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アラビアのロレンス

Lawrence of Arabia
1962年【英】 上映時間:216分
アクションドラマアドベンチャー戦争もの政治もの歴史もの実話もの伝記もの小説の映画化
[アラビアノロレンス]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-03-22)【イニシャルK】さん
公開開始日(1963-02-14)


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監督デヴィッド・リーン
助監督アンドレ・ド・トス(第二班監督)(ノン・クレジット)
キャストピーター・オトゥール(男優)T・E・ロレンス(エル・オレンス)
オマー・シャリフ(男優)アリ
アンソニー・クイン(男優)アウダ
アレック・ギネス(男優)ファイサル王子
ホセ・ファラー(男優)トルコ軍将校
アーサー・ケネディ(男優)ジャクソン・ベントリー記者
ジャック・ホーキンス(男優)ロード・エドマンド・アレンビー将軍
アンソニー・クエイル(男優)ハリー・ブライトン中佐
クロード・レインズ(男優)ドライデン
ドナルド・ウォルフィット(男優)アーチバルド・マーレイ将軍
マイケル・レイ(男優)ファラジ
I・S・ジョハール(男優)ガシム
ジア・モヒーディン(男優)タファス
ジャック・グウィリム(男優)クラブ支配人
ロバート・ボルト(男優)ロレンスに同行したイギリス軍上官(ノンクレジット)
バジル・ディグナム(男優)(ノンクレジット)
デヴィッド・リーン(男優)スエズ運河付近で自転車に乗っている男(ノンクレジット)
フェルナンド・サンチョ[男優](男優)トルコの軍曹(ノンクレジット)
ノーマン・ロシントン(男優)ジェンキンス伍長(ノン・クレジット)
山寺宏一T・E・ロレンス(エル・オレンス)(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
磯部勉アリ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
坂口芳貞アウダ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
瑳川哲朗ロード・エドマンド・アレンビー将軍(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
池田勝ジャクソン・ベントリー記者(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
小川真司〔声優・男優〕ハリー・ブライトン中佐(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
中村正[声優]トルコ軍将校(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
永井一郎ドライデン(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
滝口順平アーチバルド・マーレイ将軍(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
稲垣隆史(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
長島雄一(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
千田光男(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
遊佐浩二(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
阪口大助(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
伊藤隆大(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
水野龍司(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
手塚秀彰(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
佐々木梅治(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
田原アルノ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
桜井敏治(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
落合弘治(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
田中正彦(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
岸田森T・E・ロレンス(エル・オレンス)(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
新克利アリ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
北村和夫アウダ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
内田稔ファイサル王子(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
神田隆ドライデン(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
佐野浅夫ロード・エドマンド・アレンビー将軍(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
森山周一郎トルコ軍将校(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
宮川洋一ハリー・ブライトン中佐(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
井上孝雄T・E・ロレンス(エル・オレンス)(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
内海賢二アリ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小松方正アウダ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大塚周夫ファイサル王子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
鈴木瑞穂ロード・エドマンド・アレンビー将軍(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
穂積隆信ジャクソン・ベントリー記者(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
石田太郎ハリー・ブライトン中佐(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小林清志アーチバルド・マーレイ将軍(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大木民夫トルコ軍将校(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
たてかべ和也(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田中康郎(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
仲木隆司(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
上田敏也(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
有本欽隆(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
沢木郁也(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
龍田直樹(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
伊武雅之(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
幹本雄之(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
清川元夢(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
石井敏郎(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
飯塚昭三(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
石森達幸(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
緑川稔(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
村山明(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
長堀芳夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原作トーマス・エドワード・ロレンス「知恵の七柱」
脚本トーマス・エドワード・ロレンス
ロバート・ボルト
マイケル・ウィルソン〔脚本・1914年生〕(オリジナル脚本)
音楽モーリス・ジャール
撮影アーネスト・デイ(カメラ・オペレーター)
フレディ・ヤング(撮影監督)
ニコラス・ローグ(第二班)
製作サム・スピーゲル
特撮ウォーリー・ヴィーヴァーズ(ノン・クレジット)
クリフ・リチャードソン
美術ジョン・ボックス(プロダクション・デザイン)
テレンス・マーシュ
ジョン・ストール[美術]
ダリオ・シモーニ(ノン・クレジット)
ロイ・ウォーカー(ノン・クレジット)
ジョン・グレイスマーク(ノン・クレジット)
衣装フィリス・ダルトン
編集アン・V・コーツ
ノーマン・サヴェージ(編集補 ノン・クレジット)
録音ジョン・コックス〔録音〕
スタントノッシャー・パウエル(ノン・クレジット)
その他モード・スペクター(キャスティング・ディレクター)
あらすじ
第一次世界大戦中のシナイ半島。砂漠の民アラブ人は、民族国家の建設と近代化をいち早く達成したトルコに侵略されつつあった。アラビアの言語や文化に精通したイギリス軍のロレンス少佐は英国の敵ドイツと組むトルコをアラビア半島から駆逐するため、英土両軍が思いもつかない奇襲作戦でトルコの手に落ちたアラブ人の都市を奪還していく。ロレンスの行動の目的は単にイギリスの権益を守ることではなく、アラブ人に自信を回復させ、さらにはトルコ勢力一掃後のダマスカスを中心にアラブ民族の統一国家を樹立することだった。

