思い切った切り捨てだったと思う。 もう一人の母親がエイリアン・クイーン。前作の考察から、エイリアンは宿主の思考を学べるんだろう。だから人間が攻撃できないハズの、安全な熱交換機の下に巣を作って子供を産んでいたんだろう。 リプレーに「ドウェインだ」とファーストネームを名乗るヒックス。ヒックスとリプレーが、身寄りのないニュートと3人で、家族として暮らすことを暗示していたのかな。そう言えばニュートの両親って、外観が少しヒックスとリプレーに似ていたっけ。 ファーストネームといえば『フェッロC、ドレイクM、アポーンA…ヒックスD以外の海兵隊員は、生体モニターにリアリティを持たせるため、ファーストネームのイニシャルを付けるんだけど、俳優さんの本名そのまま』ってのを偶然発見した時は、誰かに言いたくて仕方なかったわ。けど今じゃwikiにも書いている常識になってしまった、残念。ハドソンがWなのは、ビル・パクストンの本名がウィリアムなのね。 フロストをフロスティって呼んでたり、ウィズバスキーをスキーって呼んでたり、キャラクターの作り込みがハンパない。そうそう、今回の見直しでウィズバスキーとスパンクマイヤーの顔を見分けることが出来るようになりました。 マメついでに、脱出艇ナルキッソスのD-7ドアの下に、リプレーがエイリアンを宇宙に放り出したワイヤー銃が転がってるの。こんなのを再現するところが、キャメロン監督のこだわり、マニアックな性格の現れに思う。だけど恐らく、この銃にエイリアンが引っ掛かったから、僅かに軌道が変わって、57年も漂流したんだろうって思うと、重要なアイテムかも。 このマニアックな監督だから創れた続編。前作エイリアンを愛し、自分の作品を愛する監督の渾身の一作。 今後何回この映画を観るか解らないけど、これほどハマった映画は、今後出てこないかもしれない。 【K&K】さん [DVD(字幕)] 10点(2023-01-31 00:11:17) 130.《ネタバレ》 1作目に続いて数十年ぶりに見たのだが、1作目と続けて見るとホラー映画の要素はやはりかなり薄まっていると感じるものの、そのかわり、SFアクション映画という別ジャンルの映画に仕立てていて全く違うアプローチで描いてるのが続編映画としてはかなり思い切った印象で、それもしっかり傑作に仕上げているキャメロンの才能はやはり特筆ものだし、やはり今見ても面白く、1作目も好きなのだが、やはりこの2作目も好きだ。ドラマとしてもぬかりなく、リプリーが宇宙を漂っている57年の間に娘に先立たれていたエピソードはこの完全版にしかないそうだが、(中学生の時、初めてテレビで見た時にこのシーンあったような記憶があるけど、ちょっとうる覚え。)これを入れることで、リプリーのニュートへの思いが深みを増しているし、だからこそクライマックスのニュートを何としても助けようとするリプリーの姿にも説得力を感じるし、ちょっと心打たれるものもあった。それに改めて見ると今回のリプリーは1作目と比べると戦士然としていて、「ターミネーター」1と2のサラの違いほどではないにしろ、それに近いものを感じ、やっぱキャメロン映画のヒロインはこうだよなとつい思った。ラストのローダーに乗ったリプリーとクイーンの対決は今見ても迫力と見ごたえがじゅうぶんだった。海兵隊のメンバーも個性的でキャラが立っていて良い。今回はリプリーが1作目で経験したトラウマや悪夢と対峙する物語でもあるのだが、よく考えると冒頭にリプリーが見る夢などが次回作である3作目への伏線になっているような気がする。 【イニシャルK】さん [DVD(吹替)] 8点(2022-05-08 00:20:34)(良:1票) 129.《ネタバレ》 ずっと昔に通常版を観た時に、ニュートを救いに単身エイリアンの巣に戻るリプリーの考えが理解出来なかった。子供とは言え、生死不明の他人のために自殺同然の行動を取る事が不自然でならなかった。