かわまり】さん(2004-04-19)
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【クチコミ・感想】

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133.《ネタバレ》 長い。埃っぽい。女っ気ない。 名作だから見ておかねば、という気持ちで気合入れて見たが、「見たぞ!」という為に見たに過ぎない。 歴史に残る名作と言われているのに、あまり面白いと感じられない自分に減点かなぁ・・・ チェブ大王さん [インターネット(字幕)] 4点(2022-03-12 18:00:41)

132.もうこの雄大な砂漠をラクダと馬が駆けるシーンは、ただただ圧倒された。 いや~すごい!音楽もこの映像にふさわしい、壮大な感じで世界にはいりこんでしまいます。 「午前十時の映画祭」でスクリーンでみるチャンスがあったのに・・・惜しいことをしました・・。 へまちさん [DVD(字幕)] 8点(2021-02-28 20:51:15)

131.《ネタバレ》 なんといっても、ファーストシーン。映画館の大画面の中、広大な砂漠の中を進むシーン。これですよ。映画の醍醐味は。 にけさん [映画館(字幕)] 8点(2019-01-04 20:07:10)

130.砂漠といえば『眼には眼を』とこの映画を連想しそう。 壮大なスケールと映像美には圧倒される。 でも3時間半を超える長尺がそのまま長く感じられた。 感情移入できたときは長尺もまったく苦にならないので、ピーター・オトゥールのロレンスにハマらなかったということだろう。 飛鳥さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-02-24 00:01:56)

129.《ネタバレ》 砂漠の映像がとにかく美しい。いまどきのCG映画には絶対にない力があります。あれだけの名俳優たちの競演する長大な作品を砂漠でロケしたというのは、今考えるとものすごいことですね。 そして音楽がとにかくすばらしい。昔、「2001年宇宙の旅」のリバイバル上映を見に行ったときに、唐突に「休憩」という文字が画面に出てがっくり来たのですが、「アラビアのロレンス」は上映前や休憩中にも美しい音楽が用意されているのですね。 この映画は、私が学生のときに、女子たちの間でホモに関心があって、ホモ映画として愛好されていた思い出の作品です。当時は意味がよくわからずに見ていました。 大人になった今も理解できた自信はないのですが、私生児として生まれ、常に自分がよそものであるように感じ、誰にも愛されず、理解されずに生きてきたロレンスが、砂漠に居場所を見出せたように思ったが、結局砂漠にも居場所はなく、失意のうちに非業の死を遂げたという感じでしょうか。 前半は長いけれど、アラビアの衣装があまりにもよく似合い、砂漠で生き生きと輝くロレンスに引き付けられながら、長さを感じずに進行します。ピーター・オトゥールはまるでロレンスに同化したかのような演技です。 後半は見るのがつらくて苦しいです。 チョコレクターさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-03-10 21:20:24)

128.MyベストNo.1映画です。 この映画がきっかけで、映画ファンになりました。 監督、役者、脚本、撮影、演出、音楽のすべてがGODの領域です。 数えきれない映画史に輝く名場面の数々。 The 映画!Mr.映画! 『戦場にかける橋』で、 アカデミー作品賞含む7部門という快挙を遂げた監督デヴィッド・リーンと、製作サム・スピーゲルがこの5年後に再びタッグを組み、 この映画作品を生み出しました。 2015年に、『ロレンス』の唯一の存命者だった 準主役のオマー・シャリフが逝去し、 主要キャスト&スタッフはこれで全員星になりました。 でも映画の中では、 P・オトゥールもO・シャリフも永遠に生き続けるのです。 これを見ずに死んではいけないです。 ぶっちちさん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2015-11-29 12:22:28)

127.《ネタバレ》 「狂気が充満したような映画」、そう観終わりスクリーンを後にする時に思いました。この"狂気"とは、勿論、主人公であるロレンスが段々と狂気に染まっていくということでもあるのですが、それ以上に、この作品を評する一番の賛辞は"狂っている"と言うことだと強く思ったのです。つまり「素晴らしい」とか「美しい」とかのありきたりな美辞麗句を超えて、「こんな映画を撮れるなんてどうかしている!」という感覚こそが、この映画を評するのに最も相応しいかと。 主に前半部に見られる砂漠の映像美、合戦シーンのスペクタクル、作りこまれた巨大なセットや人間達、全てが古い映画なのに規格外で、それをコントロールし撮影しているのだと思うと、ついついため息と共に笑ってしまいました。だって、有名なシーンですが、広大な砂漠に映る蜃気楼からラクダを駆ってくる人間の姿が浮かび上がったりする。どんな忍耐力と集中力で撮影をしていたのか、想像できないです。唯々、驚愕するしかないシーンの連続。 また主人公・ロレンスの人物描写の巧みなこと。イギリスとアラブ、どちらにも属しきれない人間としての悲しさも非常に感じられましたが、その性格は、清廉であり残酷、勇敢であり臆病、理想家であり現実家、とあらゆる人間の側面を内包している。その上映時間の長さを活かし切った壮大な人間ドラマでした。 民朗さん [映画館(字幕)] 9点(2015-10-28 15:31:49)(良:1票)

126.《ネタバレ》 とにもかくにも超スケールの映像に圧倒される。 砂漠を渡るラクダ隊など大規模なシーンの連続で、これで興奮しないヤツは男じゃねえ!と言った感じだ。 戦争が進むに連れて次第に常軌を逸していくロレンス、というのも戯曲的でありがちだがまあ不自然ではなかった。 さすがに長過ぎるが、撮影の労力を考えるとカットするのが惜しかったのではないかと邪推する。気持ちは分かるので、オッケー。 ポン酢太郎さん [DVD(字幕)] 7点(2014-12-01 00:28:50)

125.時間の長さを感じてしまいますが、そこそこに面白い映画でした。 ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-09-16 19:42:38)

124.《ネタバレ》 ○いかにも超大作。果てしない砂漠で映像のみで見せる素晴らしさ。○アクションシーンも迫力あり楽しめる。○徐々におかしくなっていくピーター・オトゥールの演技も素晴らしかった。 TOSHIさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-23 11:16:14)