完全版では冒頭のシーンのおかげでリプリーがニュートに娘の姿を重ねていたことが分かり、違和感が解消されている点は評価したい。 逆に前作で極まっていたホラー要素が大分薄れてしまったのは残念。ラストの決着がまたエアロックでの追放だったのもイマイチ。 とは言えパニック映画・アクション映画として非常に良く出来ているし、登場人物のキャラクターも立っている。名作と言って差し支えないだろう。 【alian】さん [DVD(字幕)] 8点(2021-07-29 01:44:08) 128.《ネタバレ》 エイリアン汁は相変わらずキショい。。。残念ながら完全版なんだけど違いはわかりませんでした、面白いですね。 中国嫁専属のなんちゃってソムリエとして推奨したい作品ですね。。。1から見せると終了しそうなので。。。あえて2からみせたいかも。 【ないとれいん】さん [DVD(字幕)] 8点(2021-05-25 11:45:00) 127.《ネタバレ》 そりゃね。 土台がしっかりしてるから、誰が撮ったって面白いに決まってるんだけども。 それでも、ジェームズ・キャメロンの才能には敬意を表するしかない。 数がやたら多いし案外あっさりやっつけられちゃうし、迫力足りないぜ!って思わせといて、クィーンのご登場。 そしてリプリーが操るローダーとの肉弾対決。 これでもかという娯楽要素を詰め込みつつ、リプリーの娘を失った喪失感や、その穴を埋めるかのようなニュートへの愛をしっかり描くことも怠っていない。 一作目とは違う魅力で、新たなエイリアンの世界を切り開いたジェームズ・キャメロンと、前作以上にダイハードな活躍を魅せるシガニー・ウィーバーに感謝。 【roadster316】さん [DVD(字幕)] 9点(2021-05-08 23:36:46)(良:1票) 126.《ネタバレ》 【前書き】 正体不明のウィルスが地球を跋扈している。 悲しい事に、ウィルスは日本の稀代のコメディアンの命さえも奪ってしまった。 人の命とは比べるまでの無い話だが、各種イベントがウィルス蔓延に基づく様々な理由で中止・延期になっている。 楽しみにしていた2020/4/18開催予定の「エイリアン2ライブ」も、楽団員が英国から渡日出来ないとの事で残念ながら中止になってしまった。 その埋め合わせでは無いが、実はまだ本作のレビューを投稿していなかった事に気が付き、 当初の予定とは全く異なる環境下(自宅のTV)で実に10年振りの再鑑賞となった。 【本題】 「何これ滅茶苦茶面白いじゃん!!」が10年振り再鑑賞後の素直な感想だ。 起承転結が明確でありスピーディにストーリーは進み、登場人物は皆見事なまでにキャラ分けされ、その説明も物語冒頭に無駄なく描かれている。 物語にリアリティを持たせるためのお膳立ても完璧で、惑星の各種設備・宇宙船・揚陸艇・兵士が駆使する各種兵装の隅々まで、 究極のヲタク且つ完璧主義者のキャメロンの拘りが画面全体に漲りまくっている。(一緒に仕事をする人は大変だろう) 物語の根幹は悲劇のヒロイン:リプリーの喪失と再生、それを母性愛を基点にして上手く描いている。 今回鑑賞した完全版では、何故リプリーがニュートに対し命を掛けてまで愛情を注ぐのかが良く判る様になっていて、 なおさら物語に感情移入出来る。上手い。 クライマックスの「究極のお母ちゃん対決」も、ストップモーション撮影とライブアクションを上手く組み合わせた手に汗握る素晴らしいもの。 まだCGが一般化していなかった時代にこれだけのクオリティの映像を実現できたのは、キャメロンの創造性と情熱と、それらを柔軟に捉えて 視覚化させたもう一人の天才、スタン・ウィンストンの功績だろう。 このシリーズ、本作以降は「柳の下のドジョウ」を狙う配給会社の思惑と、 「4」以降で過去の自作を汚された巨匠が、自らの汚名をそそがんと言う思いが交錯し、 とんでもない展開になってしまった事がとにかく残念。 