123.《ネタバレ》 再見。 個人的にリーンは「逢びき」といった女性映画の方が面白いが、本作も再見したことで見どころの多い作品だったことに気付いた。本作を見直そうと思ったのはデヴィッド・リーンがジョン・フォードの傑作「捜索者」を参考に本作を撮ったというエピソードを知ったからだ。 確かに砂漠の情景の壮大さ、夕陽といった自然の美しさ、奇襲を受ける瞬間の緊張と騎馬が雪崩れ込む馬のスピードと戦闘描写、銃を撃ちまくる異常性、人種差別問題、復讐の狂気に身を染めていってしまう孤独な旅人といった要素。リーンが実在したロレンスを描くのにここまでフォードの西部劇を手本にしていたということに驚く。 冒頭、男がバイクのエンジンをかけ、それにまたがり田舎道の向こうへ消えていく。 乗り手の視点でバイクは細い道を延々と走り続け、豊かな自然に包まれたのどかさ、そこを抜けた瞬間に拡がる開けた視界が一気に緊張をたかめ、上り続けるバイクのスピード、道の向こうから接近する対向車…! 木の枝に突っ込むもの、枝にひっかかるゴーグルが静かに語る「突然」の死。 そこから彼を知る者が群衆となって詰めかけ、口々に彼について語り「突然」ロレンスの過去へと飛ぶのである。 ラクダが闊歩する蒸し暑そうな外、それを余所に室内で地図作りに励む優男。 男は退屈な仕事に飽き、欲求を抑えられずにいた。ビリヤードの玉を「突然」弾き飛ばすような、地図を見るのではなくそこを自分の脚で突き進みたい、狭い室内から無限に拡がるかのように存在する砂の海原へ飛び出したい!観客も速くロレンスが砂漠に飛び出し暴れまわる姿を今か今かと待ちわびて。 マッチの火が消えた瞬間に「突然」その待ちに待った光景に切り替わる。 夜が明ける瞬間、砂、砂、砂が風に舞い絶えず動き続ける。それを幼気な処女のごとくキラキラした瞳で見つめるロレンス。ロレンスは劇中で度々顔を曇らせ独り葛藤をエスカレートさせていく。 実在のロレンスがそうだったように、ロレンスの中の異性が徐々に穢れていく様子を淡々とフィルムに刻んでいく。処女がSEXの快感に目覚めたように好戦的な戦士になっていく様を。 どんなに無精髭が生えようが、婦人が化粧をするようにそれを剃り、ドレスをプレゼントされた少女のようにはしゃぐ。短剣をアクセサリーのように掲げ、布を掴み笑みを浮かべながら楽しそうに走り、嫌らしい手つきで肌に触れる男に見せる拒否反応。 ラクダにまたがり、夜を超え、延々と進み続けた先で井戸をくみ上げるバケツが落ち「突然」やってくる地平線の彼方の黒い点。その不気味なゆらめきが徐々に近づき空気を一変させ、不意に抜き放つ銃撃! 岩の間から「突然」現れる複葉機、戦場を飛び交う機銃掃射と爆撃、成す術もなく蟻のように蹂躙される騎兵。 力を求める漢たちと夢を見つけたい旅人の出会い。利害の一致が固い絆に変わっていく。 漆黒の民アリとの憎悪を超えた友情、アラブを駆け抜ける荒くれ者アウダ、喰えない王子ファイサル、アレンビー将軍を始めとする曲者揃いの軍人たち。 ピクニック気分の行進がやがて隊列を整え、咆哮し、駱駝も馬も大地を駆け抜ける大軍団にまで成長していく! 指揮棒は挨拶代わりにコンパスを取り上げ、眠りそうな者を叩き起こし、床を叩き客人を歓迎し、振り下ろされ騎馬の大群を雪崩れ込ませる! 駱駝の群が寝そべる静寂、太陽が照り付け、砂塵が舞う砂漠を裸足で歩み続け荷物を一つずつ捨て、吹き出す汗とこびりついた砂が語る絶望。 軍服からまっさらな衣装に身を包むことで「同胞」として受け入れられ、そしてロレンスもそれを受け入れる。 盛大な歓迎、岩をよじ登り遠くの敵陣を眺めるワクワクするような瞬間、突然の殺人と処刑、哀しき対面と銃撃。投げ捨てたものに群がる仲間に向けられる複雑な視線。 基地を制圧される瞬間を上から見下ろす視点で捉え続け、基地を奪われた無力さ・砂浜でたたずむ姿によって描かれる達成はロレンスのもの。 「女狙撃兵マリュートカ」を彷彿とさせる砂漠から本物の海原にたどり着く光景。 後半はとにかく流血が強調される。 記者が探し求める人間は線路を爆破し汽車を横転させる!砂上からの一斉射撃、斜面を駆け降りる人の群れが車両を蹂躙する。 生き残りに一撃を浴びせカメラを打ち砕く頼もしさと野蛮さ、横転した列車の上を歩き回り歓声を浴び、馬の大群が一斉に飛び出し砂漠を駆け抜ける。 破壊の跡に残された瓦礫、遺体の山、疲れ果てた一団。そこに追い打ちをかける瞬間に高揚感は消え失せ、暴力と狂気が強調される。 追撃と野戦病院の惨状、ビンタを喰らい力なく崩れ去り、別れを惜しむように車上で立ち上がってしまう姿。 すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 8点(2014-01-21 23:50:23)