許せても「3」までですっぱり終わっていればよかったものを・・・(この先は省略) 既存の媒体を最大限に活用し極上のエンターテイメントに仕立て上げるキャメロンの才、 つまりは「タイタニック」に繋がる流れはこの時すでに開花していたのだ。 【たくわん】さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-03-30 16:00:02)(良:1票) 125.《ネタバレ》 単純に、画面が暗くて何が起こっているのか分かりにくかったです。 エイリアンを持ち帰ろうとしたあの男とのもう1つの攻防戦も、やや薄味だったのかなあと。 完全版じゃないと、リプリーの娘が自分よりも年老いて亡くなったエピソードや、リプリーとニュートが仲良くなる過程がカットされているんですね。 個人的にはビショップが気になったけど…。 【アーウーマンデ】さん [DVD(字幕)] 6点(2019-01-03 22:13:55) 124.何十年ぶりに鑑賞。私はモンスター系は好きではないのだが、この作品はキャラクターが整備されてて、最後は投げやり!みたいなのが出てこないので最後まで緊張感はありました。 【SUPISUTA】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2018-09-24 08:59:37) 123.完全版が何かなんて全く知りませんが、過去にブルーレイにダビングしたにも関わらず、忘れてしまい、またダビングしてしまいました。 それくらい面白いってことなんでしょうね。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-07-22 10:56:23) 122.「完全版」だけあって、より登場人物の背景が深く掘り下げてあるし、物語に深みが増しているので初見の方はまず「完全版」を観る事をおススメする。 但し、一旦知ってしまえば十分なので、繰り返し見る分には「劇場版」の方がテンポも良いし丁度良い長さなので最適だろう。そして、また忘れた頃に「完全版」を挟み、また「劇場版」を繰り返し見れば良いのである。一体何回観れば気が済むのかって?それはもう終わりはないのである。 【ヴレア】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2017-09-16 20:14:01)(良:1票) 121.スーパーウルトラ娯楽映画(笑)。エイリアン1匹あたりの恐怖感は薄れてしまいましたが、そんなことは些細なことヨと、派手な展開がてんこ盛りの熱い映画でした。特撮が前作に引き続き素晴らしく、マットペイト合成など色んな手法を駆使して、巨大な宇宙基地を表現しています。「派手」なものはただ物量にものを言わせて作ればいいわけではなく、「派手」に「見せる」テクニックが必要です。他の作品でもそうですが、ジェームズ・キャメロンは本当に効率的・効果的な「見せ方」「魅せ方」を熟知した監督だなあと思います。 【ゆうろう】さん [DVD(字幕)] 10点(2016-11-23 18:14:34) 120.初見。面白かったああ。ジェームスキャメロンらしいのは、ターミネーター1と画作りとか構成が似てるね。30年前の作品がこれだけ素晴らしいのに、SF作品全般進歩どころか退歩さえ感じるのはなぜなんだろう。やっぱ重機だよね。キャタピラーかコマツかはわからないけど。ぼくはフォークリフトで荷物運ぶ時、こんな力持ちで便利な機械ほんとありがたいなあといういつも感謝の気持ち持っていたんだけど、それをそのまま映画で見ることができた。この作品観ておいて本当に良かった。このまま観ずに過ごしていたら大損だった。 【タッチッチ】さん [DVD(字幕)] 10点(2016-07-04 15:53:16) 119.《ネタバレ》 上手です。この続編の持ってき方。「今度は戦争だ」でストーリーは大体想像がつくのですが、いつ、どこから、どんな手でという緊張感は前作を受け継いでいます。今回新しいのは数が半端なく多い、しかも人海戦術で襲ってくるというところでしょうか。この映画ってかなり「ベトナム戦争」を意識しているのではないでしょうか。エイリアンのゲリラ戦術はベトナム兵のようです。そしてその戦術にうろたえる海兵隊も北の脅威に恐れおののくアメリカ兵とだぶります。この映画でマイナス1点なのは、エイリアンの脅威・強さが団体になった分薄れてしまったことでしょうか。しかし、武器のデザイン、メカのデザインなどはいずれもハイレベルでかぎりなく10点に近い9点です。 【金田一耕助】さん [DVD(字幕)] 9点(2015-03-01 22:00:13)(良:1票) 118.キャメロンにバトンタッチ。当時は監督の名よりも中身を見ていたが当然と言わしめる内容と迫力に衝撃を覚える。 前作よりもより深いエイリアンのタッチにサバイバルから戦争へ。 こんなにワクワクさせられる映画はなかなか出会えないんじゃないかな。 【mighty guard】さん [地上波(吹替)] 9点(2014-10-20 12:37:11)(良:1票) 117.《ネタバレ》 「あの」エイリアンの続編ですから関係者は相当なプレッシャーだったと思います。しかも180度の方向転換を行うとは、、キャメロン監督は凄い勝負師だ(笑) 「今度は戦争だ!」中学生だった私もワクワクしてロードショーを観に行き、帰りは興奮冷めやらずといった感じで大満足でした。 パート1では得体のしれない生物を相手に受身が多いストーリー展開でしたが、キャメロン監督はこの点をよく理解していて今度はリプリー(シガニー・ウィーバー)に派手な攻撃をさせます。今観返してみるとパワーローダーの流れはチョット弱いですが、あの当時は画期的で「行け行けゴーゴー!」と最高に盛り上がったものです。後のTVでもパロディでよくみかけましたね。 しかし新しいことばかり取り入れている訳ではなく、パート1の流れを丁寧になぞっている部分も多く見られます。脱出できたと思ったらアイツが乗っていた流れもしっかり踏襲していますし、またビショップネタ(ランス・ヘンリクセン)もパート1の恐怖再来かと思わせつつ、あの展開は最高としか言いようがありませんでした。 完全版に関してはより深掘りされた感じで好印象です。リプリーに子供がいたことを強調するオープニングの流れは少し違和感を感じますが、まあ、実は地球に子供が居ましたよと言われてもあり得ることなので許容範囲でしょう。この流れはラストのニュートへの伏線であることは明らかですが、、ばっさりカットした劇場版も決して悪くはありませんでした。(劇場版も完全版もどちらも出来が良いという、非常に珍しいパターン) エイリアンもバック・トゥ・ザ・フューチャーやゴッドファーザーのように全シリーズを通して一つの映画として評価したい作品です。パート3と4は多少問題があるかもしれませんが、シリーズ全体を通して見たらきちんとつながっていて決して悪くはありません。 【アラジン2014】さん [映画館(字幕)] 9点(2014-09-06 18:00:04)(良:1票) 116.《ネタバレ》 「初代」と「2」でどっちが好きかって?どちらかと言えば「最後の一人になるまで戦ってやらあ」って「初代」が一番好きだ。 が、キャメロンのガテン系武闘派リプリーも大好き。男勝りなリプリーが頼もしい。 「バイオハザード」はコレと「ゾンビ」の影響を強く感じさせる。 前回の戦いから何十年とさまよい、ようやく回収されたリプリー。だが目覚めた先でも“悪夢”は続く。リプリーは前回の経験から誰も信じられずにいた。しかし、事情を呑み込みハラも決めたリプリーは共に危機を脱したジョーンズ(猫)を残して新たなる戦いの場へと赴く。もう完全にヒロインではなく主人公の面構えです。 自分たちを殺そうとしたエイリアンの星を、人類が植民という名の“侵略”をしようとする。 当然、彼ら(エイリアン)も“侵略者”には容赦しない・・・! キャメロンのうなるようなメカニック描写やバトルを盛り込んだ演出は見応えがある。