122.《ネタバレ》 映像作品としては素晴らしい。そして、ラクダやお馬も頑張っていてかわいい。しかし、いかんせんストーリーが。。。戦争での英雄は個人的には認めたくない。ただ、「これぞ映画!」と自信を持って言える作品であることは確か。 いっちぃさん [地上波(吹替)] 6点(2013-10-26 23:12:14)

121.ストーリーとしてはやたら長いし好きではありませんが、 なんといっても映像が迫力満点なんです! 他の方もおっしゃってますが、 めちゃくちゃ引いた状態でちっちゃくラクダが行き来するところや、 馬やラクダで一斉に突入するところ、 これはぜひ映画館の大スクリーンで観てほしいですね。 ここはもう興奮します。すごい。 らんまるさん [映画館(字幕)] 4点(2013-07-08 23:41:32)

120.私が学生の頃、ローマの休日や風と共に去りぬなど名作と呼ばれる映画が何度なく再上映されていた。このアラビアのロレンスもそのひとつ。広大な砂漠と印象的な音楽、その雄大さはスクリーンで見れば一入である。後にDVDを購入するまで記憶に焼き付いていた映画だ。 ESPERANZAさん [映画館(字幕)] 7点(2013-05-04 13:24:19)

119.これぞ名画!と言われているのが良く分かる映画の中の映画という感じの映画でした!(何回映画って言うねん) アキラさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-01-04 02:00:12)

118.横長のスクリーンの下から3/5が白い砂で上が水色の空。その端っこから、小さい小さいラクダに乗った人影が現れて、あまりの雄大さにおお、とため息がもれました。映画の映像の力が炸裂している前半はとても魅力的、アラブのキャスティングも存在感大。後半、人が変わったようなロレンスの心情が理解しきれなくてちょっと残念。後の評価が毀誉褒貶するロレンスという人となりを、もう少し良く知りたかった。 tottokoさん [映画館(字幕)] 7点(2012-09-30 01:21:04)

117.《ネタバレ》 とにかく長い!主役のピーター・オトゥールの声質がセクシーだった。アラブ・イギリス・トルコの戦争の情勢が分からないので、理解度は低かった。ロレンスの熱意は並大抵ではなかった。 VNTSさん [インターネット(字幕)] 5点(2012-08-17 20:29:49)

116.ドイツ側につくトルコに対しアラビアを支援した英国将校T.E.ロレンスの砂漠の世界。 金髪碧眼に白衣のロレンス(ピーター・オトゥール)と夜の色の髪と目、黒装束のアリ(オマー・シャリフ)の組み合わせの妙。 精悍で芯のあるアリは時に不安定なロレンスを支える影のようでもある。 脇もアンソニー・クイン、アレック・ギネス、クロード・レインズらで固められるが、主役はやはりどこまでも広がる砂漠か、茫々として美しく、蒼穹が映え朱の落日を包む。 ストーリー以上に映像表現に力がある前半は特に魅力。 風に舞い砂紋を刻む砂獏は有史以前から在り、地平線の彼方から現れるアリは芥子粒のようだ。 人間の野望や思惑などはその中にあっては何と矮小なものか。 エキストラを使った大規模な戦闘シーンも動物の縄張争いと変わらぬ気がする。 歴史上の英雄は侵略者でもあり、ガシムを救うため「運命などない」(NOTHING IS WRITTEN)と叫んだ彼が歴史に書き込んだものは、彼が真に望んだものであったのか。 そのガシムも自らの手にかけねばならぬアイロニー。 目に見えぬ力に翻弄される彼への思い入れを拒絶するかのような監督デヴィッド・リーンの冷徹。 志半ばで燃え尽きたかのようなロレンスに観客も長旅を終えた気になる。 来年は製作50周年を迎え、共に30才であったオトゥールとシャリフも齢(よわい)80となる。 レインさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2011-10-20 07:00:00)

115.砂漠の織りなす圧倒的な叙事詩。画面がいちいち由緒正しい正統派で、広大な曲線、地平線、人間や駱駝の点在感が気持ち良い。空色の、あぶない眼をもつ異形のアラブ人ならずとも、この寂寥と暴力の自然の戦略に絡め捕られては、自らを単純化へ単純化へと駆り立て、いよいよ魂抜かれてしまうのでした。 ねこひばちさん [DVD(字幕)] 7点(2011-02-15 00:09:03)

114.《ネタバレ》 まさに大作の名にふさわしい作品 壮大な砂漠の光景を美しく(時には残酷に)描いた内容は、ロレンスの生きざまと重ね合わせ、深くそして静かに進んでいきます 3時間超えの時間もこれだけの内容には必要な長さであったかと  ただ観るのにそれなりな覚悟を必要な気もするので気力・体力とも充実してるときにご鑑賞を(笑) Kanameさん [ビデオ(字幕)] 7点(2011-02-11 19:33:29)

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【点数情報】

Review人数 133人
平均点数 7.95点
000.00% line
110.75% line
200.00% line
321.50% line
443.01% line
596.77% line
6107.52% line
72518.80% line
81612.03% line
93425.56% line
103224.06% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.85点 Review7人
2 ストーリー評価 7.45点 Review11人
3 鑑賞後の後味 6.62点 Review8人
4 音楽評価 9.38点 Review13人
5 感泣評価 3.85点 Review7人

【アカデミー賞 情報】

1962年 35回
作品賞 受賞 
主演男優賞ピーター・オトゥール候補(ノミネート) 
助演男優賞オマー・シャリフ候補(ノミネート) 
監督賞デヴィッド・リーン受賞 
撮影賞フレデリック・A・ヤング受賞 
作曲賞(ドラマ)モーリス・ジャール受賞 
音響賞ジョン・コックス〔録音〕受賞 
美術賞ジョン・ボックス受賞 
美術賞ジョン・ストール[美術]受賞 
美術賞ダリオ・シモーニ受賞 
脚色賞ロバート・ボルト候補(ノミネート) 
編集賞アン・V・コーツ受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1962年 20回
作品賞(ドラマ部門) 受賞 
主演男優賞(ドラマ部門)ピーター・オトゥール候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)アンソニー・クイン候補(ノミネート) 
助演男優賞オマー・シャリフ受賞 
監督賞デヴィッド・リーン受賞 
作曲賞モーリス・ジャール候補(ノミネート) 

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