この頃のキャメロンは本当最高だね。 今度のアンドロイド・ビショップは誰よりも頼りになる奴だ。ナイフの芸の時も地味に仲間の手をかばっての作業。 助け出される唯一の生存者、変わり果てた人々の姿、エイリアンクイーンの圧倒的な存在感。 いつ何処からエイリアンの大群が現れるかハラハラドキドキの連続だ。 仲間のためなら強行突破に轢き逃げアタック! しかしいくら強力な武器を揃え様と奴らもタフだ。次から次へとキリが無え。 「アンタは本当ダメな男ね」 まんざらでも無さげな表情で散っていく仲間たち。 リプリーも娘の面影が重なるニュートのため、仲間たちのためにフル装備で単騎突入! “人質”をとってクイーンと渡り合うしたたかさ、邪魔するガッデムエイリアン共はブッ放せ、焼き払えっ!! いや~もうアレですね。何と言ってもラストバトル! 突然の襲撃、倒れ込む仲間、絶体絶命、そこに重武装で対峙するリプリー。 リプリーの「FU●K YOU」は気持ちが良い。 リプリーが相手に「F●CK YOU」と言う時は確実に野郎をブッ飛ばす時だけだぜ。 「初代」のリプリーは震えながら「F●CK YOU F●CK YOU(クソ野郎クソ野郎...)」と呟くリプリーが、 「2」ではクイーンに向って「SON OF A BITCH(クソババア!!)」 しかしマジで化物だなリプリーって。普通血管が破裂して死ぬぞアレは…まあ映画だからご愛嬌、いや本当にリプリーが化物なのか。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-08-15 16:20:25)(良:2票) 115.《ネタバレ》 前作はどこがDC版だかわからなかったが今作ではよくわかった オリジナル劇場版より20分近く長くなっている 冒頭、リプリーに地球に残した娘がいて、すでに亡くなっていることが分る このエピソードでリプリーがニュートに肩入れして、徹底的に庇護する理由が明らかになる 中盤のニュートとの交流もリプリーの行動原理を描く上で大切な要素だと思った 序盤で海兵隊はほぼ全滅 すべて間抜けな中尉のせいだ その間抜けな中尉も男前のバスケスと最後に男を魅せた リプリーが操るパワーローダーの出来は素晴らしいがその他のガジェットはちょっと安っぽかった気がする その辺は前作のノストロモ号の不気味な雰囲気にはかなわないか しかしお金は十分懸かってる感じ 次々と危機がやって来る、乗っけ盛りタイプの演出は今回も健在で、動体探知機がピーピー言い始めると、とにかくドキドキする 歴史的名作の続編だが完全版は面白さにおいては前作を上回っていると感じた エンディングも前作同様、熟女のパンティー姿はなかなかいい(笑) 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-04-26 14:41:30) 114.《ネタバレ》 “今度は戦争だ!”のキャッチフレーズの通り、前作とは全く違うテイスト仕上げたジェームズ・キャメロン監督の手腕はお見事。 アクション映画でありながら、根底には母性愛が描かれていると思う。 50年以上宇宙を彷徨い帰還した際、亡くなった自分より老けた娘の写真を見て涙したのに始まり、終盤にクイーンと対峙するシーンの間が何とも言えぬゾクゾク鳥肌モノで、母親の子を守るという女の本能を見ました。 思えばキャメロン監督は、逞しい女が好き・・・というか描くのが上手だと思う。 今作のリプリー、ターミネーターのサラ、タイタニックのヒロインですら(レオ様を助ける為とは言え)斧持って現れる時然り・・・ まぁ~一作目の衝撃は薄れたけど、この映画単体でも良く出来た面白い映画だと思う。 【ぐうたらパパ】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-11-10 02:35:38)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS